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純金積立は本当に良い投資方法なんだろうか

純金積立の考察

現在アセットアロケーションにおいて純金に5%配分しています。

ちょっと比率が多いかなと思いつつも先々になってなんで純金に投資してるんだっけかな?とならないように整理しておこう思います。

純金投資のメリット


これまで不況時やインフレ時において資産保全を目的として純金が選択されることがありました。

純金はその希少性の高さや、株式や債券と違い本質的な価値が特定の企業や国の景気に左右されにくい特性から今後も同様の傾向が見られる可能性が高いと考えています。

また純金は株式や債券との相関が低いといわれており、ごく一部の資産を純金に投資することで分散投資の効果も期待できます。

わたしの場合は伝統的アセットとの相関から分散効果を期待してリスク資産に対し一定の比率となるように積立てを行っています。

純金投資のデメリット


純金そのものは利益を産まないので販売手数料や運用コスト分は確定で資産が目減りしてしまいます。

比較的運用コストの低いETFで積立を行っても年率で0.5%前後のコストが発生してしまい、ある程度金価格が上昇しないと元本割れしてしまいますね。

また為替の影響を受けるため為替リスクが存在します。

メリット、デメリットそれぞれありますがインフレ対策として多少は保有していても良いんじゃないかなと個人的には思います。


純金に配分を行っている理由は伝統的なアセットと相関が低いという点が大きいのですが、現金で待機させててもいいんじゃないかという思うところもあります。

でもまあ主要先進国は当面の間金融緩和気味の政策を取ると予想されるのでインフレ対策として価格が下落したときにちょっとづつ積み立ててみようと思います。

決して9資産だとキリが悪いので10資産にしたという訳ではないですよ!

ちなみに現在は「純金上場信託(現物国内保管型)[ETF:1540]」で積立てを行っています。

*時々純金積立ブームが発生するようですね