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いろいろ多い債券のザックリとした分類と種類について


少し債券について調べたものの思ったより多い債券の種類。

といっても私なんぞが投資する範囲は限定されてるんだろうという事でネット証券で主に扱っている債券の分類や種類についてザックリと分類から確認してみました。

債券の分類について


wikipediaなどを見ると債券についてはいくつかの観点から分類わけされるようですが主に個人投資家がネット証券で投資できる範囲については以下の分類を意識しておけば良さそうな感じです。

発行体による分類


債券を発行する主体による違いで国債、地方債、社債などが主な分類になります。

発行体により債券の信用リスクが異なることもあり一番分かりやすい分類わけかもしれません。

流通タイミングによる分類


債券が発行されるまでと発行されてからで新発債と既発債にわかれます。

債券が市場に流通すると償還日までの期間や需給バランスにより価格が変動するため既発債については最終利回りが変動することになります。

債券形態による分類


定期的に利子が発生する利付債、利子が発生しない代わりに額面より安く購入できる割引債が主な分類でしょうか。

他にも株式に転換できる債券などもあるようです。

ネット証券会社で主に扱っているのは利付債になりますが、転換社債もときどき扱っているみたいですね。


償還期限による分類


債券が償還される期間によっても以下のように分類されるようです。

短期債:1年未満
中期債:1~5年程度
長期債:5~10年程度
超長期:10~30年程度

償還期限以外の条件が同じ場合は、一般的には償還期限が長い程利回りが良くなります。

通貨による分類


払込や償還、利払の際に使用する通貨によっても分類がわかれるとのこと。

全て円で扱う場合は円建債、全て外貨の場合は外国通貨建債、二種の通貨で行う場合は二重通貨建債ということのようです。

二重通貨建債には払込金・利払金が日本円、償還金が外貨の場合をデュアルカレンシー債といい、払込金と償還金が日本円、利払金が外貨のものをリバースデュアルカレンシー債と呼ぶそうです。

まあいろいろな分類わけがあり種類も多いということですね。


ほかにも細かな分類があるようですが個人が投資を行い場合はこれくらいザックリとした分類分けで支障ないかなと思っております。

債券インデックスファンドでは主に利付債を中心に異なる期間や発行体で分散しているということになるのかと思いますが、債券には他にもいろいろ種類があるという事を知っといても良いかもしれません。

ザックリした所から入って細かい違いは必要になったら追々覚えていこうかと思います。