個人的に最近利用が減ってきているカブドットコム証券ですがFintechベンチャーの株式会社Finatextと協業して独自の注目株シグナル「ソーシャルモメンタム」の提供を開始するとのことです。
4月14日(木)から「kabuステーション」で情報を提供するようですが一体どんなサービスなんでしょうか。
株式会社Finatext
ちょっとネットで調べてみると2014年設立の東京大学発Fintechベンチャー企業とのことで、モバイル金融サービスの開発・企画・運営などを行っているようです。
株予想を行うアプリ(あすかぶ!)やFXアプリ(かるFX)、投信選びをサポートするアプリ(Fundect)などを開発・運営しているということですが、投信選びをサポートするアプリなどはちょっと面白そうです。
それぞれのアプリは楽天証券やYJFX!、三菱東京UFJ銀行と共同で運営しているとのことで、今回の「ソーシャルモメンタム」も含め大手と協業しFintech領域でいろいろなサービスを提供している会社のようですね。
ソーシャルモメンタム?
はて、どんなサービスなんだろうかとカブドットコム証券のプレスリリースを確認したところ、
株式会社Finatextは『あすかぶ!』など金融のスマートアプリを運営しており、同時にユーザーの予想情報や膨大なコメントなどのビッグデータを利用して、日々データの収集・解析を行っております。この度の当社との協業においては、『あすかぶ!』を始めとするFinatextアプリの運営やデータ分析で培った、株式銘柄の値動きやSNS情報、そしてFinatext独自のデータを組み合わせて独自の個別銘柄ランキング「ソーシャルモメンタム」を提供してまいります。
とありました。
どうもビッグデータを利用して、個人投資家が注目している個別株式銘柄をランキング形式で提供するみたいですね。
投資信託などでもビッグデータを活用したファンドが注目されているようですが、個人投資家がどのような銘柄に注目しているのかをランキング形式でチェックできるのは面白そうです。
結局、個別株は注目されて売買が活発にならないと上昇しないんだろうから、こういったシグナルもうまく活用すれば案外便利なのかもしれないなと思いました。
カブドットコム証券に口座を持っている方はチェックしてみると面白いかもしれませんね。
株式会社Finatextですが、アプリの他にも金融用語などをまとめたウェブサービス「Finowledge」も開始したようです。
金融用語は分かりづらい用語も多いのでこういったサービスはとても助かります。
個人的には投信選びをサポートするアプリ(Fundect)がちょっと面白そうだなあと思っており、時間がある時に試してみようかなと思っております。
ロボアドバイザーと同じようにこの手のサービスがこれからも次々と出てきそうな感じですね。