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米国ではロボアドバイザーサービスも手数料が低いようだ

国内でも最近次から次へとロボアドバイザーサービスが登場しているんですが、海外特に米国のロボアドバイザーによる資産運用サービスは手数料がとても低くて人気となっているようです。

米国で人気爆発の「ロボ・アドバイザー」!日本でも!?

SBI証券で特集記事があったのでちょっと見てみて、うらやましがってみようかと思います。

米国でも人気のようですね


「PCやスマートフォンなどを通じて個人投資家に資産運用サービスを提供する」ようなサービスを「ロボアドバイザー」サービスと位置付けているようです。

国内だとTHEO(テオ)楽ラップなどが有名なんでしょうか?

いくつかの質問に回答することで適切なポートフォリオが確認でき、それに沿って資産運用を行うようなサービスになります。

国内では比較的最近いろいろなサービスが増えてきましたが、米国では5年ほど前からいくつかの企業がサービスを開始し始めているようです。

ロボアドバイザーサービスが拡大している理由としては、
  • 手数料の低さ
  • 若い世代へのアピール力
  • 参入障壁の低さ
などがあるようですが、やはり一番の理由としては「手数料の低さ」という事なんでしょう。

どうも米国でのロボアドバイザーサービスの手数料は低いもので0.15%ほど、高くても0.89%程度となっているようです。

中には手数料なし月額1ドルなど、手数料としてはタダ同然のサービスもあるようですね。

これは少し羨ましいです。

ロボアドバイザーで実現していること


ロボアドバイザーといってもどのような基準でポートフォリオを選択しているのか気になる所ですが、元記事にて「ご参考」として以下のようなことが書かれていました。

ロボットだから人間とは違ったアドバイスが受けられるというわけではありません。アドバイス自体は標準的な金融理論に即して、機関投資家による長年の実用に耐えてきたものになります。
もちろん、将来的には人工知能で編み出した投資アイデアという可能性もありますが、いまのところはあくまで人間が考えた理論です。「ロボ・アドバイザー」とすることで、コストのかかる人手を介する部分を減らし、低コストでサービスが提供できることがポイントです。

 ということで、あくまで現在の金融理論の沿ってコンピュータが適切なポートフォリオを提案することでコストを低く抑える事が出来るということがロボアドバイザーのやっている事であり魅力ということのようですね。
 
複雑な金融理論を個人投資家が理解するのはなかなか難しいのですが、ロボットが肩代わりすることで、お手軽かつ身近になってきています。
 

資産配分はどのように決まる?

 
具体的にどのように資産配分を決めているのかについても少し触れられていました。
 
簡単な流れとしては、

  1. 有効フロンティアを求める
  2. 個人毎のリスク許容度を判定する
  3. 有効フロンティアとリスク許容度から資産配分を決定する

というふうになっているようです。

リスク許容度が数個の質問で判定できるのだろうかという話はあるのですが、様々な情報や統計データから適切なリスク許容度が判定されるという事なんでしょう。

自分なんかもリスク許容度はザックリと決めてしまいましたが、どうにも決める事が出来ない場合は、ロボットアドバイザーサービスはとても便利なんだろうなと思います。


ロボアドバイザーサービスについては少し出遅れ感のあるSBI証券ですが、特集ページ内でも「WealthNavi(ウェルスナビ)社と提携してサービスを開始する予定」とあり、そろそろ本格的に参入する日が近いんでしょうね。

ちなみに「WealthNavi(ウェルスナビ)」の手数料は預かり資産額に対し最大1%(年率)ということで国内では標準的な手数料ですが、米国と比べると若干見劣りしてしまいます。

特集記事でも手数料にフォーカスしているということでSBI証券のロボアドバイザーサービスの手数料には期待してもいいかもしれませんね?

まあ楽しみにしておきましょう。