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「iS米国高配当株(ETF:1589)」の出来高問題に関する悩み


最近は米国株式への投資も海外ETFの売買手数料引き下げや「米国株配当貴族インデックス・オープン」の登場などでいくつか選択肢が出てきました。

そんな中、現在海外資産は「iS米国高配当株(ETF:1589)」を中心に購入しているんですが、今後はどうしようかと思いちょっと確認しておくことに。

海外資産を対象とした国内ETFは特に出来高が少ないんですよね。

「iS米国高配当株(ETF:1589)」の概要


「iS米国高配当株(ETF1589)」の概要ですが。

配当利回りの高さのみならず、財務の健全度や配当支払能力にも着目した「モーニングスター配当フォーカス指数」への連動を目指すETF(上場投資信託)です。

ということで米国の高配当銘柄を対象とした国内ETFです。

ベンチマークは「モーニングスター配当フォーカス指数」で財務健全性が高く、持続的に市場平均以上の配当を支払う事ができる銘柄のうち上位75銘柄で構成され、以下のようにウェイト付けによる上限が設定されています。

1銘柄当たりの構成比率上限を10%としてます。さらに、構成比率5%を占める銘柄の合計が全体の50%を超過しないこととします。このような制限を設けることによって、75銘柄という比較的少ない構成銘柄数の当指数は、発行者リスクを抑制することができます。

なお「iS米国高配当株(ETF:1589)」の構成銘柄については2016/09/02時点では全78銘柄となっているようで、業種別比率を見ると生活必需品やエネルギー、ヘルスケアなどの比率が高くディフェンシブな銘柄の割合が多くなっていますね。
信託報酬は0.12%(税抜)で分配金利回りは2016/7末時点で3.19%となっており信託報酬も低く比較的高配当となっています。

ちなみにJDR形式のETFです。

気になる出来高ですけど


「iS米国高配当株(ETF1589)」に国内ETF全般にいえることですが出来高の少なさだけ以前から気になっていました。

国内ETFもそのうち出来高が増えてくるんだろうと考えていましたが、海外資産に関しては米国ETFの売買手数料の引き下げや低コストのインデックスファンドの登場など、こと海外資産に対する国内ETFは本当に出来高が増えていくんだろうかと思ってしまいます。

ちなみに「iS米国高配当株(ETF1589)」のここ半年くらいの出来高の推移イメージを見てみると、
という感じになっているんですが最も出来高が少ない時(2016/03/15)は31株、最大でも2016/06/24の3759株となっているんですね。

平均で見ると約500株と少し寂しい感じになっております。

個人的な売買額から考えるとそこまで気にするほどでもない気もしますがもう少し出来高が増えてくると安心できるのになという感じですね。


確認した結果、もうしばらくは引き続き投資対象としようかと思っていますが出来高の程度は多少気にしていく必要があるのかなと感じています。

米国の高配当銘柄への投資も、国内ETF以外に海外ETFや投資信託なども現実的な選択肢となってきましたが、

コスト:海外ETF>国内ETF>投資信託
出来高:海外ETF>投資信託>国内ETF
手間 :投資信託>国内ETF>海外ETF

のように感じどれを重視するかで選択も変わるのかもしれないなと思ったりします。

個人的には国内ETFの出来高が増えてくるのが一番嬉しいんですけどね。

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