ファンド名からはそこまで人気化している理由が分からない所ですが概要について確認してみました。
ファンドの概要
国内株式の中からPERやROE、その他様々な観点で割安と判断される30~50程度の銘柄に投資を行うファンドのようです。
国内株式への投資に加え為替取引の活用も行うようで、対象通貨は6通貨、通貨を選択しないコースを加えた7つの種類を持つファンドのようですね。
コスト面では、
購入時手数料 :3.24%(*1)
信託財産留保額:なし
信託報酬 :1.719%程度
信託期間 :~2021/04/12
収益分配 :毎月
(*1)SBI証券で1000万円未満(金額指定)の場合
コスト面からはちょっと見ているだけになりそうです。
「分配金」と「通貨選択型」が人気の秘密?
やはりというか人気の毎月分配型のようです。
毎月分配型については好き好きになるんだと思いますが「通貨選択型」も人気の理由なんでしょうかね。
選べる通貨は
- 円(通貨選択なし)
- ブラジルレアル
- 豪ドル
- アジア3通貨
- 米ドル
- メキシコペソ
- トルコリラ
と人気処をおさえている感じです。
日本株を厳選した上で、為替リスクを取って高リターンを目指すという事なんでしょう。
でも為替リスクを取る必要はあるんだろうか?
通貨型による差はどんな感じ?
いくつかの通貨選択パターンがあるためそれぞれのファンドを比べてみるのも面白そうだということでちょっと見てみました。
選択通貨により分配金が違ってくるので単純比較はできませんが、基準価格で見るとブラジルレアルコースを除き思ったほどは大きな差がない感じです。
分配金を加味するとアジア3通貨コースが一番パフォーマンスが良いのかな?
なかなか興味深い基準価格の推移です。
国内株で厳選した上であえて為替リスクを取る必要はあるのかなという気もしますが、外国為替証拠金取引などで対象通貨を個別に買ったりしている場合は課税面でのメリットが感じられるという事なんだろうか?良く分かりませんが。
でもやっぱり株式のリスクと為替のリスクを分けて扱った方がいいんじゃないかなと思いますが人気化するということは需要があるということでしょう。
個人的には経過を見ていくのに興味深いファンドとなりそうなので変動の大きいブラジルレアルコースなどは時々見てみるのも良いかなと思ったりします。