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「eMAXIS Slim」という低コストインデックスファンドがシリーズで登場

インデックスファンドは相変わらず低コスト化が進んでいるんですが三菱UFJ国際投信が「eMAXIS Slim」という名称で新たに低コストのインデックスファンドをシリーズ展開するようです。

既存の「eMAXIS」シリーズとは別に新たにシリーズ展開ということなんでしょうかね?

とりあえず三菱UFJ国際投信からも業界最低水準の低コストのインデックスファンドが登場するという話です。

eMAXIS Slim


シリーズ展開ということでどのようなインデックスファンドが追加されるんだろうかとプレスリリース資料を見てみました。

プレスリリース資料を見たところ以下の4つのファンドが追加されるようですね。

  • eMAXIS Slim 国内株式インデックス
  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

国内および先進国の株式と債券資産クラスが追加されるようで、国内株式はTOPIXがベンチマークとなっているようです。

さて気になる信託報酬率(年率)は、

国内株式 :0.180%
国内債券 :0.140%
先進国株式:0.200%
先進国債券:0.170%

となっていて確かに低コストですし、プレスリリース資料には以下のような記載もあり、継続して業界最低水準の運用コストが期待できそうです。

『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』は、他社類似ファンドの運用コストに注意を払い、機動的に信託報酬を引き下げることによって、今も、そしてこれからも業界最低水準を目指し続けるインデックスファンドです。

eMAXISシリーズが低コスト競争に参戦するのはちょっと驚きですが、運用コストが低くなるということは喜ばしい事ですね。

既存のeMAXISシリーズ…


いろいろ事情があるんでしょうけど既存のeMAXISシリーズの運用コスト引き下げではないようで、こちらについてもちょっと驚きました。

個人的な話だと「eMAXIS」シリーズは現在、新興国債券クラスだけ保有してたかと思うのでそれほど気にする事もないんですが、既に「eMAXIS」シリーズで同様のインデックスファンドを保有している個人投資家はなんとも複雑な心境だろうと思います。

またプレスリリース資料を見ると販売会社も以下の主要ネット証券に限定されるようで、残念ながら当面は投信工房での取り扱いは無いのかもしれません。

  • 株式会社SBI証券
  • 楽天証券株式会社
  • マネックス証券株式会社
  • カブドットコム証券株式会社(H29.3.6より)

まあ運用コストが低いインデックスファンドが登場するということは良い事だと思いますので、今後のシリーズ展開も楽しみにしておこうと思います。

新興国株式も「eMAXIS Slim」シリーズで登場しないかな。

他のインデックスファンドシリーズも十分に低コストになってきていますが、業界最低水準というか最安値というかそういった響きは良いものですね。

残念ながら今のところ松井証券での取り扱いは無さそうなので、乗り換えまでは考えてないんですが今後販売会社として追加されるような事があれば、その時にはまた考えてみようかと思っています。

しかしインデックスファンドの低コスト競争、なかなか続いています。