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アクティブファンドも低コスト化?ピクテからiTrustシリーズが登場です


ピクテ投信投資顧問株式会社より「iTrustシリーズ」という低コスト設計のアクティブファンドが3本設定されたようです。

アクティブファンドといえば購入手数料もかかり信託報酬率も高いような「高コスト」のイメージがあるのですが一体どれくらいのコスト設計なんでしょうか。

またどのような3本のアクティブファンドなのか確認してみました。

iTrustシリーズ


一体どのようなコンセプトのアクティブファンドなのか専用サイトがあったのでザット確認してみたのですが...なかなか高級感のある専用サイトです。

ブランドイメージもあるんでしょうけど小洒落たサイトですね、悪いことではないと思いますが。

で「iTrustシリーズ」のコンセプトですが専用サイトででは「長期分散投資」のツールとしてのアクティブファンドという点を押しているように感じました。

今回「iTrustシリーズ」としては「世界株式」、「バイオ」、「ロボ」の3つのアクティブファンドが設定されていますが「世界株式」をコアに「バイオ」や「ロボ」をサテライトとした長期運用をイメージしているようですね。

信託報酬(税込)はSBIネット証券会社だと、

世界株式:0.9612%(税込)
バイオ :1.4364%(税込)
ロボ  :1.4364%(税込)

その他コスト面は

購入時手数料 :ノーロード
信託財産留保額:なし
信託期間   :無制限

となっているようです。

実質コストがどの程度かという話はあるのですが「世界株式」については確かにアクティブファンドとしては低コストなんだと思います。

ノーロードかつ信託財産留保額なしという点から見てもアクティブファンドの中では十分に低コストといえそうです。

最低10年の世界


専用サイトにはコンセプト動画がいくつかあるのですが、ちょっとザックリしていたのでメディア発表会の講演動画を見てみました。


30分とちょっと長いのですが長期投資でもアクティブファンドを活用しようというコンセプトでしょうか?iTrustシリーズについて説明しています。

その中で「iInfo」という運用情報サービスの説明があるのですがこれがとても面白そうです。

動画では24分くらいから説明があるのですが、今回のアクティブファンドを「商品」として提供するにあたってしっかりサポートしていきますよという事でしょうか。

動画の中でも「10年は保有して欲しい」とのことでしたが個人投資家との長い関係を築くための体制なのかもしれません。

「低コスト」についても0.8%台(税抜)に拘ったようで、これは楽しみなアクティブファンドです。


アクティブファンドとインデックスファンドそれぞれ特色が違うのだと思いますが、個人的にはアクティブファンドについてはその運用会社やファンドマネージャーなどがどこまで信頼できるのかという点も大事なのかもしれないなと思っています。

そういった意味では商品購入後は「メーカー」としてサポートという考え方は今後広がっていくのかもしれません。

これからアクティブファンドの低コスト化進むかどうかは分かりませんが投資環境はさらに良くなっていくのかもしれませんね。

興味深く運用状況を見ていきたいと思います。