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東証REIT指数への連動を目指すETFはどれを選べばいいんだろうか

「東証REIT指数」への連動を目指す国内ETFが10月25日に新たに上場するようです。

東証REIT指数への連動を目指す国内ETFはこれで7つ目でしょうか?需要があるんだろうとは思いますがどれを選べばいいんでしょうかね。

まあとりあえず新たに設定される国内ETFから少し確認してみることにしました。

大和Jリート(ETF:1488)


新たに上場する銘柄ですが正式名称が「ダイワ上場投信-東証REIT指数」、略称が「大和Jリート」ということのようです。

対象指数は「東証REIT指数」で国内の不動産投資(J-REIT)市場全体への連動を目指すETFとなりますね。

年四回の分配で信託報酬は0.155%(税抜)、後発だけに東証REIT指数への連動を目指す国内ETFの中では最もコストが低くなっています。

ちなみにその他のJ-REIT ETFについて信託報酬(税抜)を調べてみると、

  • REIT-ETF(ETF:1343/0.32%)
  • 上場Jリート(ETF:1345/0.3%)
  • MXS Jリート(ETF:1597/0.25%)
  • NZAM Jリート(ETF:1595/0.248%)
  • SMAMJリート(ETF:1398/0.22%)
  • iSJリート(ETF:1476/0.16%)

といった感じになっており、上場日が後になるほど信託報酬は低くなっていました。

この辺のコスト競争はなかなかで「REIT-ETF(ETF:1343)」が上場したのが2008/09/18のようなので、およそ8年で0.2%近く低コスト化が進んだようですね。

なかなかありがたい話です。


どのETFを選べばいいんですかね


設備人材ETFみたいに対象指数が違っていればまだ選びやすいんですが、今回はすべて同じ「東証REIT指数」への連動を目指すETFのためどれを選ぶのがいいんでしょうか。

単純にコストで選ぶというのもありますがETFに関しては出来高や売買代金も多少気にしておく必要がありそうなのでちょっと売買代金で比較してみることにしました。

さすがに8年という運用期間は大きく売買代金で比較すると「REIT-ETF(ETF:1343)」がぶっちぎりのトップです。

次いで「上場Jリート(ETF:1345/0.3%)」、「MXS Jリート(ETF:1597)」となっている感じで投資する金額にもよりますが売買代金から考えるとこの辺までが安心な感じでしょうかね?運用期間の差は結構大きいです。

せっかくなのでついでに価格推移イメージも見てみる事に。
 まあそんなに変わらないだろうと思い、気になる3銘柄で比較してみたんですが、意外と思ったより違いがある感じでしょうか?

ちょっと「iSJリート(ETF:1476)」が目立つ感じですが、こちらも十分低コストだし上場して間もない期間なのでもう少し経過を見て判断した方が良さそうです。

とりあえず信託報酬だけでなく売買代金や運用状況などいくつかの要素があって、何を優先しどのETFを選ぶのかなかなか悩ましいですね。

相変わらずチェック期間が短いので実際にどれにするか選ぶ際には慎重に判断した方が良さそうですが、単純にコストだけで選ぶのも少し微妙なのかもしれません。

結局、扱う金額や運用期間など諸々の条件によって妥当な銘柄は変わってきそうで、この辺は多少は気にして判断していくのがいいんでしょうかね。

まあ特に一つに絞る必要もないとは思いますが、保有銘柄や類似の銘柄がどういう運用状況なのかは時々チェックして見直した方が良いのかもしれません。

ちなみに自分の場合、最近は「MXS Jリート(ETF:1597)」を売買することが多くなっています。

フリーETFが便利なんですよね。