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投資用に不動産を購入するサラリーマンは下調べが足りない?

最近はマイナス金利で銀行に預金してても殆どお金が増えない事もあり、高利回りが期待できる投資用不動産の購入を検討するサラリーマンも多いようです。

簡単にネットで調べても、表面利回り10%を超える物件がゴロゴロ見つかったのですが大きなリターンには大きなリスクがつきものということで、やっぱり不動産投資に失敗するサラリーマンも多いようですね。

「不動産投資に失敗する人」の甘すぎる考え

自分もたまに勧誘の電話が掛かってくるので注意点を見ておくとしましょう。

不動産投資の入り口


そもそも何をきっかけにサラリーマンが投資用不動産を購入するのかなんですが、電話やインターネットを介しての勧誘が多いようです。

勧誘については正しい知識を持っていればキチンと対処できそうですが不動産の運用知識など一般人にある訳もなくマニュアル化された営業トークで納得させられてしまうんでしょうね。

まあ、正しい知識が無いのに纏まった資金を投資するのが間違っているとも言えそうで、どっちもどっちなんですが不動産投資の入り口は主に勧誘が多いということなんでしょう。

ローンを元手に資産運用!?


元記事には失敗パターンとして2つの事例が書かれていました。

1例目は年収500万円、貯金250万円、投資用物件の残債と自宅のローンを合わせ借金が1億以上というケース。

まあ、これはちょっと無茶苦茶なんですが資産の何十倍もの資金を借り入れして投資用不動産を購入というのは少し無理をしすぎでしょうね。

資産運用は確実に利益が出るという訳ではないので、余裕資金内で投資するのが良いんだろうと思います。

まあこれだけローンが組めるというのも凄い事なんですけど。

次に2例目はそもそも何しているか良く分かっていないようなケースでしょうか。

購入時に収支の見通しを立てていない事による失敗なんでしょうけど、投資額の多寡に関わらず、ある程度の見込みや見通しは立てておいた方が良いんでしょうね。

とりあえず投資用不動産購入に関する失敗についてですが、投資は余裕資金でやらないとダメだということに集約されそうな感じで、結局のところ投資用の不動産は資産に余裕がある人が節税目的も兼ねて買うものなんでしょう。

ちなみに投資物件が赤字の場合は住宅ローンの審査が難しくなるようなのでこちらについても注意が必要そうです。


個人的には投資用不動産でなくても少額から利用できる不動産投資信託(REIT)などを活用すれば良いと思うのですが、目に見える形で不動産を保有したいという人もいるのかもしれませんね。

国内の不動産については長期的に魅力的な資産なんだろうか?と思ったりもしますが、不動産投資に限らずある程度の知識を身につけた上で投資を行う必要があるんだろうと思います。

まあ良く分からない場合は少額からが無難なんでしょうね。

時々電話での勧誘(不動産投資)があります
リターンが高いとリスクも高い