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4資産均等型で自動積立の積立日を考える

投資信託なんかだと投信自動積立といって一定の口数や金額を定期的に積立てる事ができますね。

少額から好きな投資信託を自動的に積立てが出来るという事で利用している方もとても多そうです。

利用者の多くの人は毎月の決まった日に一定額を積み立てるという形になるのかと思いますが、積立日によってどんだけ差がでるもんなんだろうと思い少し調べてみる事にしました。

またドルコストの効果はどんな感じでしょうかね。

4資産均等型で確認してみることに


どの投資信託で確認しようかという事なんですが設定から丁度1年くらいたったニッセイのバランスファンド(4資産均等型)で確認することにしました。

バランスファンドだけに変動幅が小さくあまり差が出づらいんだろうと思いますがどうなんでしょうかね。

期間は2015/08/27からの1年間、都合12回の積立回数で確認してみることに。

ちなみに確認対象期間の基準価格の推移イメージは以下の感じとなっています。

1年で純資産総額も結構増えていますね。
 

積立日で結構違う?


ということで確認してみました。

とりあえず結果ですが、

一番結果が良かった積立日は「31日積立」で平均すると「9,939」
一番結果が悪かった積立日は「11日積立」で平均すると「9,808」

でした。

思ったよりは変わらないんだなという印象で、この辺はさすがバランス型のファンドといえるかもしれません。

ついでなので毎月一番良いタイミングと悪いタイミングで積立てた場合も確認してみることに。
 こちらは最良で「10,081」、最悪で「9,619」とこちらも思ったほどは変わらない感じですね?バランスファンドのおかげかドルコストのおかげか思ったほどの差はないんだなという印象です。

とはいえ現実的な問題として、相当良いタイミングで積立出来ていないと今のところはマイナスリターンになっちゃってるという話なんですけどね。

ほぼ同じ期間、同じファンドへ自動積立を行ったとしても積立日により当然結果が違ってくるわけですがこの差を大きいとみるか変わらないと思うのかは人によって違うんでしょうね。

個人的にはほとんど変わらないなという印象を受けたのですが、これは価格変動が比較的小さいだろうバランスファンドのおかげなのかもしれません。

価格変動が大きいコモディティ資産などで同じチェックをしてみると結構違ってくるのかもしれませんがコモディティを自動積立という人は少なそうですね?純金積立などは多いかもしれませんが。

いずれにしても自動積立を利用している人はそんなに積立日を気にしなくても良いんじゃないかなという感じです。

まあ私は自動積立を利用していないんですけども。