日本の為替介入を牽制との見だして、日本が初めて米国の為替政策の監視リストに追加されたという記事がありました。 それに前後して、ここ数日で円高も進んでいるようです。 海外資産の保有有無に関わらず為替の変動は物価などさまざまな影響が出るんだと思いますが、今後どんな影響が出てくるんでしょうかね。 為替政策の監視リスト 記事を見てみると、 多額の対米貿易黒字などを抱える日本や中国、韓国、ドイツ、台湾を為替政策の「監視リスト」に初めて指定。円の対ドル相場については「秩序立っている」として、日本の安易な市場介入をけん制した。 とありました。 監視対象とされる基準は、 対米貿易黒字が200億ドル(約2兆1300億円)超 経常黒字が自国国内総生産(GDP)の3%超 GDPの2%超規模の海外資産を購入するといった継続的な一方向の為替介入の実施 の3つがあるようで、そのうち2つに該当した場合に監視リストに追加されるようですね。 日本については中国、韓国、ドイツと共に対外貿易黒字と経常黒字額の大きさが該当したようで、初めて監視リストに指定されたようです。 為替介入の牽制ということですが 為替の適当な水準は分かりませんが、ここ数年は円安が随分進んだこともあり対米貿易黒字、経常黒字が拡大したということなんでしょうかね。 対米貿易黒字などが拡大すると監視リストに追加されるというのもなんだかなと思いますが、当面は対ドルでの円安はあまり進まなくなるのかもしれません。 とりあえず29日に公表された為替報告書のようなので、当面は為替レートがどのように動くのか注意してみるのが良さそうです。 為替レートの安定はなかなか難しそうですね。