新規ETFの上場が続いていますが米国債を投資対象とする国内ETFも新たに上場するようです。
米国債を対象としたETFのようですが簡単に見ておきます。
iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
償還残存期間7年以上10年未満の米国債を投資対象とするETFのようですね。
対象指標は「シティ米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)」とのことで対象指数の概要について引用すると、
シティ米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)は、償還残存期間7年以上10年未満の米国債で構成されていて、為替リスクを回避しつつ円建てで投資する際のパフォーマンスを表す指数です。
ということで為替ヘッジにより為替リスクを回避し、米国債へ投資することが出来るようになります。
信託報酬は0.14%(税抜)と低コスト、分配金の支払いは年4回のようですね。
ちなみに略称の「iS米国債七十円へジ」。
7-10年円ヘッジを70円ヘジ。若干強引な感じでしょうか。
低コストの債券ETF
少し前に「ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)」が設定されたときも信託報酬の低さに驚いたような気がしますが、さらに低コストかつ為替ヘッジ有りの債券ETFですね。
外国債券を投資対象とするかどうかは判断が割れそうですが、今回上場するETFは1口単位から購入できることや為替ヘッジ有りとなっていることからリスクを抑えて少額で投資することが出来る事から、少し投資を検討しても良いのかもしれません。
流動性がどれくらいあるのか様子を見る必要はありそうですが、投資家の様々な要望に応えるべく、新しい選択肢が増えるのは良いことなのかもしれないなと思いました。
外国債券資産を対象とした国内ETFは約1年半ぶりとなるのでしょうか。
個人的には外国債券も新興国債券を含め、ある程度保有するよう考えていますが外国債券ETFも少しづつ充実してきてるようです。
今のところ先進国債券は投資信託で保有していますが、流動性に問題なければ国内ETFで良いのかもしれないなと思いました。