6月29日(水)に設備投資や人材投資に積極的な企業を対象としたETFが新規上場するようです。
これで6銘柄目なんですかね?どんどん増えています。
流石にそろそろ打ち止めでしょうか。
MXS J積極投資(ETF:1485)
新たに上場する銘柄ですが「MXS J積極投資」ということですが正式名称は「MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信」のようです。
また「前向き日本」という愛称もあるようです、なるほど。
対象指数は「iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックス」なる指数ということでどこかで見たような指数ですね。
STOXX社と三菱UFJ信託銀行が共同開発した指数のようです。
パンフレットから対象指数の概要を引用しますと。
iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックスは、東京証券取引所上場銘柄の中から一定の流動性基準を満たした浮動株時価総額上位600銘柄によって構成されるSTOXX Japan 600指数を投資ユニバースとして、①収益性スコア、②設備投資スコア、③人材投資スコアの3点を総合的に勘案し、200銘柄を選定・算出する時価総額加重平均型(2%ウェイト上限付)指数です。
とあり、設備投資や人材投資に積極的な200銘柄で構成された指数みたいです。
「STOXX Japan 600」指数は東証上場銘柄から流動性の高い銘柄で構成された指数のようで、結構幅広い銘柄で構成されているということでしょう。
これで6銘柄目?
設備・人材投資ETFがまた増えたので、また備忘程度に表にしておこうと思います。
銘柄名(略称) | 信託報酬(税抜) | 売買口数 | 構成銘柄数 | 対象銘柄 | 対象指数 |
---|---|---|---|---|---|
大和MSCI人材設備(ETF:1479) | 0.350% | 1 | 150 | 国内株式 | MSCI日本株人材設備投資指数 |
企業価値ETF(ETF:1480) | 0.230% | 1 | 上限300 | 国内株式 | 野村企業価値分配指数 |
上場日本経済貢献(ETF:1481) | 0.350% | 1 | 200 | TOPIX | JPX/S&P 設備・人材投資指数 |
iS設備人材(ETF:1483) | 0.190% | 1 | 200 | TOPIX | JPX/S&P 設備・人材投資指数 |
DIAM設備人材投資(ETF:1484) | 0.165% | 10 | 200 | TOPIX | JPX/S&P 設備・人材投資指数 |
MXS J積極投資(ETF:1485) | 0.220% | 1 | 200 | 国内株式 | iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200 |
今回の「MXS J積極投資」は200銘柄で構成されるようですが時価総額加重平均型(2%ウェイト上限付)ということで、偏りなく幅広い銘柄に分散投資を行う事が出来そうですね。
また対象指数が異なる事で、先のETFとパフォーマンスが微妙に違うのかどうか見てみるのも面白いかもしれません。
たぶんそんなに変わらないんじゃないかなとも思いますが。
そう、また設備・人材投資ETFなんです。
流石にちょっと多すぎるんじゃないかと思いますが、それくらい力を入れているということなんでしょう。
設備・人材に力を入れる事は悪く無いんだろうし「攻めのIT経営」を行っている企業は確かにパフォーマンスも良いみたいなんですよね。
5月の3銘柄と来週末の2銘柄に加え、今月末に新たに新規上場するということでたまに様子を見てみようかと思います。
しかし力入れているなあ。