今年の8月末に株価が乱高下したのですが、指数への投資とはいえちょっとしたキッカケで基準価格が大きく変動してしまいます。
8月末は極端なケースとは言え普段どれくらい基準価格が変動しているのか興味本位で少し確認してみました。
TOPIXの場合
幅広い銘柄に分散しているため大きな変動がないであろうTOPIXについてまず見てみました。
「MAXIS トピックス上場投信[1348]」を参考に週足の終値と高値、安値を折れ線グラフで表しています。
まあそこそこ幅があるんでしょうか?ちょっと分かりにくいので前週末の終値に対して高値、安値がどれくらいの比率で変動しているのか見てみます。
7月前半と8月末は極端ですがだいたい前週比±2%くらいの幅に収まっているようですね。
今年前半の上昇期においても前週末終値の-2%くらいで購入できるケースもあるようです。
これは意外な感じ。
J-REITの場合
他もちょっと確認してみようかと思い「(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信[1343]」を参考にJ-REITも見てみます。
グラフはTOPIXと同じ要領で、期間も同じですがJ-REITは下落傾向でした。
これもチョット分かりにくいので同様に前週末終値に対する比率で見てみます。
まあ似たような感じなんでしょうかね。結構変動しているものです。
S&P500の場合
ついでに「SPDR S&P500 ETF[1557]」を参考にS&P500を見てみます。海外の指数なので日本時間には変動が少なそうですがどうでしょうか。
需給の問題もあるんでしょうけど似たような感じですかね。
またヘンな事を調べてしまったな…という感じですが、上昇局面でも前週末比-2%くらいの水準で結構買えたりするようですね。
8月末の乱高下の時は連日数パーセント変動しており自動積立ての場合は変に高い所で購入するケースもあった訳で、機械的に積み立てるのもどうなのかなあと思い少し調べてみました。
投資信託の積立てとETFはそれぞれ良い所と悪い所があるようですがボラティリティが大きい時は国内ETFで慎重に積み立てるのも良いかもしれません。
まあ長い目で見ればあんまり変わらないんだろうけど。
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