ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社から超低コストのインデックスファンドが登場するようですね。
しかも5月9日から8本のシリーズ展開、大半が既存のファンドよりも低コストとなっているようです。
とりあえず三井住友信託銀行での取り扱いのみのようで主要ネット証券で購入が出来るかどうかは今のとこ分かりませんがEDINETで概要を見てみました。
ファンドの概要
シリーズもの8本のファンドということでちょっと表で整理してみました。
ファンド名称 | 信託報酬(税抜) | 信託財産留保額 |
ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン | 0.18% | 0.05% |
ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン | 0.14% | 0.05% |
ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン | 0.21% | 0.30% |
ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | 0.22% | 0.30% |
ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン | 0.19% | 0.05% |
ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | 0.20% | 0.05% |
ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン | 0.29% | 0.25% |
ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン | 0.62% | 0.05% |
8本ということで新興国リートが無いんだろうかと思っていたら為替ヘッジ有りのファンドが2本あるようですね。
ステート・スト「リート」を見間違えたかリートのファンドがあるような気になってしまいました。
ベンチマークは日本株式はTOPIX、新興国債券はあまり見慣れないのですが「Barclays Emerging Markets Local Currency Luquid Government Index」とのことです。
これは確かに低コストですね。
ネット証券での取扱と愛称求ム?
せっかくの低コストということで個人投資家が気軽に購入できるように主要ネット証券で取り扱いされるといいんですがどうなるんでしょうかね。
あと、これもせっかくのシリーズ展開ということで愛称も欲しい所です。
最近では「たわら」や「ひとくふう」など個性的な名称のファンドも多いですし、それらに負けないような愛称に期待してみたいところです。
また、シリーズ展開しているインデックファンドも資産クラスによっては少しコスト差が出てきたような感じもしますね。
コスト以外で分かり易い差別化をしにくい商品ですが、今後コスト競争はどうなっていくのか興味深く見てみたいと思います。
いろいろなブログで紹介されるだろうから、記事にするまでもないかなと思いつつもせっかくなので概要程度確認しておきました。
最近は慣れのせいか低コストファンドが登場しても、さほど驚かないようになってきたように思いますが、このコスト設定は凄い事なんだろうなと思います。
反面、「たわらシリーズ」が登場した時にも似たような事を書いたのですが低コストだからといって投資家に選ばれているかといえば、純資産総額の推移などを見ている感じではそうでもないように思っています。
主要なインデックスファンドはどれも低コストなので、愛称なんかで選んで見るのもいいかもしれません。
いや、やっぱりコストと運用状況を見て選んだ方がいいんでしょうね。