日本株最小分散ETFやジャパン高配当利回りETFが出るらしい

  22:14

iSharesシリーズの新たな国内ETF

ブラックロック・ジャパンから新たに4銘柄の国内ETFが上場するようです。

上場は10月20日と少し先になりますがどのような国内ETFが上場するのか確認してみました。

新しく上場する4銘柄について


上場する4銘柄は以下のようになっています。

コード銘柄名対象指数信託報酬(税抜)
1475iシェアーズ TOPIX ETF東証株価指数(TOPIX)0.06%
1476iシェアーズ Jリート ETF東証REIT指数0.16%
1477iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETFMSCI日本株最小分散インデックス0.19%
1478iシェアーズ ジャパン高配当利回り ETF MSCIジャパン高配当利回りインデックス 0.19%

目につくのは信託報酬の低さでしょうか。

現在購入を考えていた国内ETFの同等の銘柄と比べてもコンマ数パーセント低く抑えられています。

「iシェアーズ TOPIX ETF」などは0.06%でも十分に信託報酬が低いにもかかわらず設定当初から平成28年8月9日の期間に限り更に低い0.025%と設定されてるようです。

「MAXIS トピックス上場投信」の信託報酬が0.078%なのでさらに0.053%も低コストということになります。

で気になる4銘柄のうち

・iシェアーズ TOPIX ETF
・iシェアーズ Jリート ETF

はいいとして

・iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF
・iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF

というETFがあります。

そこでそれぞれにについてどのようなETFか少し調べてみました。


日本株最小分散ETFについて


日本株最小分散ETFってなんだろうとファンドの概要を確認すると、
MSCI が設定する「MSCI NIHONKABU 指数」をベースに、業種・ファクター・銘柄間などの相関を踏まえ、リスク(価格変動)の最小化を目指して選定された日本株の銘柄群を投資対象とするETF(上場投資信託)です。「MSCI 日本株最小分散インデックス」への連動を目指します。

と説明があります。

英語名が「iShares MSCI Japan Minimum Volatility (ex-REITs) ETF」とあるようにリートを除く日本国内株式を対象に価格変動を最小限することを目指す指数に連動したETFです。

構成銘柄は概ね150~200銘柄程度、Barraマルチ・ファクター数式モデル(よくわからない)を活用しポートフォリオを構築するようです。

またリバランスは5月末と11月末と2回行い、年間売買回転率は最大20%を上限とのことです。

気になるパフォーマンスですがプレスリリース資料によると”2005年9月末~2015年8月末の期間において日本株の市場平均と比べ約4割上回った”とあります。

データ比較の際には抽出期間に気をつける必要がありますが市場平均より高いパフォーマンスが期待できるETFなのかもしれません。

でも流石に市場平均を4割も上回るというのは出来過ぎなんじゃないかなあと思いますが。

高配当利回りETFについて


こちらは銘柄名通りですがファンドの概要を確認すると、

MSCI が設定する「MSCI ジャパン高配当利回りインデックス」をベースに、配当利回りや企業の財務体質などに関する所定の水準を満たした日本株を投資対象とする ETF(上場投資信託)です。
「MSCI ジャパン高配当利回りインデックス」への連動を目指します。

と説明があります。

MSCI 高配当利回り指数の構成銘柄の選択方法を確認すると、配当性向や1年間の株価パフォーマンスなどから銘柄を絞り込み、そのなかから配当利回りの高い銘柄からポートフォリオを構築するようです。

ただし配当金下落リスクを低減させるために配当性向の上位5%に入る銘柄は構成銘柄から除外するようです。

また特定銘柄に偏らないことと売買回転率の抑制を目的に銘柄あたりの時価総額の比率を最大5%と制限を行っているようです。

構成銘柄は概ね40~100銘柄程度で、こちらも5月末と11月末の年2回リバランスを行うようです。

信託報酬も0.19%と低いですがどの程度の利回りとなるのか気になるところです。


さて以前から購入を予定していた野村日本株高配当70連動型上場投信[ETF:1577]を昨日購入したばかりなのにその次の日にさらに低コストの高配当ETFが出るということを知ってしまいました。

ありがちといえばありがちですが若干複雑な心境であります。。。

出来高を含めた売買状況も確認してみる必要はあるものの信託報酬の差からも今後の購入対象として注目してみたいと思います。

売買単位も1口からととてもお手軽な感じです

ともあれ4銘柄が上場する10月20日頃には市場も安定していると良いのですがどうなるんでしょうかね。

魅力的な国内ETFが今後もさらに増えることを期待します。

個人的には先進国REITや債券も充実してくれるといいなと思っております。


テーマの近い記事