日本取引所グループのサイトをみていたところ「ETF・ETN Annual Report 2016」というものが発刊されていました。
時々見てみるといろいろな情報を発信しているのですが今回は約60ページに渡り2015年のETFやETNに関する情報がまとめられてました。
個人的には最近ETFの売買が増えつつあることもありちょっと内容を確認してみます。
ETF・ETN Annual Report 2016
とりあえずどんな資料なんだろうと見てますと
拡大する我が国ETF・ETN市場を様々な切り口での比較・分析することを可能とするため、今般、『ETF・ETN Annual Report 2016』を発刊いたしました。
と書かれています。
目次などを見ると、ここ1年の動きとして全体概況や投資部門別動向、2015年の新規状況などがあるようです。
その他にも個別銘柄の情報や個別銘柄に関するランキング上場などもまとめられているようですね。
その他、細々とした情報や特集記事など、約60ページに渡り様々の情報がまとめられています。
なかなか全部は読み切れそうにないのですが、かなり力が入っています。
ETF市場、拡大しているようです
国内ETFに関しては流動性が低いと言われており、そのため活用を躊躇している方も多いのかもしれません。
そこで売買代金の推移がどんな感じなのか確認してみました。
2011~2015年末までの売買代金(1日平均)ですが、こうしてみると順調に増えてきているようですね。
中身としては、レバレッジ型・インバース型や原油ETFの売買代金が大幅に増えている為のようですが順調に参加者が増えているように見て取れるデータもあり、これからも市場規模が拡大していけば良いなと思いました。
ページ数がちょっと多いのですが、いくつかの取組やデータがまとまっていますのでお暇な方は見てみると良いかもしれません。
振り返ってみると2015年には39銘柄ものETFが新規上場しているようですね。
国内ETFは流動性の問題がまだあるのかもしれませんが、魅力的なETFとともにこれからも参加者が増えていけば良いですね。
そういえば「投資に前向きな企業ETF」はどうなったんでしょうか。