高配当戦略に限らず、どの程度の配当金利回り水準で資産を購入したかというのは長い期間で見ると重要な要素なんだろうなと個人的には考えています。
じゃあ実際のところ主要な株価指数などはどれくらいの配当金利回り水準で推移しているんだろうか、ということでちょっと調べてみました。
主要株価指数の平均配当利回り水準
まあ実際どんなもんだろうと主要株価指数の平均配当利回り水準をネットで調べていたところさっそく2013年頃の情報がありました、ほんと便利な世の中です。
SBIネット証券のサイトですが、いくつかの国の主要株価指数に対する配当利回りに関する情報があり、これによると2013年10月頃の日経平均株価の配当利回りは1.58%だったようですね。
本日時点での配当利回りを「日本経済新聞 電子版」で確認したところ、1.58%(前期基準)のようで、これまたタマタマ同じ水準となっているようです。
配当金や株価は大きく変動しますが、配当利回りで見ると一定の範囲内で収まっているのかもしれませんね。
実際どれくらい変動しているのか
ついでなので国内ETFを参考に配当利回りってどれくらいの幅を持っているのか興味本位で確認してみました。
いくつかの国内ETFについて直近1年の分配金を参考に利回り水準の幅を月次で確認しています。
まずは「MAXIS トピックス上場投信[ETF:1348]」ですが、だいたい1.4~1.8%の範囲。
次に「MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信[ETF:1550]」ですが、だいたい1.5%~1.8%で収まっています。
国内高配当ETFから「(NEXT FUNDS)野村日本株高配当70連動型ETF[ETF:1577]」を見ると、だいたい2.0~2.6%ですね。
おまけで「iS新興国債券ETF(BARC Local EM国債コア)[ETF:1362]」は5.3%~7.0%くらいのようです。
これは結構幅があるようです。
厳密には分配金も変動しているので、このグラフはあまり正確ではないのですが、期間を含めもう少し正確に見ていけばある程度は参考になるかもしれないのかなと思っています。
また良くわからないグラフとなりましたが、ある程度の目安として活用できないのかなと考えてみたりもします。
「MAXIS トピックス上場投信[ETF:1348]」などで見ると利回り水準が1.7%以上で購入すればそんなに酷い事にはならないだろうし、1.5%以下での購入はちょっと危ういようにも見えますね。
もう少し長い期間で経過も含め見ていかないといけないけど、少し参考にしていこうかなと思っております。
しかし変なグラフだな。