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フレキシブル・アロケーション型ファンドは結構資産配分比率が変わる?

分散投資を行う時に資産配分は結構悩んだりするんだと思うのですが「フレキシブル・アロケーション型」という相場環境にあわせて資産構成比率を変更するファンドがあるようです。

どういう基準でどの程度の比率を変更するのかはファンド次第なんだろうと思うのですが、一体どれくらい資産構成比率を変更しているのかちょっと見てみる事にしました。

資産配分比率は結構悩みますよね。

フレキシブル・アロケーション型ファンド


モーニングスターのサイトにフレキシブル・アロケーション型ファンドが純資産総額を伸ばしているといった記事があったのでちょっと見てみました。

分類としてはバランス型ファンドと位置付けられているようですが相場環境に応じて資産構成比率を機動的に変更するようなファンドがフレキシブル・アロケーションタイプと分類されているようですね。

ザッと記事を見てみると、このタイプのファンドのメリットとしては下落局面に強い傾向がある事、デメリットとしては運用コストが高い傾向がある事があげられています。

まあ、とりあえずここ最近は徐々に純資産総額を伸ばしているという事のようです。

結構変わる資産配分


相場環境に合わせて機動的に資産構成比率を変更するという事ですが、どの程度比率を変更しているのかと、モーニングスターのFUND OF THE YEAR2016で最優秀ファンド賞を受賞した「シュローダー・インカムアセット・アロケーション」というファンドで確認してみる事に。

目論見書を見ると、債券や高配当株式など利回りが期待できる資産クラスに投資するようなファンドのようです。

とりあえず月次レポートを見てみると、


と、まあこうしてみると思ったより資産配分比率が変わっている感じですかね?個人的にはもう少し緩やかな変更だろうかと思っていたんですが思ったよりアクティブに比率を変更しているようです。

最優秀ファンドに選ばれるだけあってパフォーマンスも良いようで、リスクを抑えるための柔軟な比率変更というのも大事なのかもしれませんね。


頻繁に資産配分比率を変更する事は手間やコストも考えると必ずしも良い事でもなさそうですが、あまり固定比率に拘りすぎるのもそれはそれで良くないんだろうと思います。

まあ、資産配分比率などもあまり考えてもキリがなさそうですが、ややユルく遣り繰りしていく事が長く続けるコツなのかもしれないな、とも思っています。
(近頃はユルくなりすぎてる気もするのですが)