非課税投資枠が120万円になる成人NISAについて再び考える

  21:32

成人NISAの非課税枠が120万円に

来年から成人NISAの非課税投資枠が120万円になるようです。

どう活用していくか未だに悩ましいのですが非課税枠が月平均10万円と結構な額になってきたので活用方法について再考しておきます。

悩ましい2つの問題


個人的に悩ましく思っていることが2つあります。

1点目は特定口座との通算損益ができない問題です。

配当金や売買益が非課税という点が強調されていますが課税対象とならない枠のため損失が出た場合も特定口座や一般口座と損益の通算が出来ません。

あまり考えたくないのですが5年後に損失が出ていた場合は、特定口座などと損益通算や損失の繰越控除が出来ないので活用する際は慎重に行う必要があります。

5年後さらにNISA口座にロールオーバーすることも出来ますがこちらも結局損失確定した上での話なのであまり意味がない感じですね。

まあ、そういう制度なんでこれは仕方ないんでしょう。

もう1点が資産売却後や期間終了後の100万円前後のまとまった資金をどうするかという点です。

5年間の非課税期間が終わった後、非課税投資枠のまとまった資金をどうするかということですが、非課税口座で売却した後、課税口座で買い直すのはチョット抵抗がありそうです。

想定する運用期間があと10年前後の場合は丁度都合が良さそうですが自分の場合はもう少し長期になりそうなので非課税期間の出口をどう折り合いつけるのかが悩ましい所です。


とはいえ出来れば活用したいのです


制度やルールは大きく変わらないだろうから現時点でどう活用していくかですが、分配金や配当金が非課税になる面に着目して活用していきたいと思っています。

自分の場合ですがNISA口座ではリートや高配当ETFを中心に運用していこうかと思っています。

野村日本株高配当70連動型上場投信[ETF:1577]をNISAで購入したのもこの辺が理由でキャピタル・ゲインよりインカムゲインを重視して運用していくのが良さそうだなと。

低コストの海外ETFも捨てがたいですが。

購入時の皮算用


少し前に今年のNISA枠で野村日本株高配当70連動型上場投信[ETF:1577]を初購入しましたが分配金利回りが2.4%の水準で購入しました。

不幸なことに今後5年の平均利回りが2%程度となったとしても非課税の配当分が5年間で購入額の10%程度にはなるのかなと思っています。

そうすれば損益分岐となる単価が18、500くらいなのでこれくらいなら大きな損失にはならないんじゃないかな・・・と思っています。

分配金は都度再投資に回せるし結構良い活用方法じゃないかと思っていますが。

ちょっと甘いだろうか...


NISA枠については使い切らなくてもいいか、と思っていますがジュニアNISAなども始まり世帯全体でみると来年からは結構な非課税枠が活用できるようになります。

利用する証券口座で海外株式を扱っている場合、手数料の面から低コストの海外ETFを活用するというのも良いかもしれません。

とはいえ扱う額や制度の内容を見ると初めて投資する人にとっては結構リスクがあるんじゃないかなと思いますがどうなんでしょうかね。

「貯蓄から投資へ」はいいのですがNISAの制度を正しく理解している人は案外少ないような気がします。自分も結構アヤシイです。

ちみなみ配当金ですが受領方法が「株式数比例配分方式」にしておかないと配当金が課税されるようです。

すこぶるヤヤコシイ。

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