以前から購入を予定していた国内ETFの「NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信[ETF:1577]」を初購入しました。
というか思いのほか株価が下落したため購入できてました。
今年初のNISA枠での購入です。少額ですが。
日本株高配当70連動型上場投信とは
日本株高配当70連動型上場投信とは国内に上場する全ての普通株式のうち、予想利回りの高い70銘柄で構成される等金額型指数に連動することを目指すETFです。
TOPIXや日経225、JPX400など時価総額加重型指数や株価平均型指数と異なり高配当70銘柄の等金額型指数に連動するETFになります。
イメージとしては70高配当株式資産均等型でしょうか。
(実際には目論見書などに記載があるように均等ではありませんが)
高配当株への投資について
高配当株は既に事業が成熟していて安定した収益を得ることができる企業が多くなります。
そのため安定した配当収入が得られる反面、株価の変動による収益期待はTOPIXや日経225などの指数と比べると相対的に低くなります。
景気拡大期のインカムゲインはそこまで期待できないですが景気後退期の安定運用は期待できるんじゃないかと考えています。
配当については企業の業績が悪くなると減少することがありますが70銘柄へ分散投資することで多少はリスク軽減に繋がることでしょう。
現在の業種別配分について
2015年8末現在の業種別配分は以下のようになっています。
業種 | 純資産比 |
銀行業 | 11.0% |
医薬品 | 10.4% |
卸売業 | 8.0% |
情報・通信業 | 7.6% |
輸送用機器 | 7.5% |
その他の業種 | 55.3% |
その他の資産 | 0.2% |
高配当といえば電気・ガス業などのイメージがありましたが銀行業や医薬品などのセクター比率が高いようです。
まあ定期的に組入銘柄は見直しがかかるので業種別配分はさほど気にしなくても良いのかもしれません。
分配金利回りについて
直近1年の分配金からみた現在の期待利回りは約2.4%程度になります。
TOPIXや日経225などのETFが1.5%前後であることを考えると良い利回りになっています。
運用コストは約0.35%とTOPIXや日経225と比べると若干高いですが分配金利回り差を考えるとそんなに悪くない水準じゃないでしょうか?
期待配当利回りが約2.5%超えるようであればコツコツ買っていこうかと思っていましたが、思ったより株価が下がったことにより約定しました。
約定メールが飛んできた時はちょっとビックリしましたが日経平均を見てさらにビックリといった所です。
国内株式比率がだいぶ上がったので先進国株式も少し割合を増やしたいのですが為替水準が気になることもあり購入が進んでいません。
本格的に株価調整に入ったのでしょうかね?