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気になるバランスファンドの騰落率と純資産総額推移も比較してみた

2015年07月のバランスファンド騰落率など

[8月以降の情報はこちら]

前回に続き有名なバランスファンドについて基準価格の騰落率や純資産総額の推移について比較してみました。

前回同様に、1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月と比較期間は短めです。

バランスファンドはファミリーファンド方式で運用していることが多く、純資産総額はマザーファンド側も加味する必要がありますが、多少の人気や傾向は知ることができると思います。

また、有名なバランスファンドに加えて「ターゲットイヤー型」、「ファンドラップ型」、特別枠として現在人気のあるファンドについても参考として比較しています。

この辺になると分配の頻度が違ったり運用が複雑だったり単純に比較できないところがありますが、世間的には良く投資されているようで比較対象としてあげています。

なお、ファンド名称はヤフーファイナンスに登録されている名称と同じです。



各カテゴリは以下のような基準で分けています。

バランス型について



複数の資産に決められた割合で投資しているファンドを対象としています。

メリットは少額から幅広い資産に投資が出来ることやリバランスがファンド内で自動に行われることなどで、デメリットとしては複数資産への投資比率を好きなように変更できないことや、ファンドの資産配分変更により購入時に想定していない投資比率になることなどがあげられると思います。

比較的低コストで幅広く投資が行える事から、個人的にもいくつかのファンドを保有しています。


ターゲットイヤー型について



目標とする時期に向けて段階的に資産配分を変動させるファンドを対象としています。

運用期間中、運用初期はリターンを重視しリスク高めな資産配分として目標とする時期に近づくにしたがいリスクが低くなるような資産配分となるような方針で運用されています。

比較した結果からも残年数が少ないほど基準価格の変動が少なく(低リスク)、残年数が長いほど基準価格の変動が大きい(高リスク)結果となっているように見えます。

各年代での資産配分の比率が許容できる場合は良いファンドかもしれません。

ファンドラップ型


良く目にするのでファンド名からファンドラップだろうというファンドを対象としました。

一般的には投資一任運用サービスと呼ばれており主に富裕層をターゲットしていた商品が小口化されたもののようで、目論見書を見た感じでは各資産クラスへの投資比率だけ決めておいて、各資産内の運用はアクティブに行うファンドのようです。

バランス型などと違い、インデックスを上回るパフォーマンスを目指すことからアクティブ型のバランスファンドという認識で良いのかもしれません。

アクティブに運用する分、運用コストも高く設定されており、短期のパフォーマンスも目立って良いわけでもなさそうですが、純資産はバランス型と同じ程度となっています。

ネットでいろいろ調べてもネガティブな意見が多く、わたしも人気化が良くわからなかったです。


特別枠


某ネット証券で上位にランキングされているファンドを対象としました。全て毎月分配型のようですね。

毎月分配型なので基準価格の騰落率はすごいことになっていますが、純資産もすごいことになっています。

実質リターンが気になります。