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7月, 2015の投稿を表示しています

現在のアセットアロケーションで本当に分散投資の効果があるのか確認してみた

資産運用のブログなんかを見ていると、良く見るキーワードに「長期投資」と「分散投資」とがあります。 長期投資は大体わかるのですが、分散投資って何なんだろうかと少し確認してみました。 何を分散するのか 少し確認してみると、分散するのは投資おこなう時の「アセット」と「投資先」と「タイミング」ということのようですね。 投資を行う際には、アセットクラス(株・債券・不動産・コモディティ...)×投資先(投資国や運用会社)×タイミング(購入時期)の組み合わせから選択するわけで、この組み合わせを少ないパターンではなく多くのパターンに分けるということが分散するという事のようです。 相当な組み合わせがあり多くのパターンに分散できそうですね。 で、どんなメリットやデメリットがあるんだろうか? 分散投資のメリットとデメリット メリットとしては異なるアセット・投資先・タイミングに分散させ投資を行う事で特定の投資対象の資産価値が大きく下がっても全体で見れば大きく下がっていないというように資産運用の リスクを低下させる ことができるということですね。 反対にデメリットとしては何かの資産価値が大きく上がっても全体でみれば大きく上がっていないということでもあり資産運用全体の リターンを低下させる と考えることもできます。 でも、なにかしら価値を生み出すモノに投資を行っていれば、長い期間で見るとそこそこのリスクでそこそこのリターンが得られると考えられ、わずかな手間でそこそこのリターンが生まれる確率が高いのであれば、投資方法として良い選択ではないかと思っています。 リスクを小さくする結果としてリターンも小さくなるけど安定した運用を行う事ができるということですね。 分散投資の効果はでているのか 無節操に複数資産・複数商品に投資をしていますが、念のため分散投資の効果(リスクの低下)がほんとうにでているのか確認してみます。 ためしに年初から最近まで、現在のアセットアロケーションの比率で投資していたと仮定した場合の資産価値の推移をグラフにしてみました。 赤い太線が現在のアセットアロケーションの比率で投資した場合なんですが、ちょうど平均くらいといっていいのかな? 分散効果の目的であるリスクを低下させるという点については

SBI証券の投資信託情報が充実するらしい

メインで使用しているSBI証券の投資信託情報が7/31にリニューアルするらしいです。 そこでホームページから主なリニューアル内容について確認してみました。 ファンドのパフォーマンスが分かりやすく! 現在の個別銘柄サイトでは直近1年の基準価格推移しか確認できなかったのですが、基準価格推移に加えて、分配金再投資後(課税前)、分配金額の推移、純資産総額の推移も確認できるようになるようです。 しかも直近1年だけではなく設定来の期間を含めていくつかの時間軸で見えるようになるらしい! まあ、これはモーニングスターのHPでも確認できるから目新しさはあまりないかな。 リスク・リターンなどの分析項目がより詳しく! 個別ファンドのトータルリターンだけでなくカテゴリ平均とくらべてトータルリターンがどうなのかが一目でわかるようになるらしい! まあ、これもモーニングスターのHPでもわかるので目新しさはあまりないかな。。。 つまり結局は… モーニングスターの情報がSBI証券のHP内でも分かりやすく見えるようになるみたいです。たぶんそういうことなんでしょう。 その他の機能としては、 ファンドの実績(純資産額の推移、騰落率、レーティング) ファンド内の資産構成比 リスクメジャー、リスクリターン分析、シャープレシオ、標準偏差 なども提供されるようです。 個別ファンドの各種状況がポートフォリオ画面からのリンクで確認できるようにもなるだろうから便利といえば便利になりそうです。

為替ヘッジありとなしほんとに効果があるのか比較してみた

いくつかの投資信託には「為替ヘッジ型」がという為替変動の影響を回避するモノがあるようです。 とはいっても本当にヘッジ効果があるのかいまいちわからなかったのでヘッジ有りのファンドとヘッジ無しのファンドを比較する形でどの程度の効果があるのかちょっと確認してもみました。 為替ヘッジとは 国外の資産へ投資するときに「為替予約」などを行い 資産を購入するときと売却するときの為替レートを一定にし為替リスクを回避 することです。 たとえば現在の為替相場の水準である1ドル=124円で海外資産を購入した場合、長期運用を行った結果として、海外資産を売却する際の為替レートが現在の為替水準より円高となっているか円安となっているかを予測することは困難です。 海外資産を購入したときよりも為替レートが円安にすすんだ場合は為替差益となるのでまあ良いのですが、円高にすすんだ場合は為替差損が発生するのでこちらはできれば避けたいものです。 そのため海外資産への投資を行う際、購入時と売却時の為替レートを一定にするしくみを利用し 為替レートによるリスクを避ける方法 として為替ヘッジが使われることがあります。 為替ヘッジありとなしで比較してみた なにかしらのしくみを使って為替ヘッジを行うことから為替ヘッジの方が運用コストがかかりそうなものですが、その辺も含めて為替ありとなしのパターンでファンド運用状況がどんな感じなのか比較することにしてみました。 比較対象はFunds-i外国株式とFunds-i外国株式・為替ヘッジ型で、為替ヘッジ型が設定された2013/05/07以降のデータをつかっています。 ほんとは2007/06頃の1ドル=120台から70円台になって120円に戻る期間で比較したかったのですが適当なファンドをみつけられないのでしかたなしです。 2013/05以降だと金利差もあまりないんだけどな。 比較結果はこうなった まずはじめに2013/05/07を起点として現在までの変動をグラフにしました。 ヘッジなしは設定日が異なるため同日を10000とし設定日以降は換算したデータになります。 まず、投資対象は同じですのでグラフの乖離している部分が為替ヘッジ有無の差と考えられます。 そこで乖離している部分を抜きだしたのが次のグラフにな

当ブログのヘッダー部分のカテゴリ分けについて

当ブログについてどんなことを投稿しているのか分かりやすくなるようにヘッダー部分にカテゴリ毎の投稿記事とのリンクを用意してみました。 そこで、それぞれのリンクをどのような投稿記事と関連付けているのか簡単に説明しときます。 about blog 最初にみておいて欲しい 当ブログに関する情報 を投稿しています。 この投稿のような記事や運用方針に関する内容です。 比較・調査 自分が資産運用をはじめるにあたり わからなかったことや今後わからないことが見つかったときに調べた情報 を、わからない人がみて なんとなくわかる ように投稿していこうと思います。 間違いやわかりにくい表現などは修正していき、できるだけ分かりやすく正確な情報にしていきたいと思います。 ファンド情報 投資するときに自分が参考にしている情報 などを投稿しています。 実際に活用していますので誤りがないよう注意していますが、参考にするときは情報の性質上注意していただくようお願いします。 騰落率や純資産総額、相関係数が主な情報になりますが特に断りがない限り指数は eMAXISシリーズのソレ を参考にしています。 なお国内株式はTOPIX、純金は純金上場信託(現物国内保管型)ETF1540です。 運用状況 実際の運用状況に関する情報 を投稿しています。 比率あわせをしているだけですが 、こんな運用の仕方をしているんだという感じで見ていただければ幸いです。 長期投資は地味なのであまり面白みがないかもしれません(?) 暇つぶし 小ネタやちょっとした情報 などを投稿しています。 暇つぶしにどうぞ! その他、ブログについて 当ブログはGoogleのブログサービスであるBloggerに「 Vaster 」という日本語テンプレートを適用し運用しています。

気になるバランスファンドの騰落率と純資産総額推移も比較してみた

[8月以降の情報はこちら] 前回に続き有名なバランスファンドについて基準価格の騰落率や純資産総額の推移について比較してみました。 前回同様に、 1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月と比較期間は短めです。 バランスファンドはファミリーファンド方式で運用していることが多く、純資産総額はマザーファンド側も加味する必要がありますが、多少の人気や傾向は知ることができると思います。 また、有名なバランスファンドに加えて「ターゲットイヤー型」、「ファンドラップ型」、特別枠として現在人気のあるファンドについても参考として比較しています。 この辺になると分配の頻度が違ったり運用が複雑だったり単純に比較できないところがありますが、世間的には良く投資されているようで比較対象としてあげています。 なお、ファンド名称はヤフーファイナンスに登録されている名称と同じです。 各カテゴリは以下のような基準で分けています。 バランス型について 複数の資産に 決められた割合 で投資しているファンドを対象としています。 メリットは 少額から幅広い資産に投資が出来る ことや リバランスがファンド内で自動に行われる ことなどで、デメリットとしては 複数資産への投資比率を好きなように変更できない ことや、ファンドの資産配分変更により 購入時に想定していない投資比率になる ことなどがあげられると思います。 比較的低コストで幅広く投資が行える事から、個人的にもいくつかのファンドを保有しています。 ターゲットイヤー型について 目標とする時期に向けて 段階的に資産配分を変動 させるファンドを対象としています。 運用期間中、 運用初期はリターンを重視しリスク高めな資産配分 として 目標とする時期に近づくにしたがいリスクが低くなるような資産配分 となるような方針で運用されています。 比較した結果からも残年数が少ないほど基準価格の変動が少なく(低リスク)、残年数が長いほど基準価格の変動が大きい(高リスク)結果となっているように見えます。 各年代での資産配分の比率が許容できる場合は良いファンドかもしれません。 ファンドラップ型 良く目にするのでファンド名からファンドラップだろうというフ

気になるインデックスファンドの騰落率と純資産総額推移を比較してみた

インデックスファンドといっても似たようなファンドがいくつかあるので、有名どころについて基準価額の騰落率や純資産総額の推移について比較してみました。 期間は1ヶ月/3ヶ月/6ヶ月と短めですが、短期の傾向を確認する程度であれば問題ないかと思います。 ※空白は、設定されてからまだ日が浅くデータが存在しない箇所 調べてみて思ったこと 各アセット毎に見たところ、基準価格の騰落率は似たり寄ったりですが、純資産の流入額には結構差があるんですね。 純資産の増加はインデックスファンドの安定運用と低コスト化に繋がる要素であり定期的に見て行きたいと思います。 保有ファンドの繰上償還も避けたいですしね。 次は、バランスファンドもついでに見てみようかな・・・

インデックスファンドの相関係数について調べてみた

無節操に複数資産に投資していますが本当に分散効果が働いているだろうか、と思い各資産毎の相関係数を調べてみました。 相関係数について 分散投資をするときに良く目にする 相関係数 ですがwikipediaには以下のように書かれています。 相関係数 (そうかんけいすう、英: correlation coefficient)とは、2 つの確率変数の間の 相関 (類似性の度合い)を示す統計学的指標である。 原則、単位は無く、−1 から 1 の間の実数値をとり、1 に近いときは2 つの確率変数には正の 相関 があるといい、−1 に近ければ負の 相関 があるという。 0 に近いときはもとの確率変数の 相関 は弱い。 簡単に言うと、相関係数は2つのデータ郡の関係を示す数値で、 ・1に近いほど似た動き ・-1に違いほど逆の動き ・0に違い場合は関係のない動き というように言われています。 分散投資をする際、これらの関係を確認し できるだけ異なる動きをするアセットに投資しリスクを低減させる ために使用します。 相関係数はどれくらいなのか ためしにいくつかのファンドで相関係数がどれくらいなのかざっくりと確認してみました。 各資産毎に基準価格の変動率を元データとしており、基準価格はeMAXISシリーズの以下ファンドを参考にしています。  eMAXIS TOPIXインデックス  eMAXIS 国内債券インデックス  eMAXIS 国内リートインデックス  eMAXIS 先進国株式インデックス  eMAXIS 先進国債券インデックス  eMAXIS 先進国リートインデックス  eMAXIS 新興国株式インデックス  eMAXIS 新興国債券インデックス  eMAXIS 新興国リートインデックス 結果、こんな感じになりました。 ※新興国リートの設定開始日(2013/11/18)から現在までのデータを使用 個人的には先進国×新興国はもう少し相関が高いのかなと思っていましたが、分けて投資することで多少なり分散効果が得られそうです。 また、国内債券は予想通り他資産と相関が低いですね。 ちなみに相関係数はエクセルのCORREL関数を使って簡単に調べることができます

eMAXIS「ポートフォリオの達人」に参加してみた

連休の移動中、暇だったのでスマホでネットを徘徊していたところ「第4回ポートフォリオの達人」というコンテストがありましたので参加してみました。 ポートフォリオの達人とは 仮想通貨100万円分を三菱UFJ国債投信のeMAXISシリーズに配分してリスクあたりのリターンを競うコンテストです。 9種類のeMAXISシリーズ、国内・先進国・新興国×株式・債券・リートを対象とし、最近販売開始したコモディティは対象外のようです。 コモディティなぜ外したんだろうか。 コンテスト期間など 2015/08/03~2015/11/30となっており、コンテスト開始以降は各ファンドの投資比率を変えることができないため約4ヶ月後の各アセットの見通しを立てて比率を決定することになります。 ポートフォリオ作成のルール 以下の2点がルールとして書かれていました。 3ファンド以上に投資していること 投資するファンドには最低10万円以上の仮想通貨を割り当てていること 全ファンド対象にすると似たりよったりになりかねないため、「3ファンド以上」としているんでしょうかね。

生活防衛資金として個人向け国債を購入してみた

生活防衛資金の位置付けで、個人向け国債(変動・10年)を購入しました。 第62回から連続して購入しており6ヶ月程度の生活防衛資金がたまるまで継続したいと思います。 1年くらいでたまればよいんだけどな。 生活防衛資金 ちょっと前まであまり考えもしなかったのですが、資産運用をはじめるあたりいろいろなサイトをみたとろこ生活防衛資金を分けて管理することが推奨されてます。 Money LifeHack(マネーライフハック) からの引用ですが、 生活防衛資金というのは、万が一のために自分や家族の生活を防衛するための資金です。 たとえば、リストラ・倒産・病気・怪我・大規模災害による罹災など様々な要因によって収入が断たれてしまった場合に、自分と家族が生活していくための資金ということになります。 とあり、「なんかあった時」に生活を維持するための資産運用に回さない資金のようです。 いくらくらい必要なのか 「なんかあった時」の”なにか”やライフスタイル、家族構成などによって変わるのでしょうね。 自分の場合は保険がきかないリストラや倒産を”なにか”と想定しています。 まあ 6ヶ月くらいかければなんとか再就職できる のではないかなと。

インデックスファンド初心者の資産運用状況

2015/07/04の運用状況です。 アセットアロケーション ファンド 株式 債券 不動産 純金 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 目標配分 5.0% 35.0% 15.0% 4.0% 10.0% 10.0% 3.0% 8.0% 5.0% 5.0% 現在 4.4% 31.9% 13.7% 4.0% 13.0% 10.6% 3.1% 8.9% 5.0% 5.4% 差 -0.6% -3.1% -1.3% 0.0% 3.0% 0.6% 0.1% 0.9% 0.0% 0.4% 投資状況 新興国株式/国内不動産/先進国不動産を少額購入しました。 対象は基準価格が相対的に低下したアセットを理想配分から大きく乖離しない範囲で追加投資しています。だいぶドンブリ勘定です。

長期投資は暇です

はじめに これまで国内個別株式を中心に資産運用をしていましたが、あまり性に合わないようでインデックスファンドとETFを中心とした資産運用に切り替えました。 コツコツ積み立てつつ運用資産の推移を記録してこうと思います。 資産運用について インデックスファンド中心とした分散投資を行い、以下の目標配分を目安に2015/02頃から積み立てはじめてます。 身の回りの変化にあわせて適宜見直すことになるでしょう。 今後1年くらいかけて運用資産:現金の比率を7:3+生活防衛資産6ヶ月の割合に移行していこうと思います。 長期投資は暇? 国内個別株式中心で運用してると、日々の価格変動が大きく刺激的である反面、資産運用に割く時間が多くなりがちでした。 一方でインデックスファンド中心の運用は、今のところ日々の価格変動は少なく定期的に見てみると増えたり減ったりしてるなあ、という感じで自分の正確にはあってるような気がします。これまでと比べると暇なんですが。