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ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)が出るらしい

ニッセイの4資産バランスファンド

ニッセイインデックスシリーズにバランスファンドが設定されるとのことです。

ついにというかやっとというかニッセイインデックスシリーズで分散効果が期待できるバランスファンドがニッセイから設定されるということで早速内容を確認してみました。

ファンドの概要


EDINETで確認したところ、

a 主な投資対象
ニッセイ国内株式インデックスマザーファンド、ニッセイ国内債券インデックスマザーファンド、ニッセイ外国株式インデックスマザーファンドおよびニッセイ外国債券インデックスマザーファンドを主要投資対象とします。
なお直接、株式、公社債等に投資を行う場合があります。
とあり国内株式部分はTOPIXに連動するようですね。

で運用コストですが。
(3)【信託報酬等】
① 信託報酬の総額は、ファンドの計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に年0.3672%(税抜0.34%)以内の率(以下「信託報酬率」といいます)をかけた額とします。
とびっくりするぐらい低い!バランスファンドなのに国内ETFに近い水準ですね…これはSBI証券だと投信マイレージサービスの対象となるんだろうか?

というかニッセイはほんとうに低コストにこだわっているようです。

国内株式比率はどうか


これだけ運用コストが低いとそれだけで魅力的なのですがちょっと国内比率が高いのが個人的には気になります。

株式部分だけ考えると国別の比率は以下のような感じになるのかな。

4資産均等型の国別構成比率

3/4程度が日本とアメリカとなってしまいました。

比率だけでいうとドイツよりトヨタ自動車の方が高くなるんでしょうか。個人的にはここまで国内比率が高くなるとちょっと悩ましい感じになります。

ちょっとシミュレーション

4資産均等で運用しみたらいったいどんな感じなるんだろうか暇なので確認してみることに。
4資産均等型の価格推移イメージ
まあマイルドになってるんでしょうかね。

しかしこうやってみると国内債券は本当に安定しているなあ。


ニッセイ発のバランスファンドはシンプルかつ低コストで良い商品なんですが個人的にはどうしても国内株式の比率が高すぎるように感じました。

そのためコア部分として購入することはないかと思います。

今後アセットアロケーションを調整するとき対象の4資産の比率がたまたまちょうど良い感じで低い比率であれば選択肢として考えてみたいと思います。

個別に買うより管理もシンプルになりますしね。

とりあえず当面は運用状況を見てみたいと思います。