先日「日経高配当株50(ETF:1489)」という高配当ETFが上場したところですが、03/13に「上場ベータヘッジ(ETF:1490)」というETFが新たに上場するという事です。
略称からは分からないんですが日興アセットマネジメントのサイトを見ると「上場高配当低ボラ(ETF:1399)」の兄弟ETFとのことですね。
ちょっと変わったETFのようですがどんな銘柄なんでしょうか。
正式名称は「上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(βヘッジ)」と少し長い名称となっています。
日興アセットマネジメントのサイトからETFの特徴を見てみると、
分配金は年4回分配で売買単位は10口単位。信託報酬は0.45%(税込0.486%)以内となっています。
ちなみに連動対象指数は「MSCIジャパンIMIカスタムロングショート戦略85%+円キャッシュ15%指数」という日興アセットマネジメントとMSCI社が共同で開発した特殊な指数とのことです。
同サイトでは2009年末からのパフォーマンスについてグラフ等で示されていますが価格変動を抑えて安定的に推移している事が見て取れました。
2009年12月30日~2016年12月30日におけるリスク値(年率)は4.45%とTOPIXの20.97%と比べて随分と価格変動を抑えた運用実績となっていたようです。
同期間においてはTOPIXが大幅に上昇しているため平均リターンを比べると見劣りしますが、株価の変動は予測が難しいのでリスクを抑えて安定的に運用したいという場合には向いているのかもしれませんね。
少し特殊なETFですが、運用状況が少し楽しみです。
国内ETFは変動が大きいレバレッジ型やインバース型のETFが人気となっていますが、こういったリスクを抑えるETFも注目されるといいですね。
コラムの中でも、
略称からは分からないんですが日興アセットマネジメントのサイトを見ると「上場高配当低ボラ(ETF:1399)」の兄弟ETFとのことですね。
ちょっと変わったETFのようですがどんな銘柄なんでしょうか。
上場ベータヘッジ(ETF:1490)
正式名称は「上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(βヘッジ)」と少し長い名称となっています。
日興アセットマネジメントのサイトからETFの特徴を見てみると、
投資元本の85%を日本株式ポートフォリオに投資します。この日本株式ポートフォリオは「上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ」(証券コード:1399)と同じものになります。その投資している日本株式ポートフォリオの価格変動性を勘案し、その価格変動性がゼロになるようにTOPIX先物を売り立てます。日本株式ポートフォリオへの投資が85%になっているのは、先物を売り建てる委託証拠金(現金)が必用になるためです。ということで、なんだか難しい運用を行うETFのようですがTOPIX先物を売り建てる事で、選択した銘柄のリターンのみを得る事を目指すETFのようです。
分配金は年4回分配で売買単位は10口単位。信託報酬は0.45%(税込0.486%)以内となっています。
ちなみに連動対象指数は「MSCIジャパンIMIカスタムロングショート戦略85%+円キャッシュ15%指数」という日興アセットマネジメントとMSCI社が共同で開発した特殊な指数とのことです。
低ボラから更にボラティリティを低く!?
同サイトでは2009年末からのパフォーマンスについてグラフ等で示されていますが価格変動を抑えて安定的に推移している事が見て取れました。
2009年12月30日~2016年12月30日におけるリスク値(年率)は4.45%とTOPIXの20.97%と比べて随分と価格変動を抑えた運用実績となっていたようです。
同期間においてはTOPIXが大幅に上昇しているため平均リターンを比べると見劣りしますが、株価の変動は予測が難しいのでリスクを抑えて安定的に運用したいという場合には向いているのかもしれませんね。
少し特殊なETFですが、運用状況が少し楽しみです。
国内ETFは変動が大きいレバレッジ型やインバース型のETFが人気となっていますが、こういったリスクを抑えるETFも注目されるといいですね。
コラムの中でも、
絶対に損を出さない商品は組成が不可能に近いものではありますが、ETFの組成・運用会社は、そのような環境を受け入れつつも解決策を考え具体化する必要があるのではないでしょうか。とありますが、これからも興味深い商品が出てくることを楽しみにしていたいと思います。