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40代にもなるとそろそろ老後資金の事を真剣に考えた方が良さそうだ

もっと早くから準備している人もいたり、あまり気にしなくても何とかなる人もいたりと老後資金に関する悩みは人それぞれなんでしょう。

まあ40歳前後になると老後資金の事をそろそろマジメに考える年頃なのだろうということで、こんな記事を見てみました。

40代から考える老後のお金(1) 老後資金1億円はホント?

自分もアラフォー世代ということで少し前に老後資金について簡易シミュレーションなんかで試算してみたりしたわけですがいまいちピンと来なかったので改めて老後の必要資金について確認しておくことにしました。

とりあえず老後の生活費はどれくらい


一般的な高齢者世帯だと1ヶ月あたりの生活費はどれくらい必要なんだろうかと思い、総務省の「家計調査」より2016年8月の月次データを確認してみました。

「高齢者を含む二人以上の世帯」の収支に関するデータがあるんですがコレ結構細かいデータが公表されているんですね。

高齢者も60歳以上/65歳以上/70歳以上/75歳以上と細かく条件が分けられていて、さらに勤労者世帯か無職か等で分類わけされています。

色々分類わけされているといっても1ヶ月あたりの支出については大きく変わらず概ね21~25万円前後となっているようですね。

大きく変わらずといっても1月あたりで4万円程の幅があり、もしこれが20年続くとすると960万円とかなり大きい差となってしまうんですが。

まあザッと見た感じだと収入がある勤労者世帯では支出も多くなり、高齢になればなるほど支出が少なくなっている感じでした。

とりあえず最低でも1月あたり20万円くらいは見ておく必要があり、「20万円×12ヶ月×20年=4,800万円」程度は老後資金が必要という感じでしょうか。

やっぱり結構必要なんだなあという印象です。

もう少し支出を細かく見てみると


「いや、いくらなんでも多すぎだろう」と思い支出内容をもう少し細かく見てみる事に。

集計世帯数が最も多い「高齢者のいる世帯(60歳以上の者がいる世帯)」という分類でいくつかの主だった支出を見てみたところ、

食料    :73、404円
住居    :13、116円
光熱・水道 :19、122円
被服及び履物: 6、480円
交通・通信 :30、071円

ということで、これは結構自分の感覚とギャップがある感じなんですが年を取るとこんなバランスになるんでしょうかね。

老後過ごす場所によっては全く参考にならなそうな気もしますが、田舎で持ち家という条件だったら結構近い感じになるのかもしれません。

まあいずれにせよ、そこそこの額が必要そうだし簡易シミュレーションもだいたい当たっているということは再確認できました。

自分の場合、資産運用の目的は老後への備えだったりするんですが、調べれば調べるほどに少し大変そうな印象を受けてしまいます。

実際は年金やその他もろもろの収入によりそこまで必要ではないかもしれませんがあまりにも不確定な要素が大きいので、ある程度の備えと必要な老後資金の見極めは大事になってきそうですね。

とりあえず居住地については悩みのタネとなりそうで、引き続き必要な老後資金と住まいについては繰り返し考えていかないとダメだなと思いました。

あとは節約もでしょうかね。