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必要か不要か意見の分かれる外国債券について取り扱いをどうするか


結構な割合で保有している外国債券ですが、外国債券はいくつかの理由でアセットアロケーションには不要ということも言われているので、今後どうしようかなという所も含めて現時点での整理をしておきます。

まあちょっと保有割合が高いので少々不安になったというわけですね。

外国債券が不要と言われるわけ


どうも外国債券については、
  1. 国内債券と外国債券の期待リターンは同じ
  2. 為替リスクを負う割に期待リターンが低い
  3. 国内債券とくらべ運用コストが高い
という主に3つの理由から不要と言われているようです。

「2」についてはどうせ為替リスクを負うなら株式がいいのではないかという事なんでしょう。

「1」、「3」については昨今少しづつですが状況が変わってきているようにも感じております。

インフレ対策としての外貨資産


外貨建て資産については、インフレ対策として有効な資産とも考えています。

今現在、インフレ傾向かというとそうでもない感じですが長期的に見た場合、デフレに進むかインフレに進むかと考えるとインフレに進む可能性が高いと思っています。

これまでデフレ傾向で進んでいた事もあり為替リスクがマイナスの影響を与えていましたが、今後も同様の傾向が続くかどうかはなんとも言えない所があります。

国内株式や不動産でインフレ対策というのもあるのですが分散という意味で外国債券を入れるのもいいんじゃないかなと。

期待リターンは同じとしてリスクは


債券の主なリスクは金利変動リスクや信用リスク、海外債券の場合それらに加え為替リスクとなるのでしょうか。

この中で信用リスクを考えると、国内債券が長期的にこれまでのような低いリスクのままというもの考えにくいかなと思います。

アセットアロケーションも同様の考えから国内資産の比率を低くしていますが、長期的に国内資産が現在と同じような信用リスクが低い状況がいつまでも続くとも思えないなと思っております。

債券資産に求める安定性


でも外国株式でいいんじゃないかという話もありますが、価格変動リスクが多少なり違ってくるのかなと思っています。

為替リスクは仕方ないけど価格変動リスクは少し抑えたいという背景から外国債券については現状保有していても良いのかなと思っています。

これについてはリスクを抑えた株式ETFなどで代替するという考え方もあるかもしれません。
強く「必要」とまでは言えないけど「不要」とまでも言えないので適当に分散させとくか、という消極的な理由ではありますが引き続き個人的には外国債券はアリ、という事で進めたいと思います。

という訳で、少し円安が進んでいる気もしますが、ちょっと円高に触れたら外貨資産として外国債券も購入していきたいなと。

ツラツラと考えを書いてみましたが、早い話が良くわからないので無難に分散させとくかと言う所ですね。

安易に決めていいのかな?と思う一方である程度のユルさも必要なんだろうという事で当面の結論としたいと思います。

さて長期的にどうなることやら。

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