日本では少子高齢化が問題となってきているようですが、基本的に経済は人口の増加に伴い発展していくんだろうと思っています。 日本国内でも都市部と地方では経済の規模が違ってくるわけで、人口の多い所は単純に経済が成長する可能性が高いということなんでしょう。 ということで向こう数十年の主要各国の人口増加見通しをチェックしてみることにしました。 なお数値データは総務省統計局ホームページの「世界の統計2016」を参考にしています。 世界人口の推移 まず世界各国をアジア、北アメリカ、ヨーロッパといくつかの地域に分け、世界人口の推移を見てみる事に。 将来推定値を含め2050年までの見通しということで、現在の資産運用している世代にとってはちょうど良い期間設定かもしれないなと思いつつグラフ化したところ以下のような感じになりました。 人口推移という点でみるとアジア・アフリカが圧倒的といった感じですね。 ただ各地域においても経済が発展している地域とそうでない地域があるので「先進国」と「開発途上国」とで人口の推移(割合)を見てみる事にしました。 ゆるやかに先進国の人口は減り、開発途上国の人口が増える見通しのようですね。 まあ現在の開発途上国が10年後の先進国かもしれないのでこの辺はなんともいえない感じでしょうか。 年齢構成はどんな感じ? 人口が増えるのはいい事ですが経済活動を活発に行う世代が増えない事には経済の発展は見込めないのかもしれません。 ということでいくつかの括りで中位年齢の推移を見てみる事に。 ちなみに中位年齢とは「人口を年齢順に並べ、その中央で全人口を2等分する境界点にある年齢」とのことです。 まあ難しい事は置いといてグラフ化すると以下のような感じになりました。 すこしゴチャゴチャするので2つに分けていますが日本の高齢化が目立ちますね。 中国やドイツもやや高齢化が進んでいく一方、アメリカやイギリスは中位年齢の推移はなかなか良い感じに見えます。 人口推移について国別に見てみると 国別の人口推移データはザックリとしたデータなのですが、ここまで調べてみて気になった5ヵ国について確認してみました。 インドは中位年齢からも人口推移からも良さそうで、アメリカは人口推移という意味ではゆるやかに