債券についていろいろ調べたりしているなかで興味深い記事を見つけました。
シリーズ物でいくつかポイントがあるのですがその中で「債券ファンドは買ってはいけない」という記事があります。
もう買っちゃっている訳なんですが、ちょっと内容を見てみました。
買っちゃいけない理由?
ザーッと見てみた所、買ってはいけない理由としては、
・価格が変動することでリターンが約束されない
・いろいろな債券を組み合わせるために利回りが下がる
の2点になるのでしょうか。
1点目ですが債券自体は満期まで保有していれば決まった利回りで運用ができる(フィクストインカム)という事で、2点目はリスクや満期までの長さが異なる債券を組み合わせるためそれらの平均的な利回りになるという事のようです。
まあ確かにそうなんだろうなと思いますが、2点目については実際どの程度違ってくるんでしょうかね。
年限による利率の違い
個人的に2点目が気になったので債券のインデックスファンドについて確認します。
まずは国内債券、ファンドはどれでも良さそうですがSMT国内債券インデックスファンドの運用報告書を見てみると、利付国債だけみても
2年:0.1~0.2%
5年:0.1~0.6%
10年:0.6~2.0%
さらに長い期間だと2.0%~という感じで確かに差がありますね。
地方債や公社債などその他債券もありますが、国内債券だけみても長期投資という観点からは2年限の債券をそこまで組み入れる必要があるのか考えてみても良さそうです。
海外債券も利率は違いますが同様です。
これは長期で考えると結構な差になりそうですね。
話半分な所もありますが
基本は以下の書籍の紹介記事のため少し煽り気味な内容なのかもしれませんが確かに長期の運用を行うにあたり債券ファンドではなく中・長期の債券中心で運用を行うのも良いように感じました。
証券会社が売りたがらない米国債を買え!
アマゾンでのカスタマーレビューでも評価が分かれているようですが近所の図書館に蔵書があるようなので、時間がある時に読んでみようかと思います。
まあそんなにウマイ話などないはず。
どこか落とし穴もありそうな気もしますが債券についていろいろ調べてみようかと思うキッカケになりました。
一口に債券とはいえ資産全体のバランスのために運用したいという考え方からは長期の債券そのものを満期まで持つという方法が合っている気のかもしれません。
一方で資産の分散や複利効果、流動性という意味では債券ファンドが良いようにも思います。
なんか深みにハマりそうな気もしますがもう少し債券について調べてみようかと思いました。
外国債券は不要なんだろうか?
外国債券は為替リスクが大きい?
債券もいろいろあるようです