上昇局面に改めてインバース型ETFの活用方法を考えてみる

  21:28


相変わらず日経平均株価は堅調で、半月前後で10%近く上昇してきました。

米国が景気を好感していることなどが背景のようですが、一般的に利上げすると株価は下がると言われており、米国の好景気そのものも利上げ前の駆け込み需要かなんかじゃないのと思う所もあり少し警戒しています。

また急激な変動に対する反動も懸念されることもあり、うまく活用できるかどうかは置いといてインバース型ETFの活用方法がないか考えておきたいと思います。

週次でみても結構幅のある価格


以前確認した感じでは比較的変動幅の少ないだろうTOPIXに連動するETFにおいてもそこそこ変動幅があることが分かりました。

株価などは結局、上がったり下がったりを繰り返しながら推移するものなので一方的な急激な変動についてはその反動を警戒する必要がありそうです。

資産全体の変動抑制に


また資産分散の目的は価格の変動を低くすることと考えると(結果としてプラスの方向だとしても)急激な変化は好ましくないのかもしれません。

急激に上昇したものはある程度は下落するだろうと考えると、下落局面での変動抑制という意味でインバース型ETFは効果が期待できるのかもしれません。

急激に上昇すれば反動で下落するということは過去に何度も繰り返された光景ですね。

一旦の利益確定にも


特定の資産が上昇するとアセットアロケーション比率が変わることによりリスクおよび期待リターンが変わります。

株価が上昇しつづけることは良い事ですが、特定の資産の上昇はアセットアロケーション全体で見ると想定以上のリスクに変わってしまう懸念があります。

セルリバランスやノーセルリバランスなどで比率を整えるという方法もありますが、インバース型でバランスを取り、更に株価が上昇した場合は相殺しつつセルリバランスを行うという方法もアリかもしれません。

下落すればインバース型だけ売却すれば良いということで。

減価には注意しないといけないかも


インバース型やレバレッジ型のETFは長期保有すると減価するという性質があります。

そのため長期保有にはもともと向いていないため購入時は予め保有期間を予め決めておいた方が良さそうです。

2~3ヶ月程度の比較的短い期間でも保有期間でも意外と減価してしまうようです。

実際に活用できるかどうかは置いておくと、資産を保有した状態でインバース型を活用するという事は俗に言う両建てと同じなので理屈上はあまり勧められた方法ではなさそうです。

ただ8月末のような下落がはじまってから慌てて活用方法を考えてもそれこそロクな事がなさそうだ、ということでもし活用するとすればどう使うのが良いのかなという意味でちょっと整理しておきました。

個人的には資産価格が急激に変動した場合や、リバランスする予定の場合などのいくつかの条件下では活用してみても良いかもしれないと思います。配分や保有期間は悩ましいですが。

まあ理屈では分かっていても実際にやってみないと理解できないことも多く、世の中は理屈どおりには進まないことも多いため、最低単位くらいからちょっと試してみようかと思います。

多分下手な事はしない方がパフォーマンスが良いだろうという事もなんとなくはわかってはいるんですけどね。


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