業種別ETF(TOPIX-17)はもう少し人気があってもいいと思うのですが

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アクティブファンドなどでは特定の業種やテーマを対象としたファンドが人気になったりもしているようですが、国内ETFのうち業種別の指数に連動する事を目標としたETFもあるようです。

いまいち人気(出来高)がないようですが少しだけ購入してみようかなと思う所もありちょっと状況を見てみました。

業種別ETFについて


東京証券取引所に上場している企業を17の業種でわけた「TOPIX17業種別指数」に連動するETFです。

17業種はちょっと多いように思うのですがwikipediaなどを見てみると通常「業種」という場合は33業種に分類した区分を指すことが多いようです。

33は細かすぎるので少しまとめて17の業種に集約した株価指数に連動するETFのようですね。

現在、NEXT FUNDSシリーズとダイワ上場投信シリーズとしてTOPIX17業種別指数に連動するETFが上場しているようです。

あまり人気がありません


個人的には業種別のETFも場合によっては便利なように思いますがいずれのTOPIX17シリーズも出来高がとても少ないようです。

信託報酬についてはNEXT FUNDSが0.32%(税抜)、ダイワ上場投信が0.18%(税抜)と比較的低コストとなっており、特定の業種に少額から分散して投資できるので便利だと思うんですが…

業種数が細かすぎるのか荒すぎるのか、はたまた別の要因があるのか多くの方からあまり魅力的に映らないETFなんでしょうかね?

業種別に結構変動幅が違うようです


17業種別にETFが設定されていますが、それぞれの変動幅はどれくらい違うもんだろうかと、今年の始めから現時点での変動幅をちょっと見てみました。

どちらかというと出来高が多いNEXT FUNDSのTOPIX-17シリーズで確認しています。

コード銘柄名最大最低
1617(NEXT FUNDS)食品上場投信 31.86%-3.14%
1618(NEXT FUNDS)エネルギー資源上場投信 17.00%-20.53%
1619(NEXT FUNDS)建設・資材上場投信 16.37%-8.77%
1620(NEXT FUNDS)素材・化学上場投信 19.18%-2.71%
1621(NEXT FUNDS)医薬品上場投信 40.05%-1.71%
1622(NEXT FUNDS)自動車・輸送機上場投信 17.50%-13.20%
1623(NEXT FUNDS)鉄鋼・非鉄上場投信 20.97%-23.57%
1624(NEXT FUNDS)機械上場投信 18.24%-18.78%
1625(NEXT FUNDS)電機・精密上場投信 20.87%-11.28%
1626(NEXT FUNDS)情報通信・サービス上場投信 30.30%-3.46%
1627(NEXT FUNDS)電力・ガス上場投信 32.72%-5.65%
1628(NEXT FUNDS)運輸・物流上場投信 24.82%-3.02%
1629(NEXT FUNDS)商社・卸売上場投信 23.56%-7.59%
1630(NEXT FUNDS)小売上場投信 37.38%-2.57%
1631(NEXT FUNDS)銀行上場投信 35.85%-7.01%
1632(NEXT FUNDS)金融(除く銀行)上場投信 30.00%-10.00%
1633(NEXT FUNDS)不動産上場投信 15.77%-8.27%

エネルギー資源や鉄鋼・非鉄はマイナス幅が大きく、医薬品や小売はプラス幅が大きかったようですね。

ちなみにTOPIXの場合、年初とくらべると-3.9~21.5%の変動幅がありました。

あくまで平均を意識してTOPIXを選ぶのもいいと思いますが、ちょっとだけ業種別ETFを加えて運用してみるのもいいかもしれませんね。


業種別ETFは個別株への投資とTOPIXや日経225指数への投資との間くらいに位置するETFなのかと思いますが、現在のところあまり人気がないようですね。

株価が上昇しているときはだいたいどの業種でも値上がるするんでしょうけど、調整時期や下落時期や少しだけ比率を上げてみたい業種がある場合は業種別ETFを活用してみても良いかと思います。

ただもう少し出来高が増えてこないと使い勝手が悪いかもしれませんね。


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