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10月, 2015の投稿を表示しています

資産別の価格変動から振り返る2015年(債券編)

2015年の債券資産の価格推移イメージです。 ほんと地味だろうと予想される債券ですが、意外や意外結構変動しています。 とはいえ国内債券はお察しです。 ※実際の投稿日は2015/12/30ですがテンプレートの制約(?)か表示されないため過去日で投稿してます 2015年1月~3月 2015年4月~6月 2015年7月~9月 2015年10月~12月 株式やリートなどは以下からどうぞ。 → 10資産編 → 株式編 → リート+純金編

債券資産は債券ファンドで買うのが良い選択?

債券についていろいろ調べたりしているなかで 興味深い記事 を見つけました。 シリーズ物でいくつかポイントがあるのですがその中で「債券ファンドは買ってはいけない」という記事があります。 もう買っちゃっている訳なんですが、ちょっと内容を見てみました。 買っちゃいけない理由? ザーッと見てみた所、買ってはいけない理由としては、 ・価格が変動することでリターンが約束されない ・いろいろな債券を組み合わせるために利回りが下がる の2点になるのでしょうか。 1点目ですが債券自体は満期まで保有していれば決まった利回りで運用ができる(フィクストインカム)という事で、2点目はリスクや満期までの長さが異なる債券を組み合わせるためそれらの平均的な利回りになるという事のようです。 まあ確かにそうなんだろうなと思いますが、2点目については実際どの程度違ってくるんでしょうかね。 年限による利率の違い 個人的に2点目が気になったので債券のインデックスファンドについて確認します。 まずは国内債券、ファンドはどれでも良さそうですがSMT国内債券インデックスファンドの運用報告書を見てみると、利付国債だけみても  2年:0.1~0.2%  5年:0.1~0.6% 10年:0.6~2.0% さらに長い期間だと2.0%~という感じで確かに差がありますね。 地方債や公社債などその他債券もありますが、国内債券だけみても長期投資という観点からは2年限の債券をそこまで組み入れる必要があるのか考えてみても良さそうです。 海外債券も利率は違いますが同様です。 これは長期で考えると結構な差になりそうですね。 話半分な所もありますが 基本は以下の書籍の紹介記事のため少し煽り気味な内容なのかもしれませんが確かに長期の運用を行うにあたり債券ファンドではなく中・長期の債券中心で運用を行うのも良いように感じました。 証券会社が売りたがらない米国債を買え! アマゾンでのカスタマーレビューでも評価が分かれているようですが近所の図書館に蔵書があるようなので、時間がある時に読んでみようかと思います。

バランスファンドにリートを含めるかどうかについて

少し前からモヤモヤしていたのですがバランスファンドにリートを含めるのが自分の考えにあっているのかどうか考えていました。 最近、リート資産についていろいろ調べたりした結果として現時点での扱いを一旦整理しておきます。 株式とリート資産のリバランス 主に投資対象としている株式・債券・リートには収益の源泉には価格の変動によるものと配当金・分配金による収益があります。 あくまで個人的にですが 株式は主に価格変動、リートについては主に分配金 による収益を期待しています。 ともに価格変動による収益を期待している場合は価格によるリバランスは理に適っている気がしますが、価格変動による収益と分配金による収益、それぞれ期待する収益の源泉が違う場合はどうなんでしょうか。 ちょっと前からこの点について違和感を覚えていました。 バランスファンドの良い所 バランスファンドの良い所はいくつかありますが手軽に幅広い資産に投資ができることや、リバランスが自動的に行われることなどが主な良い所でしょうか。 特に手動で行うリバランス作業を自動的にやってくれるのは長期的に運用を行う中でとても勝手が良いのですが、投資額に対し満足な利回りで運用できているリート資産であったとしても価格基準でリバランスを行います。 でもこれって手動だったらなるだけやらないんだろうなと。 自分の場合はリートのリバランスは投資額に対する利回りで考えたいんだろうなと思った時にリートを含むバランスファンドは自分の考え方と合っていないような気がしました。 とまあ、まだスッキリしない所もありますが「運用成果のほとんどはアセットアロケーションによりで決まる」らしいのでリートのポートフォリオやリバランスについては少し分けて考えていこうかと思います。

SBI証券で投信積立キャンペーンがはじまるようです

メイン口座のSBI証券でまた投信積立キャンペーンがはじまるようです。 定期的に実施されているキャンペーンですが今回はどんな内容なのか見てみました。 キャンペーン概要 キャンペーンの概要ですが2015/10/23(金)~2015/11/30(月)の間に同一の銘柄を2ヶ月連続で積立発注した場合、新規・増額した金額に応じて現金のプレゼントとのこと。 対象ファンドですが、ニッセイインデックスシリーズやSMTインデックスシリーズも含まれた30を超える銘柄から選択できます。 気になるプレゼント内容は新規・増額設定金額10,000円ごとに現金300円(上限3,000円)とのことで前回より少し増えているようです。 注意点としては、 ・NISA口座は対象外 ・インターネットコースのみ対象 とのこと。 SBI証券でたびたび実施している投信積立キャンペーン。今回もとりあえず乗ってみようと思います。 前回の投信積立キャンペーンに思う そういえば前回の投信積立キャンペーンのときは eMAXIS全世界株式インデックスを積立てた のでした。 株価の大幅な下落で一時期は大きくマイナスになっていたものの今見るとチョットだけプラスとなっているようです。 そう考えるとあまり細かい事は気にせずコツコツ積立てするのも悪くないのかもしれません。 とはいえ株価の調整はまだ終わっていないんじゃないかなと思うところもあり最近は積立てに慎重になっています。 まあボチボチは積立てしているのですが。 ちょっと前から投資信託はSBI証券にまとめようと思っていたのでキャンペーンを利用してカブドットコム証券の投資信託を売却して今回のキャンペーンで積立てしようかと思います。 証券口座も使い分けをまじめに整理しないといけないなと思っております。 さて今回は何を移動させるとしようか…

eMAXISシリーズにJAPAN クオリティ150インデックスが追加!

eMAXISインデックスシリーズに新たに「eMAXIS JAPAN クオリティ150インデックス」というファンドが11月6日から追加されるようです。 なんだか良く分からないネーミングですがおそらくインデックスファンドだろうということで内容を確認してみました。 ファンドの概要 対象となるインデックスは「iSTOXX MUTB JAPAN クオリティ150インデックス」とのこと。 聞き慣れないインデックスのため有価証券届出書から概要を引用します。 iSTOXX MUTB JAPAN クオリティ150インデックスとは、東京証券取引所を主たる市場とする普通株式等の中から時価総額、流動性によるスクリーニングされる投資ユニバースのうち、高ROEかつ、①財務健全性、②キャッシュフロー収益性、③利益安定性の点に着目し、高ROEの継続性を評価して150銘柄を選定し算出される株価指数です。 とあり高ROEが強調されています。 その他インデックスの特徴としては、 ・6月、12月の年2回銘柄を入替え ・2.0%キャップの浮動株調整時価総額加重型 とのことでSTOXX社(iSTOXX)と三菱UFJ信託銀行(MUTB)が共同開発した指数みたいです。 STOXX社はドイツ証券取引所の子会社でストックスと読むようです。 信託報酬は年0.432%(税込)、解約手数料はナシ。 同じeMAXISシリーズのJPX日経400と同じ設定になっています。 ちなみに略称は「eJクオ」とのこと。 略称なんかがあるんですね。 スマートベータインデックス 銘柄選定や加重方法などの付加価値を加えて投資コストを抑えながら高い運用効率を目指すインデックスをスマートベータインデックスというようです。 スマートベータインデックスには、 ・ファンダメンタル ・高配当 ・ボラティリティ ・投資配分 ・対象国や地域 などに着目したインデックスがあるようで、クオリティ150インデックスはファンダメンタルを重視したスマートベータインデックスといえそうです。 同様のスマートベータインデックスといえばJPX400が思い浮かぶのですがこちらは1.5%キャップの浮動株調整時価総額加重型で400銘柄、素人考えですがJPX400から150銘柄に絞り

キャピタルゲインとインカムゲインから見た各資産の位置付けについて

各資産には売買により発生する収益だったり配当金のように保有する事により発生する収益だったりと、それぞれの収益の源泉となる要素があります。 少し前からモヤモヤしていた収益の源泉と各資産の位置付けについて個人的にシックリさせたくなったので少し整理してみます。 収益の源泉 収益の源泉には大きくキャピタルゲインとインカムゲインがあります。 そこでまず収益の源泉、それぞれの違いについて確認します。 キャピタルゲイン 価格の上昇・下落による収益がキャピタルゲインになります。 投資対象の価格の変動による収益となりキャピタルゲインに特化した代表的な資産は純金や原油などのコモディティが該当します。 価格変動(リスク)が大きければ大きいほど期待収益が大きくなる感じでしょうか。 インカムゲイン 利子収入や利息、配当収入などによる収益がインカムゲインになります。 投資対象からの利子収入などによる収益のことでインカムゲインに特化した代表的な資産は定期預金や普通預金などが該当します。 金利や利回りなど、高ければ高いほど収益が大きくなりますが、高利回には何かしらの理由があるので注意が必要でしょうか。 それぞれの特徴と違い 感覚的にもわかりますがキャピタルゲインは価格変動による収益のため収益の変動幅が大きく、インカムゲインは収益の変動が少ないという特徴があります。 ザックリいうとキャピタルゲインは変動が大きいため不安定で、インカムゲインは安定しているということでしょうか。 それぞれ収益の源泉が違ってくるわけですね。 同じ株式資産に投資する場合でも短期で売買を繰り返す場合と長期保有する場合では、期待する収益の源泉が異なるという事になります。 伝統的アセットについて 個人投資家が主に投資対象とする株式・債券・リートはキャピタルゲイン、インカムゲイン両方の収益要素があります。 そこで個人的に各資産に対しどちらの収益要素を期待しているのか少し整理します。 まあ、あくまで個人的な話なんですけども。 株式資産 株式資産は価格の変動による収益を期待しているのでキャピタルゲインになります。 個人的に好きな高配当株式 に関してはややインカムゲインよりと言えるかもしれませんがいずれにしても価格変動による収

iシェアーズETF新規上場記念キャンペーン始まる

先日上場したiシェアーズ日本株ETF新規上場記念キャンペーンがいくつかのネット証券で行われているようです。 相変わらずキャンペーンには弱くちょっと内容を確認してみました。 上場記念キャンペーンの内容 ネット証券により微妙にキャンペーンの内容が異なるようです。 そこで口座開設をしているネット証券を中心に内容を確認しました。 SBI証券 2万円分の商品券を抽選で20名にプレゼント!とのことです。 また期間中(約定日ベースで2015/12/30まで)は対象4銘柄の売買手数料がキャッシュバック(上限3万円)されるようです 商品券の応募対象もSBI証券に口座を持ってなくても応募できるようで、引きの弱い自分は当たる気もしませんが結構太っ腹な感じです。 カブドットコム証券 こちらも商品券と売買手数料キャッシュバック(上限10万円)が対象のようです。 気になる商品券は10万円が3名、2万円が10名となかなかの規模となっています。 商品券の応募対象ですがこちらもカブドットコム証券の口座を保有していなくても良いようで倍率が高くなりそうですね。 松井証券 松井証券は売買手数料のキャッシュバック(上限3万円)と賞金のようです。 賞金10万円を抽選で5名ということですがこちらは証券口座を保有していないとダメなようです。 最近証券口座を開設したのでコチラは申し込んでみるとしましょう。

iシェアーズのTOPIX ETF等4ETFの基準価額が決まったようです

明日に上場を控えたiシェアーズの4ETFについて日本取引所グループのサイトで基準価額や売買単位について発表がありました。 低コストに加えMSCI日本株最小分散ETFなど魅力的な4銘柄ですがどのような設定なのか見てみます。 基準価額など 新たに上場する銘柄はTOPIX ETF、Jリート ETF、日本株最小分散 ETF、ジャパン高配当利回り ETFの4ETFですが基準価額と売買単位は以下のような設定となっているようです。 コード 銘柄名 基準価額 売買単位 1475 iシェアーズ TOPIX ETF 1,495 1口 1476 iシェアーズ Jリート ETF 1,699 1口 1477 iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF 1,677 1口 1478 iシェアーズ ジャパン高配当利回り ETF  1,808 1口 どうも1口から購入が出来るようですね。 売買手数料の問題はありますが、これはとてもお手軽な感じです。

結構変動幅のある国内ETFの基準価額について

今年の8月末に株価が乱高下したのですが、指数への投資とはいえちょっとしたキッカケで基準価格が大きく変動してしまいます。 8月末は極端なケースとは言え普段どれくらい基準価格が変動しているのか 興味本位 で少し確認してみました。 TOPIXの場合 幅広い銘柄に分散しているため大きな変動がないであろうTOPIXについてまず見てみました。 「MAXIS トピックス上場投信[1348]」を参考に週足の終値と高値、安値を折れ線グラフで表しています。 まあそこそこ幅があるんでしょうか?ちょっと分かりにくいので前週末の終値に対して高値、安値がどれくらいの比率で変動しているのか見てみます。 7月前半と8月末は極端ですがだいたい前週比±2%くらいの幅に収まっているようですね。 今年前半の上昇期においても前週末終値の-2%くらいで購入できるケースもあるようです。 これは意外な感じ。 J-REITの場合 他もちょっと確認してみようかと思い「(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信[1343]」を参考にJ-REITも見てみます。 グラフはTOPIXと同じ要領で、期間も同じですがJ-REITは下落傾向でした。 これもチョット分かりにくいので同様に前週末終値に対する比率で見てみます。 まあ似たような感じなんでしょうかね。結構変動しているものです。 S&P500の場合 ついでに「 SPDR S&P500 ETF[1557] 」を参考にS&P500を見てみます。海外の指数なので日本時間には変動が少なそうですがどうでしょうか。 需給の問題もあるんでしょうけど似たような感じですかね。

非課税投資枠が120万円になる成人NISAについて再び考える

来年から成人NISAの非課税投資枠が120万円になるようです。 どう活用していくか未だに悩ましいのですが非課税枠が月平均10万円と結構な額になってきたので活用方法について再考しておきます。 悩ましい2つの問題 個人的に悩ましく思っていることが2つあります。 1点目は特定口座との通算損益ができない問題です。 配当金や売買益が非課税という点が強調されていますが課税対象とならない枠のため損失が出た場合も特定口座や一般口座と損益の通算が出来ません。 あまり考えたくないのですが5年後に損失が出ていた場合は、特定口座などと損益通算や損失の繰越控除が出来ないので活用する際は慎重に行う必要があります。 5年後さらにNISA口座にロールオーバーすることも出来ますがこちらも結局損失確定した上での話なのであまり意味がない感じですね。 まあ、そういう制度なんでこれは仕方ないんでしょう。 もう1点が資産売却後や期間終了後の100万円前後のまとまった資金をどうするかという点です。 5年間の非課税期間が終わった後、非課税投資枠のまとまった資金をどうするかということですが、非課税口座で売却した後、課税口座で買い直すのはチョット抵抗がありそうです。 想定する運用期間があと10年前後の場合は丁度都合が良さそうですが自分の場合はもう少し長期になりそうなので非課税期間の出口をどう折り合いつけるのかが悩ましい所です。 とはいえ出来れば活用したいのです 制度やルールは大きく変わらないだろうから現時点でどう活用していくかですが、分配金や配当金が非課税になる面に着目して活用していきたいと思っています。 自分の場合ですがNISA口座ではリートや高配当ETFを中心に運用していこうかと思っています。 野村日本株高配当70連動型上場投信[ETF:1577]をNISAで購入したのもこの辺が理由でキャピタル・ゲインよりインカムゲインを重視して運用していくのが良さそうだなと。 低コストの海外ETFも捨てがたいですが。 購入時の皮算用 少し前に今年のNISA枠で 野村日本株高配当70連動型上場投信[ETF:1577]を初購入 しましたが分配金利回りが2.4%の水準で購入しました。 不幸なことに今後5年の平均利回りが2%程度となったとしても非

微妙に違う?不動産用途からみた東証REIT指数について

リートによる不動産投資を行う場合、投資する不動産の用途により収益の構造や特性が違うようです。 東証REIT指数に連動するファンドやETFを中心に投資しているのでそれほど気にしなくてもいいんじゃないかとも思いますが知らないよりは知ってた方が良さそうなのでちょっと調べてみました。 不動産用途による特徴 REITの収益は主に賃料収入になりますが不動産の用途により景気動向の影響(景気感応度)や用途そのものの収益の安定性に差があることから、投資対象の不動産用途により基準価格変動の程度が変わってきます。 そこで用途別の収益構造など特徴をザックリ整理しました。 用途 特徴 オフィス 需給により賃料や空室率が変動するため、景気動向に左右されやすく収益幅も大きい。 商業施設 契約形態により異なるが固定賃料の場合は安定的な収益が得られ景気への影響も若干少ない。歩合賃料の場合は収益に幅があり、かつ景気動向に左右されやすい。 住宅 賃料の変動が小さいため安定的な収益が期待できるが、収益の成長はあまり期待できない。 物流施設 固定賃料かつ長期の契約が多く安定的な収益が期待できる。 ホテル 空室・単価により収益が大きく変動し、景気感応度がとても高い。 ヘルスケア   固定賃料かつ長期の契約が多い。景気に対する感応度は低く安定した収益が期待できるが収益成長はあまり期待できない。 ザックリしすぎな感はありますが不動産用途により大まかな特徴があり違いがあるようですね。 少なくとも収益構造はそれなりに違うようです。 東証REIT指数はどんな感じ REITは用途別に若干の違いがあるようですが、では東証REIT指数は現在どのような比率になっているのか確認しました。 こうやってみるとオフィスの比率が高いため景気の影響を大きく受ける指数と言えそうです。 またJリートは不動産の用途だけでなく投資対象不動産の地域についても方針をもっているのですがJリート保有不動産は3/4程度が首都圏にあるようです。 所在地域についてはJリート全体の情報ですが東証REIT指数も同程度と予測されますので、東証REIT指数の投資対象は景気の影響を受けやすいオフィスが多くて、物件が首都圏に集中してるといえそうです。 需給を考えるとどうしても首都圏のオ

高配当戦略?分配金利回りから見た国内ETFについて

長期投資は配当金や分配金も再投資して複利の力を借りつつ運用してくのが良いのだろうなと思います。 じゃあ分配金や配当金の利回り水準に着目して適当な所で国内ETFや投資信託を積立てていくのもお手軽で良いんじゃないかと思い国内ETFの利回りについて確認しました。 *2017/03時点での高配当ETFを反映しました 現時点の利回りについて 今後購入するかもしれない国内ETFを中心に利回りを確認してみました。 直近1年の分配金を元に現時点の分配金利回りといくつかの目安になる利回り水準の価格を表にしています。 なお”直近分配金”は2017年2月末時点の数字です。 銘柄 コード 直近分配金 現利回り 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 4.0% MAXIS トピックス上場投信 1348 26.5 1.66% 1,766 1,325 1,060 883 757 662 MAXIS 日経225上場投信 1346 301.0 1.51% 20,066 15,050 12,040 10,033 8,600 7,525 上場MSCI日本株高配当低ボラティリティ 1399 29.9 1.92% 1,993 1,495 1,195 996 854 747 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF 1478 44.0 2.20% 2,933 2,200 1,760 1,466 1,257 1,100 MAXIS JPX日経インデックス400上場投信 1593 198.0 1.39% 13,200 9,900 7,920 6,600 5,657 4,950 (NEXT FUNDS)野村日本株高配当70連動型ETF 1577 527.0 2.21% 35,133 26,350 21,080 17,566 15,057 13,175 上場インデックスファンド日本高配当 1698 40.7 2.31% 2,713 2,035 1,628 1,356 1,162 1,017 MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 1550 32.5 1.55% 2,166 1,625 1,300 1,083 928 812 SPDR S&P500 ETF 1557 443.3 1.65% 29,553 22,165 17

エンダウメント戦略を活用!GCIエンダウメントファンドってどんなファンド?

エンダウメント戦略を活用するGCIエンダウメントファンドなるファンドがあるようです。 そもそもエンダウメント戦略って何?って感じですがどのようなファンドが確認してみました。 エンダウメント戦略とは エンダウメント(endowment)ですが”寄贈”とか”寄付”という意味のようで、ここでは米国有名大学の大学基金を指しています。 どうも大学基金の資産運用を行う上での投資方法をベースにした戦略のことのようです。 エンダウメント戦略の特徴としては長期・分散投資とオルタナティブ投資を活用していることが特徴になります。 長期・分散投資はいいのですがオルタナティブ投資も行っているんですね。 戦略の概要としては伝統的アセットに加えてヘッジファンドやプライベート・エクイティなどオルタナティブ資産などへの投資も行うということでしょう。 GCIエンダウメントファンドの概要 GCIエンダウメントファンドですがエンダウメント戦略を活用するファンドということで伝統的アセットにくわえオルタナティブ資産への投資を行うようです。 またファンドには成長型、安定型の2パターンが用意されていて目論見書から各ファンドの基本資産配分を確認した所、以下のようになっていました。 アセット 成長型 安定型 日本株           10.0% 5.0% 先進国株(米国)      17.5% 7.5% 先進国株(除く北米)    5.0% 2.5% 新興国株          2.5% 0.0% 先進国債券(米国)     12.5% 25.0% 海外債券(グローバル除く) 12.5% 25.0% REIT(日本)        5.0% 2.5% REIT(米国)        5.0% 2.5% オルタナティブ       30.0% 30.0% オルタナティブ戦略が30%はどちらも同じですが成長型・安定型とで株式・債券の比率が少し違っています。 また新興国株式への投資は成長型では含まれていて安定型では含まれていないようです。 コスト面ですが、 信託報酬   :1.152%(税込) 信託財産留保額:0.1  % 解約手数料  :なし とオルタナティブ投資を行う割には低いなと個人的に感じました。 ちなみに

世界経済インデックスファンドは債券シフト型も良いと思うのです

お手軽に幅広く分散投資ができることで人気の世界経済インデックスファンドですが株式比率が高い「株式シフト型」と債券比率が高い「債券シフト型」があります。 株式シフト型はそこそこ人気なのですが債券シフト型は何故かあまり人気がないようですね。 個人的にときどき債券シフト型を積立てていることもあり「債券シフト型も結構いんじゃないの」という意味で少し確認しておきます。 世界経済インデックスファンド 世界経済インデックスファンドですがGDP比により地域別の構成比率が変わる人気のバランスファンドです。 株式と債券の比率が50%:50%の世界経済インデックスファンド(シフトなし)と75%:25%の株式シフト型、25%:75%の債券シフト型があります。 株式と債券比率以外の一番の違いとしては信託報酬に違いがあり、 シフトなし :0.54 % 株式シフト型:0.594% 債券シフト型:0.486% となっています。 株式・債券比率と信託報酬が主な違いでしょうか。 また投資対象は株式と債券のみでREITは含みません。 各ファンドの純資産総額 シフトなしの世界経済インデックスファンドと各シフト型は設定日が違うのですが、株式シフト型と債券シフト型が設定された2013年11以降の純資産総額を見ると シフトなし :11、419百万円 増 株式シフト型: 2、588百万円 増 債券シフト型:   562百万円 増 シフトなしの世界経済インデックスファンドはおいといて、債券シフト型は株式シフト型に比べあまり人気がありません。 MyIndexで確認すると期待リターン値はどれも大差ない感じなんですけどね。 期待リターン値はあまり参考にならないと言われていることもありあまり気にする必要がないんでしょうけど、それにしても人気に差があります。 そこで基準価格はどのように推移しているのか確認してみました。 各ファンドの基準価格推移状況 株式シフト型と債券シフト型が設定された2013年11月を10000とした場合の現在までの基準価格推移イメージです。 ちょうど株価が下がったためタマタマ同程度のパフォーマンスとなっていますが個人的には今年前半の部分が目につきました。 結局は変動幅は株式比率により決まってくると

Google Play Musicで聴ける私的おすすめ曲

Google Play Musicに加入してから1ヶ月程たちお気に入りの曲も増えてきました。 せっかくなのでサービスを利用しなかったら聴く事なかったかもなあという最近良く聴いている私的おすすめ曲を10曲ほど紹介します。 洋楽中心ですがジャンルを含め邦楽やアニソンまでその時の気分で聴いていることもあり雑多な選曲となってます。 曲名のリンク先からチョットだけ試聴ができますので興味がある方は気分転換にどうぞ。 自分が知らなかっただけで超有名曲も多いのかも!? 最近お気に入りの10曲 Somewhere in Neverland(Live) /King the Kid (#1) Let's Be Friends /Emily Osment (#9) Get Up Get Down /Phillip Phillips (#6) Scream /Usher (#2) Navigate Me /Cute Is What We Aim For (#3) Kiss My Sass /Cobra Starship (#4) Till I Find You /Austin Mahone (#1) She's Kinda Hot /5 Seconds of Summer (#1) Changes /Base Ball Bear (#1) 僕らのあしあと /supercell (#12)

SMTシリーズに米国REITインデックスオープンが追加されるみたいです

SMTインデックスシリーズに新たに「米国REITインデックス・オープン」が10月22日から追加されるようです。 利上げを前にして米国REITのファンドがでるようで概要についてちょっと確認してみました。 ファンドの概要 ファンド名から察しがつくように米国の金融商品取引所等に上場しているREITを主要投資対象としたファンドのようです。 連動を目指す指数は「S&P米国REIT指数(配当込み、円換算ベース)のようで構成国は米国のみとなります。 コスト面ですが、 信託報酬   :0.594%(税込) 信託財産留保額:0.05% 解約手数料  :なし と「SMT グローバルREITインデックス・オープン」と同じ設定のようです。 また為替ヘッジはなしでした。 SMTインデックスシリーズのリート SMTインデックスシリーズには現在のところ、 ・J-REITインデックス ・グローバルREITインデックス ・新興国REITインデックス があるのでこれで4つめのREITインデックスファンドになります。 一番の違いはもちろん構成国になるのですが各インデックスファンドによって用途別構成比も若干違ってくるようです。 用途別構成比の違い 用途別構成比は投資対象とする不動産の用途による比率です。 不動産は用途により収益構造が違うのでちょっと違いを確認しました。 ちなみに主な用途分類としては「商業施設」、「住宅」、「オフィス」などがあり「商業施設」や「オフィス」は景気の影響を受けやすく「住宅」は景気の影響を受けにくいなど不動産用途別に特性があると言われています。 4ファンドを比べてみると J-REIT はオフィスの比率が高く(約45%)、新興国REITは商業施設と分散投資型への比率が高いなどの特徴があります。 米国REITとグローバルREITは商業施設への比率が若干高いですが極端な偏りはないような感じです。 2つのファンドを比べると米国REITの方が少しだけ「住宅」への比率が高いようです。 なお米国REITの用途別構成比は以下のようになっています。 用途  比率  商業施設 25.7% 住居用施設 17.4% ヘルスケア 13.0% オフィス 12.4% 分散型 8.2%

リスクコントロール上場投信はボラティリティを小さくできるのか

国内ETFは現在200銘柄近くありますがその中にリスクコントロール上場投信という価格変動を抑えた値動きを目指すETFがありました。 長期投資の場合は価格のボラティリティ(価格変動率)を低くおさえ、資産価格が緩やかに上昇することが望ましいこともありリスクコントロール上場投信がどのような運用状況であるのか、長期投資に活用できるETFなのか確認してみました。 リスクコントロール上場投信 現在リスクコントロール上場投信としてTOPIXリスク・コントロール指数に連動するETFがあるようです。 ターゲットとするボラティリティによって、 MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信 MAXISトピックスリスクコントロール(10%)上場投信 があり決められたボラティリティを超えると株式比率を変動させるというETFになります。 ちょっと変わったETFみたいですね。 特徴について TOPIXに連動するETFと異なりTOPIXの過去の変動率をもとに、値動きが大きくなり ボラティリティが上がると株式比率を下げ、ボラティリティが小さくなると株式比率を上げる ことでリスクをコントロールすることがリスクコントロール上場投信の特色のようです。 TOPIXリスクコントロール指数にあわせ 株式と現金のリバランスを行う ようなETFでしょうかね。 株式と現金比率を変動させることでTOPIXより低い価格変動率を目指すようで、価格変動率を大きくするレバレッジ型ETFとは全く違った方針のETFになります。 実際の価格変動状況 実際の運用状況から価格変動状況を確認してみました。 TOPIXに連動 する「MAXIS トピックス上場投信[1348]」、 ボラティリティを小さくする 「TOPIXリスクコントロール指数(ボラティリティ10%)[1574]」、参考までに ボラティリティを大きくする 「TOPIXブル2倍上場投信[1568]」それぞれの価格変動イメージです。 赤い線がリスクコントロール(10%)上場投信ですが確かに変動率が低く抑えられているようです。 2012年9月からTOPIXがほぼ右肩上がりのため全く魅力的には見えないですが逆にTOPIXが右肩下がりだったと思うと下落リスクを大きく抑えることができていたの

貸株サービスと預株サービスの違いと信用リスクについて比較してみました

先日申込みをした 松井証券の証券口座 がそろそろ開設しそうなので預株サービスの内容と貸株サービスとの違い、信用リスクなどについて比べてみました。 はたして預株はうまいこと活用できるサービスなんでしょうか。 貸株(預株)サービスとは 貸株(預株)サービスですが保有している株式を証券会社に貸し出す事で「貸株金利」を受け取ることができるサービスです。 「貸株金利」は銘柄によって違うようですが年利0.1%から貸出す銘柄によっては数%と結構幅があり、長期保有銘柄などはこのサービスを利用することで僅かながら運用コストを低く抑えることに活用できそうです。 ここだけ見るとなかなか良さそうなサービスですね。 貸株と預株の違い 基本的には同等の内容のサービスですが松井証券では預株サービス、それ以外の主要ネット証券では貸株サービスとなっています。 各サービスにおいて「貸株金利」は証券会社により若干異なりますが、大きな違いは信用リスクということになりそうです。 信用リスクの違いについて 貸株(預株)サービスは名前の通り保有証券を各証券会社に貸し出すことになります。 証券会社に貸し出した保有証券はさらに機関投資家などに貸し出されることになり、その貸し出しの際の金利が「貸出金利」として還元される仕組みになります。 モノを貸すことの 最大のリスクは貸したモノが返って来ないこと でしょうか。 貸し出した証券会社やその先の機関投資家などが何かしらの理由で株を返せなくなった場合の扱いが貸株や預株および証券会社によって異なるようです。 まず貸株サービスですがSBI証券についてサービスの概要を確認すると、 貸株サービスご利用にあたり当社と締結いただく契約は「消費貸借契約」であり、無担保契約になります。したがいまして、お客さまは当社が倒産した場合などの信用リスクを負うことになります。 とあり貸出先に何かがあった場合、貸したモノは保護されないようです。 カブドットコム証券についても、 貸株サービスを利用し貸出のご指示をいただいた株式等は通常の保護預りの株式等と異なり分別管理の対象および投資者保護基金よる保護対象ではなくなります。 とありこちらも保護されないようですね。 いくつか他の主要ネット証券を見ても同様で貸株サ

レアル過去最安値更新!日本株アルファカルテットはどうなるの

先日から新興国通貨が下落していますがブラジル・レアルが過去最安値を更新したそうです。 アメリカの利上観測、ブラジル経済の悪化、国債の格下げなどいろいろな要因がありそうです。 ブラジル・レアルといえば人気のアクティブファンド「日本株アルファカルテット」が連想され、興味本位で状況を確認してみました。 ちょっと前からどんなファンドか気になっていましたが、どのようなファンドでしょう。 日本株アルファカルテット いろいろ有名な「日本株アルファカルテット」ですがどのような特色があるのか目論見書から確認してみました。 ファンドの特色ですが、 国内株式の魅力的な銘柄への投資 高金利い通貨への為替取引 株式および通貨へのカバードコール戦略 原則毎月分配を目指す と4つあり、他のアクティブファンドでも良く見られる国内株式への投資と毎月分配に加え、高金利通貨への取引とカバードコール戦略を行うというのが特徴になるのでしょうか。 信託報酬は1.902% 、 信託財産留保額は0.3% と高めの運用コストです。 やることが増えれば運用コストが上がるのは仕方ないところでしょう。 でもやっぱ運用コストが高いな。 高金利通貨戦略について 高金利通貨への取引ですが円売りレアル買いを行うようです。 円もレアルもドルに対して安くなっているんですがレアルについては対円で見てもかなり下がってきています。 これでは金利差による収益があるとは言え為替差損が大きくなっていそうです。 カバードコール戦略について もう一つの特色がカバードコール戦略で本ファンドではオプション取引も利用しているようです。 簡単に言うと 保有資産に対する買う権利(コールオプション)を売却し権利料(プレミアム収入)の獲得を狙う 戦略でしょうか。 目論見書を見ると株式についてはTOPIX(東証株価指数)のコールオプション、通貨はブラジル・レアルのコールオプションを売却して権利料(プレミアム)の確保を目指しているようです。 保有資産の価格変動が少ない場合などは権利料(プレミアム)が収益として期待できそうですが、ある期間にどの程度価格が変動するのか見通しを行い運用を行う必要があるため 難易度の高い投資戦略 と言えそうです。 複雑な投資リス

資産運用実践記録(2015年09月末)

気になっていたアメリカの利上げはなかったですが当分アメリカの経済指標の結果により不安定な状況が続きそうです。 リスク資産推移状況 「 マネーフォワード 」から直近6ヶ月のリスク資産の推移です。 個別株の売却はだいたい終了しほぼインデックスファンドと国内ETFでの積立になってきました。 今月は月の終わりにまとまった積立をしたもののリスク資産全体でみたところ殆ど代わり映えなし。 まあ安定推移が一番です。 アセットアロケーション状況 9月末現在は以下のような感じになっています。 ファンド 株式 債券 不動産 純金 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 目標配分 5.0% 35.0% 15.0% 4.0% 10.0% 10.0% 3.0% 8.0% 5.0% 5.0% 9月末 13.1% 35.6% 12.4% 3.0% 9.9% 7.9% 3.4% 6.8% 3.7% 4.2% 8月末 4.5% 37.2% 14.4% 3.5% 11.5% 9.2% 2.7% 7.8% 4.3% 4.9% 7月末 4.1% 35.2% 13.8% 3.8% 12.3% 9.9% 2.9% 8.4% 4.7% 5.1% 「 野村日本株高配当70連動型上場投信[ETF:1577] 」の購入に伴い国内株式の比率が一気にあがりました。 とはいえ待機資金の割合を考えると、さほど問題ないため気にせずにいきます。 来月は海外資産もポツポツ購入予定です。 主要アセットとの比較 現在の目標とするアセットアロケーションと主要アセットの指数変動イメージです。 今月からは月次イメージです。 どのアセットも今年5月をピークに下げ基調となっている感じですね。 株式資産がなかなかのペースで下げており昨年10月の水準になってきました。 適当な所で少しずつ購入していきたいところですが、その「適当な所」がなかなか難しい。 自動積立でほったらかしというのはこういう面で推奨されているんでしょうね。