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「日経高配当株50(ETF:1489)」という高配当ETFが出るようです

国内のETFで高配当銘柄に投資することができるETFはいくつかあるんですが、来る2月13日に「日経高配当株50(ETF:1489)」というETFが新たに登場するようです。

名称からは日経平均の構成銘柄から50銘柄を対象に投資出来るようなETFでしょうかね。高配当ってどれくらいの配当利回りなんだろうか。

日経高配当株50(ETF:1489)


とりあえずどんなETFなのか概要についてJPXのサイトから確認してみることに。

ETFの概要ですが、
日経平均構成銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄から構成される配当利回りウェート方式の株価指数「日経平均高配当株50指数」との連動を目指すETF(上場投資信託)です。
ということで名称から想像した通りのETFですかね。

分配金は年4回分配されるようで、売買単位は1口単位。

信託報酬は「0.28%(税込:0.3024%)以内」と思ったより低い印象です。

日経平均構成銘柄から配当利回りの高い50銘柄で構成ということですが、実際の所どれくらいの配当利回りなんでしょうかね。

思ったより配当利回りが高い?


配当利回りが高いといっても日経平均構成銘柄から構成されるということで、高配当というほど配当利回りが高いんでしょうか。

実際の所どれくらいの配当利回りなんだろうかとネットで調べてみたところ、日経高配当株50の予想配当利回りは3.05%(1/10時点)とのこと。思ったより高い配当利回りの印象です。

ちなみに現時点の日経平均採用銘柄で配当利回りが高い銘柄をしらべてみた所、こちらのサイトでランキング形式で載せられていました。

1月20日時点のトップ5を確認すると、

  1. キャノン(4.53%)
  2. リコー(4.49%)
  3. あおぞら銀行(4.41%)
  4. 日産自動車(4.17%)
  5. 武田薬品工業(3.81%)

と確かに配当高め。50位(シチズン時計)でも2.42%とそこそこの配当なんですね。

セクターでみると卸売業と銀行業がやや多いような印象はありますが、それなりにセクターもバラついている感じです。

まあ「日経平均高配当株50指数」の構成銘柄も入れ替わりがあるわけで、日経平均採用銘柄からその時々の配当利回りが高い50銘柄に投資できるETFと考えればとてもお手軽なんじゃないでしょうか。

国内のETFは出来高が気になるんですが、日経平均採用銘柄かつ高配当利回りということで少しは注目されるんでしょうか。

少し運用状況や出来高、実際の分配金利回りを確認してからが良いかもしれませんが、お手軽に高配当の50銘柄に分散投資というのは魅力的に感じます。

高配当モノは結構好きなんですよね。