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たわらノーロードシリーズに新興国株式や高配当関連など4ファンド追加されるようです


低コストのインデックスファンドを提供しているDIAMアセットマネジメントから新たに4本の投資信託が追加されるようです。

ついに新興国株式なのか、ということでその他の3ファンドとあわせて内容を確認してみました。

ファンドの概要


今回設定される4本の投資信託についてちょっと表で整理してみました。

ファンド名称信託報酬(税抜)信託財産留保額決算日
たわらノーロード 新興国株式0.495%0.300%年1回(10/12)
たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略0.700%0.100%年1回(12/16)
たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略0.850%0.100%年1回(12/16)
たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略0.900%0.300%年1回(12/16)

新興国株式については「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み)」に連動することを目標とするインデックスファンド、それ以外の3つの高配当ファンドはアクティブファンドのようですね。

3本の有価証券届出書を見たのですが、投資対象とするマザーファンドの概要については記載がありますが、あまり細かい事は分からない感じでした。

この辺は運用状況を見てみないと分かりませんね。

設定日は新興国株式が2016/03/14、それ以外の3本の高配当ファンドが2016/03/31を予定しているようです。

新興国株式資産も低コストになってきたようですね。

「低コスト」だから選ばれる?


インデックスファンドも低コスト化が進んできたようです。

期待リターンが同じであれば運用コストがより低いファンドを選ぶのが正しい選択なんでしょうけど、実際の所はどのファンドが選ばれているんでしょうね。

先進国資産を対象にちょっとチェックしてみたいと思います。

純資産総額についてはこちらで簡単に見ているのですが「たわらノーロード先進国株式」が設定されてから現在までのいくつかの先進国資産を対象とするインデックスファンドについて純資産総額の増減についてグラフにしてみました。

規模が違うので増減幅も大きく違っていますが、期待リターンが同じファンド郡であれば低コストのニッセイシリーズやたわらノーロードシリーズの純資産総額が相対的に増えてきていても良さそうです。



結果としては、「ニッセイ」シリーズが相対的な増加額が大きく、次いで同水準で「SMT」、「eMAXIS」少し差が出て「たわら」、「fund-i」となっているようです。

この辺は知名度やブランドなのか、単純にコストだけではないんでしょうか。

純資産総額も緩やかに変わっていくものでしょうから時々見ていくとしましょう。


ニッセイシリーズより先にたわらノーロードシリーズで新興国株式が設定されるとは思っていませんでした。

インデックスシリーズとしてはたわらノーロードは後発になりますので思い切って攻めていくということでしょうかね。

低コストの「たわらノーロード新興国株式」の設定を受けてニッセイを含む先発組がどのような展開を見せるのか興味深くみていきたいと思います。

スマートベータ関連でも3ファンド、個人的に好きな高配当を対象としたファンドが追加されました。

こちらについては信託報酬もやや高く、実際の運用を少し見てから購入するかどうか考えたいと思います。

ただ「俵」という和のキーワードに「Plus」という単語を繋げるのはどうなんだろうか。

なんとなく「プラス」にして欲しかったような気がします。