国内ETFの分配金は増えたり減ったりするんですが、過去を振り返ってみるとどれくらいで推移していたんだろうかと思いちょっと調べてみました。
分配金はどれくらい
日経225連動型上場投資信託[ETF:1321]を参考に2001年8月~2015年7月の期間について、まず分配金の推移と基準価格の推移をグラフ化してみました。
リーマンショック前後を除けば基本的には基準価格の増減に沿った形で分配金も増減しているように見えますね、これは予想通りか。
次に、基準価格と分配金をもとにした分配金利回りをグラフ化しました。
LOW/HIGHは月次の基準価格の高値・安値それぞれの場合の利回りです。
最初のグラフと比べると関連が見えづらい感じですね、あまり良くわからないグラフになりました。
で、最後に分配金と分配金利回りをグラフ化しました。
2012年の夏頃までは分配金の変動に近い形で利回りも変動していますが、2012年の夏頃以降は分配金が増加しているにも関わらず利回りが低下しているような状況になっています。
先行きの期待感か株価の上昇の勢いが強かったという事でしょうかね。
「日経225連動型上場投資信託[ETF:1321]」以外ではどうなってるのかという話もありますが、この先どのように推移していくのかも少し興味深いなと思います。
ちょっと前に調べた「日経平均株価の配当利回り」の時に積み残しとなっていた部分について追加で確認してみました。
こう見ると長期で見た場合、適当な利回り水準は流動的なんだなという感じで、やはり単純な話ではなさそうです。
まあ全く参考にならない訳でもなさそうなので気にしつついこうかなというとこです。
しかし今日はホント寒いです...