純資産総額の推移を確認することはファンドを選ぶにあたりチェックするポイントの1つなんだろうと思いますが「円奏会」というファンドはここ1年で2000億円以上も純資産総額が増加しているようです。
モーニングスターが選定するファンドオブザイヤーで2015、2016と2年連続で最優秀ファンドを受賞しているとのことですが、いったいどんなファンドなんでしょうかね。
「円奏会」は愛称のようで、正式名称は「東京海上・円資産バランスファンド」とのこと。
名称を見るとバランスファンドのようで、毎月決算型と年1回決算型の2つファンドが設定されているようですね。
ちょっと目論見書を見てみると以下の資産配分をベースに各資産の価格変動にあわせて株式とリート資産の配分比率を調整するというバランスファンドのようです。
国内債券 :70%
国内株式 :15%
国内リート:15%
国内債券を無リスク資産と位置付けると、自分の資産配分も結構近い感じなのかな?確かにこれくらいのリスク資産の比率だと安定した感じで運用できる印象です。
一方で国内資産だけ、というのは少し好みが分かれそうですね。
コスト等についてはSBIネット証券で確認すると、
売買手数料 :1.62%(1000万円未満、税込)
信託報酬 :0.9072%(税込)
信託財産留保額:なし
解約手数料 :なし
と売買手数料などちょっと運用コストが気になる感じでしょうかね。設定来の基準価格騰落率は+7.13%(年1回決算型)となっていました。
価格変動にあわせて株式やリート資産の配分比率を2.5~15%の間で調整するということなんですが、なかなか面白いバランスファンドです。
モーニングスターが選定するファンドオブザイヤ―で最優秀ファンドを受賞していることからか純資産総額が順調に増えているようなんですね。
純資産総額でみると毎月決算型が圧倒的に多いので毎月決算型の純資産総額推移などを見てみると、
といった感じで純資産総額がついに3000億円を突破と、確かになかなか人気のファンドとなっているようです。
バランスファンドという目線でみてみると、個人的にちょっと前まで保有していたeMAXIS 8資産均等型(約200億円)やSMTインデックスバランスオープン(約30億円)と比べてケタ違いの純資産総額ですね。
やはりここでも毎月分配型は人気となっているようです。
リスクの大きい資産クラスの比率を低くして安定的に運用すると同時に、分配金という形で月々取り崩すようなイメージで保有している方が多いんでしょうかね?
月々の取り崩しという意味で考えると投信の定期売却サービスなどを利用すれば良いようにも思うのですが、ここでも毎月分配型が好んで選ばれているようです。
ちなみに価格変動にあわせて資産の配分比率を調整するということですが、直近の月次報告書を見ると株式・リート資産ともに14%と若干比率を下げていました。
配分比率の推移を見ても結構大幅な調整を行ってきているようで、この辺りは結構興味深いファンドだなあという印象です。
モーニングスターが選定するファンドオブザイヤーで2015、2016と2年連続で最優秀ファンドを受賞しているとのことですが、いったいどんなファンドなんでしょうかね。
ファンドの概要
「円奏会」は愛称のようで、正式名称は「東京海上・円資産バランスファンド」とのこと。
名称を見るとバランスファンドのようで、毎月決算型と年1回決算型の2つファンドが設定されているようですね。
ちょっと目論見書を見てみると以下の資産配分をベースに各資産の価格変動にあわせて株式とリート資産の配分比率を調整するというバランスファンドのようです。
国内債券 :70%
国内株式 :15%
国内リート:15%
国内債券を無リスク資産と位置付けると、自分の資産配分も結構近い感じなのかな?確かにこれくらいのリスク資産の比率だと安定した感じで運用できる印象です。
一方で国内資産だけ、というのは少し好みが分かれそうですね。
コスト等についてはSBIネット証券で確認すると、
売買手数料 :1.62%(1000万円未満、税込)
信託報酬 :0.9072%(税込)
信託財産留保額:なし
解約手数料 :なし
と売買手数料などちょっと運用コストが気になる感じでしょうかね。設定来の基準価格騰落率は+7.13%(年1回決算型)となっていました。
価格変動にあわせて株式やリート資産の配分比率を2.5~15%の間で調整するということなんですが、なかなか面白いバランスファンドです。
純資産総額増えてます
モーニングスターが選定するファンドオブザイヤ―で最優秀ファンドを受賞していることからか純資産総額が順調に増えているようなんですね。
純資産総額でみると毎月決算型が圧倒的に多いので毎月決算型の純資産総額推移などを見てみると、
といった感じで純資産総額がついに3000億円を突破と、確かになかなか人気のファンドとなっているようです。
バランスファンドという目線でみてみると、個人的にちょっと前まで保有していたeMAXIS 8資産均等型(約200億円)やSMTインデックスバランスオープン(約30億円)と比べてケタ違いの純資産総額ですね。
やはりここでも毎月分配型は人気となっているようです。
リスクの大きい資産クラスの比率を低くして安定的に運用すると同時に、分配金という形で月々取り崩すようなイメージで保有している方が多いんでしょうかね?
月々の取り崩しという意味で考えると投信の定期売却サービスなどを利用すれば良いようにも思うのですが、ここでも毎月分配型が好んで選ばれているようです。
ちなみに価格変動にあわせて資産の配分比率を調整するということですが、直近の月次報告書を見ると株式・リート資産ともに14%と若干比率を下げていました。
配分比率の推移を見ても結構大幅な調整を行ってきているようで、この辺りは結構興味深いファンドだなあという印象です。