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高配当利回りETFについて学ぶ動画がSBIネット証券にアップされていました


個人的に高配当ETFを好んで売買しているのですが、高配当利回りETFについてCFPファイナンシャルプランナーのカン・チュンド氏が解説している動画がSBIネット証券のサイトにアップされていました。

日本株指数やレバレッジ・インバース型、コモディティと高配当利回りETFと4本の動画があるようですが、とりあえず「高配当利回りETF」について見てみました。

高配当利回りETFとは


解説動画での高配当ETFですが、高配当株やREIT、外国債券など分配金利回りが高い傾向にあるETFを指しているようですね。

動画に加え東京証券取引所が作成した資料もあるのですが、こちらを見るとETFにおける分配金の仕組みなんかも解説されています。

ETFを配当の観点からザックリ分類すると、配当がある有配ETFと配当がない無配ETFとに分けることができ、有配ETFの中でも平均利回りが高いETFを高配当ETFを位置付けているようですね。

平均利回りは2015年12月末で3.44%となかなか良い利回り水準と思います。

高配当利回りETFにはどんなものがあるのか


解説資料ではJリートと外国債券、日本株の高配当ETFについて具体的な銘柄について書かれています。

Jリートは6銘柄について、一日平均売買代金、純資産総額、実質分配金利回り、信託報酬とともに紹介されています。

個人的には一日売買代金や信託報酬から「REIT-ETF(ETF:1343)」や「MXS Jリート(ETF:1597)」を売買対象としていますが、「iSJリート(ETF:1476)」も信託報酬が低く今後の運用状況では切り替えても良さそうですね。

外国債券については国別保有内訳とともに6銘柄紹介されており、時々購入している「iS新興国債券(ETF:1362)」も紹介されています。

新興国債券については出来るだけ対象国を分散させた方が良いと考える場合は「上場EM債(ETF:1566)」なども良さそうです。

最後に日本株の高配当ETFですが、対象とする日本株の選定方針について大きく二つに分類していました。

分類の観点は「今季予想利回り」または「過去の配当利回り」となっていますがこの辺は好みにより分かれるのでしょうか。

自分は「今季予想利回り」の高い日本株に投資する「高配当70(ETF:1577)」を主に購入しています。

これは「今季予想利回り」だからというよりは等均等型だからという理由が大きいのですが高配当といっても細かく見るといろいろ違いがあるようですね。

また、高配当ETFだと米国株式と米国不動産を対象とするETFもあるんですが資料では扱っていないようです。

これらのETFも直近では3%を超える平均利回りとなっているので興味のある方は調べてみても良いかもしれませんね。


素人考えでは信託報酬が低いのと同じように、分配金利回りが高いことは好ましいように思ってしまうのですが、課税の問題を含めて個人の好みによる所が大きいのかもしれません。

過去を振り返ると高配当銘柄で構成したポートフォリオは一般的なインデックスよりパフォーマンスが良いとも言われているようですが未来の事は分からないので、やはり慎重に考えてみるのが良いのかもしれません。

しかしカン・チュンド氏の説明は特徴的で分かり易いなと思います。

Youtubeにも沢山の動画があるので時間があればこちらも見てみると面白いと思います。

そういやインデックス投資をはじめた頃に良く動画を見ていたなあとちょっと懐かしく感じてしまいました。

といっても1年ぐらいしか経っていないんですけど。