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米国利上げを前に「フィデリティ・USリート・ファンド」が人気らしい


ついに今週米国の利上げが決定されるかもしれないという最中「フィデリティ・USリート・ファンド」が人気となっているようです。

リート資産については利上げの影響がどう出るのか興味があることもありちょっとファンドの概要について確認してみました。

ファンドの概要


ほぼファンド名称そのままですが、米国の取引所に上場されているリートへの投資を行うファンドのようです。

ファンドには為替ヘッジの有無による2つのコースが設定されているようですが12月のSBI証券ファンドランキングでは為替ヘッジなしのコースが人気となっているようですね。

コスト面では、

購入時手数料 :2.16%(*1)
信託財産留保額:0.3%
信託報酬   :1.512%(税込)
信託期間   :無制限
収益分配   :毎月

(*1)SBI証券で500万円未満(金額指定)の場合

となっているようです。

ベンチマークの違いはあるもののコスト面から「SMT 米国REITインデックス・オープン」でもいいんじゃないかなと思う所もありますがどうなんでしょうかね。

最新の月次レポートも見た感じは業種別組入比率もそこまで大差がないような感じで、やはり毎月分配が人気化の理由なんでしょうかね?

どんどん増えてる純資産総額


とりあえず人気らしいので3年前からの純資産総額の推移を見てました。



基本的には右肩上がりのようですね。

分配金も2009年10月頃からは1万口あたり100円程度を維持しているようで設定した頃から保有している方は良いパフォーマンスをあげているのかもしれません。

とりあえず米国の利上げによりどのような影響をうけるのかちょっと運用状況を見ていきたいと思います。

本当に年内利上げするかどうかはまだ分かりませんが。


リート資産について利上げがどう影響するかについては良く分からない所がありますが、実際に米国の利上げを行った場合約11年振りとの利上げということのようです。

リート市場規模もこの11年の間に随分と拡大していますので、利上げの影響がどちらに倒れたとしてもインパクトは大きいのではないかと思っています。

また利上げは為替にも影響を与える事になると思いますので為替ヘッジなしのリート資産の価格がどのように推移するのか気にかけてみたいと思います。