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海外債券はリスクが高まってきているんだろうか

個人の資産運用に必要なのかそうでないのか意見が分かれそうな海外債券ですが、トランプ相場の中海外債券のリスクが高まっているというようなニュースがありました。

トランプ相場 地銀への影響調査へ 金融庁

金融庁が緊急調査を行うということですが、債券価格が大きく値下がりするリスクがあるということでしょうかね。

マイナス金利政策の影響!?


ニュース記事を見てみると昨年の今頃に導入したマイナス金利政策の影響で多くの地方銀行が米国債を含む海外債券の保有を増やしたんだけど、大統領選挙以降は長期金利が上昇し債券価格が値下がりした事で地方銀行の財務悪化が懸念されているということです。

ようは「過度なリスクを取っていないか」という事について緊急調査を行うようですが、扱う金額の多少に関わらずリスクを取りすぎるというのは避けるべきことなんでしょう。

とりあえず債券価格は米大統領選挙後下がって来ているんでしょうか。

保有している海外債券について少し確認


いくつかのファンドなどで海外債券を保有しているんですが日頃価格などあまり気にする事もあまりないので簡単に基準価格の推移などを確認することに。

まず先進国債券は現在「ニッセイ外国債券インデックスファンド」を保有しているんですがここ1年程の推移は以下のような感じでした。

今のところはそれ程は値下がりしているという訳でもないのかな。

ついでに新興国債券も保有中の「iS新興国債券(ETF:1362)」で確認してみると。

こっちもそんなに値下がりしているという訳でもなさそうです。

ただ緊急調査をするというくらいなので少しは気に留めておいた方が良いんでしょうかね?

先々の事はどうなるか分からないし、あまり気にし過ぎても仕方ないのである程度保有している海外債券ですが少し値下がりリスクが高まっているという事のようです。

個人的にはそこまで海外債券に偏って保有している訳でもないと思っているので継続して保有しておこうかなと思っていますが、こういった機会にリスク許容度の確認や保有比率を少し確認するのは大事な事なのかもしれないなと思います。

しかし海外債券が必要かどうかは悩ましい話なんでしょうね。