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リスク資産と無リスク資産の比率を再び考える


とりあえず悩みながらではありますが資産別の投資対象もどうにかこうにか決まってきました。

そこで各資産の比率やアセットアロケーションなど全体的な話を改めて再確認してみようかと思います。

まずリスク資産と無リスク資産の比率ですが、これはさすがにもうちょっとマジメに決めておいた方が良いと思っていたのでまずはリスク資産と無リスク資産の割合から考え直してみようと思います。

そもそも比率は固定が良い?


リスク資産と無リスク資産の比率を前に考えた時、少しモヤモヤしてたのが比率は固定するのが良いんだろうかという点でした。

とりあえず固定的に決めてしまっていましたが、リスク資産の比率にもこれ以上下げたくない「下限値」とこれ以上は上げられない「上限値」があるんじゃないかなと思い、ちょっとその辺りを探ってみることにします。

リスク資産比率の下限


資産運用の目的や目標に左右されそうですが、個人的には結局のところ資産運用の最低限の目的はインフレ率を上回るという事なんだと思います。

そう考えると現時点の日本銀行のインフレ目標である2%が目安となるんでしょうか。

.・・・まあ難しい所ですがとりあえず年率2%が最低ラインだとしておきます。

そこで期待リターンが年率2%となるよう、現在のアセットアロケーションの比率のまま無リスク資産とリスク資産の配分を「myindex」から調整してみると以下のようなバランスになりました。


無リスク株式債券不動産純金リターンリスク
国内先進国新興国国内先進国新興国国内先進国新興国
下限80.00%1.00%7.00%3.00%0.80%2.00%2.00%0.60%1.60%1.00%1.00%2.00%3.10%

なかなかキリが良い数字ですね。

期待リターンはあてにならないと言われていますが他に妥当な決め方も思いつかないため20%を下限値としておきましょう。

リスク資産比率の上限


こちらはリスク許容度から決めていけば良いでしょう。

リスク許容ですが現時点の資産総額から考えて10%くらいかなと思っています。

再度ゴニョゴニョやってみるとリスク資産が65%でリスクが約10%となるようです。


無リスク株式債券不動産純金リターンリスク
国内先進国新興国国内先進国新興国国内先進国新興国
上限35.00%3.25%22.75%9.75%2.60%6.50%6.50%1.95%5.20%3.25%3.25%5.80%10.20%

思ったより低いんだなという印象ですが上限は65%にしておきます。

結構幅があるようです


リスク資産の比率が20%~65%に収まるようにと考えるとこれは結構幅が広い感じですが、20%を下回るとリスクを取らなすぎ、65%を超えるとリスクを取り過ぎと考えて行こうかなと思います。

で、この広いレンジの中どの程度の比率で運用していくのが良いのだろうか・・・また悩み事となりそうです。

リスク許容度を考えることはとても大事なんでしょうけど、許容度やリスク資産と無リスク資産の割合を固定的に決めた所で常に許容度MAXで運用する必要もないんだろうな、ということをボンヤリ考えていました。

じゃあ最低限どれくらいの比率でリスク資産を保有するのが良く、最大でどれくらいまで保有しても問題ないか少し考えておきました。

この決め方だとインフレ率や資産総額により上限下限が変わるわけですが、その辺も時々点検しながら運用していくこととしましょう。

で、今のリスク資産の比率を見てみると約14%...

もうちょっとリスク資産の比率を上げるのがよさそうです。