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少しロボアドバイザーサービスを利用してみようかと思っています

近頃よく目にするロボアドバイザーサービスですが次々といろいろなサービスが登場しています。

実際どこまでロボアドバイザーサービスが資産運用に有効なのかは良く分からない所ですが、松井証券の「投信工房」の説明書を見た所、便利そうな機能がいくつかあるようなので少し利用してみようかと考えています。

ロボアドバイザーサービスはどれくらい便利なんでしょうかね。

一任する事しない事


サービス開始前でまだ十分な情報がないのですが「投信工房説明書(PDF)」を見た感じ個人的に便利そうに感じた点が大きく2つありました。

1つめは近頃「ニッセイ外国株式インデックスファンド」の運用実績がベンチマークと乖離した点が一部で話題になっていることからも、銘柄選定にあたっては表面コストだけでなく運用状況や実質的なコスト・純資産総額などいろいろな要素から銘柄を選択する必要がありそうだということなんですよね。

個人でこういった評価を行い続けるのは手間だし適切な選択ができるとは限らないので、そういった銘柄選択は一任した方が便利なんだろうと思っています。

現時点、投信工房で選択されている銘柄もベターな選択をしている感じですし、今後も適切な銘柄が変われば見直しを行っていくようなので、まあおかしなことにはならないでしょう。

今時は違和感のある銘柄を選択しようものなら悪い意味で話題になってしまうし、特に分かりやすい銘柄選定などは慎重に行うだろうというのもあります。為替ヘッジの有無は少し意見が分かれるのかもしれませんけど。

もう1つは投資一任契約に基づいたサービスではないという所です。

説明書から少し引用しますと、
松井証券では、資産運用を行ううえでリターンの毀損要因となる運用コストを最小化するようコントロールすることで、お客様のリターンの拡大を実現します。投信工房は、対面証券会社が販売するラップ口座とは異なり、投資一任契約に基づいたサービスではありません。そのため、対面証券会社が投資アドバイスに際して徴収する“投資顧問料”や“管理料”などの余計なコストは一切かかりません。
という形で記載され、あくまでポートフォリオの「提案」までという事のようなんですよね。

実際に資産運用まで一任したいという人には向かない感じですが、個人的には一任までするのはちょっと不安だなと思うので丁度良い感じです。

投資対象とする銘柄については良い商品であればそこまで強いこだわりもないし、無料でポートフォリオの「提案」を受ける事が出来ることとモニタリングのサービスがあるのであれば管理ツールとしても便利なんじゃないかなと思っています。

「管理ツール」として考えた時に、資産クラス毎の保有比率以外にどういった情報が確認できるのかは実際に使ってみないと分からないのですが、保有状態にあわせた期待リターンやリスク値も確認できると便利そうな感じです。

ロボアドバイザーの利用というよりはツールと考えた時に保有比率を含めた資産状況などが分かりやすくなるのかな、という所に少し惹かれました。

各資産クラスの保有比率などの情報については、そのうちマネーフォワードで似たような機能が出てくるといいなと思っていたんですが「投信工房」でそういった機能が提供されてそうな感じなのでお試しで少し利用してみようと思います。

後は使い勝手が良ければいいんですが「投資信託用プラットフォーム」という事で使いやすいユーザインターフェースとなっていることを期待しています。

確かにプラットフォームと考えた方がしっくりくる感じです。