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「SMT 日米インデックスバランス・オープン」というバランスファンドが登場!

三井住友トラスト・アセットマネジメントから2017/02/27に「SMT日米インデックスバランス・オープン」というバランスファンドが登場しました。

SMTインデックスシリーズからは「SMTインデックスバランス・オープン」に続く2つ目のバランスファンドですね。

国内と米国の各資産に投資するファンドのようですがどんなバランスなんでしょうか。

SMT日米インデックスバランス・オープン


とりあえず交付目論見書から組入比率などを確認したところ以下のような比率となっていました。

国内と米国にそれぞれ株式20%、債券20%、REIT10%と分かりやすい組入比率となっています。

株式・債券・REITの組入れ比率については「SMTインデックスバランスオープン」と同じなんですが、

  • 新興国への投資は行わない
  • 国内を除く先進国への投資は米国のみ
  • 株式資産クラスは高配当モノ(配当貴族)への投資

といった所が違いになるんでしょうか?

決算日は5月、11月の2回で運用コスト面では、

信託報酬   :年率0.54%(税抜0.5%)
信託財産留保額:なし

とのことです。

運用コストは「SMTインデックスバランスオープン」と比べると信託財産留保額が無くなって、信託報酬は変わらずといった感じですね。

また米国の株式や債券に投資しますが為替ヘッジは無しのようです。

ニッセイやeMAXISの4資産均等型に気持ちREITを加えたようなバランスファンドに近いイメージかと思いつつも、先進国への投資は米国だけなので随分と違ったパフォーマンスになるんでしょうかね。

国内と米国に集中的に投資


特徴的なのは国内と米国へ集中的に投資するという事や、株式資産は高配当モノに集中してしまう事でしょうか。

現在、日本株配当貴族インデックスオープンは49銘柄、米国株配当貴族インデックスオープンが52銘柄で構成されているようなので株式資産クラスについては約100銘柄で構成されている事になり、投資対象国の分散という意味でも2ヵ国への投資になるので幅広い銘柄や国へ投資したいという場合は少し注意が必要かもしれません。

ただそこはバランスファンドの良い所、少額から国内と米国の株式・債券・リートに投資できるので、現在国内へ集中的に投資している場合で「経済が好調そうな米国にも少し投資してみるか」という場合は良いファンドなのかと思います。

まあその場合でも4資産均等型で良さそうな気もするので、決め手はリート資産なんでしょうかね?


国内と米国に集中投資という特徴的なバランスファンドです。

現在、資産運用はしているものの国内資産だけという場合は米国への投資という意味でアリなのかと思いつつも、米国への投資はいろいろな選択肢があるのでなかなか判断が難しい感じですね。

とりあえず4資産均等型やSMTインデックスバランスオープンの運用状況とどれくらい違いが出てくるのか見ていくのも面白いかもしれません。