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そこそこ保有しているSMTインデックスバランスオープンの運用状況を見てみました


SMTインデックスシリーズの運用報告書が更新されました。

実は現在保有比率が一番高いSMTインデックスバランス・オープン。

現時点ではパフォーマンスがいまいちな状態ですが運用状況からどんな感じなのか簡単に確認してみました。

ファンドの概要


国内外の9資産に投資を行うバランスファンドで以下のような資産配分となっています。

国内株式  : 4%
国内債券  : 4%
国内リート : 2%
先進国株式 :22%
先進国債券 :22%
先進国リート:11%
新興国株式 :14%
新興国債券 :14%
新興国リート: 7%

リート比率が20%と高かったり、海外債券の比率が36%と高かったりと評価が割れそうですが、お手軽に幅広い資産に投資が出来るバランスファンドとなっています。

地域別の比率はGDP総額の比率を参考に動的に見直しを行うようです。

コスト面では、

購入時手数料 :なし(SBIネット証券など)
信託財産留保額:0.1%
信託報酬   :0.50%(税抜)

となっており、第2期(2014/04/21~2015/10/20)の運用報告書から実質コストを確認したところ、

38÷(26÷0.5%)=0.73%

くらいのようです。

幅広く分散投資されているのですが


9資産に幅広く分散投資されていますが第2期の騰落率は-5%とあまり芳しくないようです。

そこで簡単にここ1年くらいの各資産の価格推移を見てみました。



ああ、やっぱりというか新興国資産の影響が大きいですね。

ここ1年では主に国内資産が上昇していますが「SMTインデックスバランスオープン」は国内比率が10%程度と低いため結果的にパフォーマンスが悪くなっているようです。

まあ長期的に上がることを期待してみたいと思います。


個人的にもそこそこの割合で保有しているので今後の運用に期待していますが、不安定な新興国の状況と結構円安に進んでいると思う為替水準からしばらくはパフォーマンスが良くない状況が続くのかなとも思っています。

まあでも時価総額比やGDP比のバランスファンドは長期で見ると平均的なパフォーマンスを上回る確率が高いのだろうと思っているので気長に保有してみたいと思います。

新興国資産も長い目でみればそのうち上向きになることでしょう。

*「第3期の運用報告書」を確認してみました