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トラリピは良い投資手法なんだろうか


2ヶ月程前から一定の外貨保有も目的として外国為替証拠金取引(FX)を始めました。

少し運用を始めてみたものの「これってやってることトラリピとあんまり変わらないのかな」と思い、そもそもトラリピは良い投資手法なのかと少し考えてみることに。

さて、トラリピは良い投資手法なんでしょうか。

トラリピの概要


トラリピですがマネースクウェア・ジャパンが特許を取得したFXの発注管理機能になります。

簡単な仕組みは説明動画があったので、こちらを見てみましょう。


ちょっと長めの動画ですが3:30くらいから見ると概要程度は分かるようになっています。

値動きに振り回されず罠(Trap)を仕掛け自動で繰り返し(Repeat)売買を行うような手法ということなんでしょう。

マネースクウェアジャパンのサイトを見ると預かり残高も利用口座も年々増えているようですね。

トラリピ自体は、

  • 取引通貨
  • 注文金額
  • 売買種別
  • 想定レンジ
  • トラップ本数
  • 利益金額

などを設定すると後はシステムで自動的に売買が行われるということで、これはとても楽そうに感じます。

ここでもほったらかしは人気があるようですね。

良い投資手法なんだろうか


通貨に限らず金融商品は買値と売値の差が利益になるので想定レンジさえ大きく間違えなければトラリピによる自動売買は悪くない方法なんだろうと思います。

なので想定レンジを間違った時はどうなるのかを考えてみるのが良さそうです。

まず売買種別が「買」で想定レンジを上回った場合ですが、利益金額を設定しているため想定レンジを上回り上昇した場合でも得られるリターンが一定額です。

逆に想定レンジを下回った場合ですが、こちらは損失がドンドン膨らんでいくので、想定レンジを間違ってしまうと一気にハイリスクローリターンの投資手法になってしまいそうです。

結局「想定レンジ」の見定めが重要となり、相場観や低レバレッジでの運用が必須になるのかもしれません。

逆に想定レンジさえ大きく間違えなければ良い手法だともいえそうですね。

ただ「トラリピ」は手数料が高いのかな?全自動なので仕方ないんでしょうけど。


一定額を固定で保有することや、想定レンジの上限に近くなるにつれ注文金額を下げることで逸失リスクや損失リスクを低くすることが出来ると思いますので、少し手間をかけると想定レンジを外れるリスクも抑えることは出来るんだろうと思います。

想定レンジ自体を極めて大きく取るというのもあるんですが注文単位が100や1000だったとしてもそれなりの資金が必要となるし、新たな問題が出てくるしこれも考え物かもしれませんね。

まあ、とりあえずもう少し考えつつ手動でトラリピもどきをやってみようかと思っています。

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