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似た条件なら「楽天225ダブルベア(1459)」が良いように思うんだけど

国内ETFは対象指標が同じETFが複数設定されてたりするんですが、人気というか売買代金は大きく違っています。

インデックスファンドでもそうなんですが対象指標が同じ場合はどの銘柄を選べば良いか迷う場合があるんですがどんな基準で選ぶのが良いんでしょうかね。

そこそこ差がある売買代金


対象指標が同じETFは結構あるんですが個人投資家にも人気の「日経平均の前日比変動率-2倍の値動きを目指す」ダブルインバース型で見てみる事にしました。

現在、日経平均のダブルインバース型は以下4つ、
  • [1357]日経ダブルインバース
  • [1360]ダブルインバース日経
  • [1366]大和225ダブルベア
  • [1459]楽天225ダブルベア
上場日順の並びですが「日経ダブルインバース(1357)」が2014/07で「楽天225ダブルベア(1459)」が2015/07のようです。

連動対象とする指数は同じですが信託報酬には少し差があり「楽天225ダブルベア(1459)」が税抜0.35%以内、でそれ以外は税抜0.75%前後になっています。

連動を目指す指数が同じであれば信託報酬が低い方が良さそうに思いますが、上場してからの期間が長い銘柄ほど売買代金が大きい傾向があるようなんですね。

といっても1年程の期間差で直近では10倍もの売買代金差に繋がるのかと少し不思議に感じてしまいました。

価格の推移もほぼ同じ


ひょっとしてそれぞれのETFの価格推移状況に差が出ているのかと、ここ最近の推移イメージを見てみる事にしました。

まず終値で見てみましたが、真ん中辺の07/21が少し目立つ以外は殆ど違いがない感じでしょうか。


ついでに高値、安値の順に比べてみましたがこちらも違いが無い感じです。

同じ連動対象指数で同じような運用状況でも売買代金で見ると大きな差があるようで、こういった場合はどの銘柄を選ぶのが良いんでしょうかね?

同じ連動対象指数で特に信託報酬の差が大きいダブルインバース型で確認してみたんですがTOPIXや日経平均に連動するETFでも同じように上場日からの期間が長い銘柄の方が活発に売買されているように思います。

活発に売買されるからさらに選ばれるという事なんでしょうけどせっかく信託報酬が低く設定されているんだから、緩やかにでも低コストに設定された銘柄の売買が増えていくといいと思います。

まあダブルインバース型はいいとしても、中長期保有を考えた場合は何を基準に銘柄を選ぶのが良いんでしょうかね。