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12月, 2015の投稿を表示しています

資産別の価格変動から振り返る2015年(まとめ)

2015年もあとわずかになりました。 毎年この頃になると、あいかわらず月日の流れるのは速いよなあと思いますが、振り返ってみるといろいろな出来事があったように感じます。 個人的にはどんな感じだったかなという所ですがせっかくなので、ここ1年の価格変動を謎のグラフとともに簡単に振り返ってみました。 TOPIXやMSCIコクサイ・インデックスなどの指数に連動する投資信託の月末データを参考に作成していますので 「だいたいこんな感じなのか」 という感じで見てください。 相変わらず少しゴチャゴチャしたグラフなので、 → 株式編 → 債券編 → リート+純金編 も作っておきますので暇つぶしに雰囲気でも楽しんで頂ければと思います。 そういえばこんなことあったよなあ、と懐かしんでみるのも良いかもしれません。 2015年1月~3月 この頃はまだ個別株を中心に売買を行っていたのですが、少しづつインデックスファンドを中心とした投資に興味を持ち始めた頃だったような気がしますね。 とりあえずバランスファンドを買っとけば大丈夫なんだろうかと考えいくつかのバランスファンドを購入してた頃だったような。 とりあえずアベノミクスとやらで、なんとなく売買をしていてもパフォーマンスは良かった気がします。 2015年4月~6月 あまり適当にというのも良くないなと思い始め、少しずつ長期投資や資産運用関連の本などを読み始めたのもこの頃だったような気がします。 半年前のことか、、、と思いつつも、半年くらいかければ基本的な事柄についてはある程度理解できるのかもしれません。 振り返ってみると各資産の価格推移もこの頃までは順調に推移してきてたようですね。 2015年7月~9月 せっかくなのでブログでもやってみようかと思いブログを始めたのがこの頃で、新興国資産の下落が目立って来たり、やれナントカショックと騒がれたりといろいろな出来事があったような気がします。 正直ブログが年末まで続くとは思っていなかったので、こうして年末に振り返りなどを書いていることに驚いています。 2015年10月~12月 自分に合

長期分散投資に向けたわたしのポートフォリオ(2015年12月末)

前回投稿してから3か月ほどたち、 口座の整理 やその他諸々で様変わりしてるし、ちょうど年末だしで現在のポートフォリオについて再投稿しておきます。 アセットアロケーションについてはある程度柔軟に 考えています。 ポートフォリオについて 現在のポートフォリオについては以下のような感じになっています。 分類 銘柄 リターン リスク 株式 ニッセイTOPIXインデックスF - - 株式 ニッセイ外国株式インデックスファンド 1.58% 19.15% 株式 eMAXIS新興国株式インデックス -14.53% 20.52% 債券 ニッセイ外国債券インデックスファンド -2.09% 4.64% バランス eMAXIS全世界株式インデックス -0.39% 18.85% バランス eMAXISバランス(8資産均等型) -3.72% 10.59% バランス SMTインデックスバランス・オープン -5.93% 11.22% バランス 世界経済インデックスF(債券シフト型) -5.44% 8.41% バランス EXE-iグローバルREITファンド -3.21% 14.95% バランス EXE-iグローバル中小型株式ファンド 0.11% 16.69% 株式(ETF) MAXIS トピックス上場投信 8.96% 19.06% 株式(ETF) (NEXT FUNDS)野村日本株高配当70連動型ETF 8.89% 18.30% 株式(ETF) MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 -1.18% 16.18% 株式(ETF) SPDR S&P500 ETF 4.41% 20.12% 株式(ETF) iシェアーズ米国高配当株ETF(MS配当F) 1.32% 15.71% 株式(ETF) (NEXT FUNDS)マレーシアKLCI連動型上場投信 -22.20% 25.73% 債券(ETF) iS新興国債券ETF(BARC Local EM国債コア) -15.22% 14.78% リート(ETF) MAXIS Jリート上場投信 -8.34% 9.46% コモディティ(ETF) 純金上場信託(現物国内保管型) -13.13% 11.61% コモディティ(ETF) 純銀上場信託(現物国内保管型) -14.26% 15

農産物や原油などへの商品指数へ投資するコモディティETF(ETFS)も登場!

今日からETFセキュリティーズ社が運用する商品ETF(ETFS)19銘柄についてSBI証券での取り扱いが開始するようです。 これまで楽天ネット証券などいくつかのネット証券では以前から取り扱いをしていたようで、SBI証券ではだいぶん遅れての取り扱い開始ですね。 コモディティについてはそこまで大きく投資をすることはないと思いますがどのような19銘柄か確認しておきます。 商品ETF(ETFS)19銘柄 19銘柄と数が多いのでちょっと表にしました。 コード 銘柄名 信託報酬 1672 ETFS 金上場投信  0.39% 1673 ETFS 銀上場投信  0.49% 1674 ETFS 白金上場投信  0.49% 1675 ETFS パラジウム上場投信  0.49% 1676 ETFS 貴金属バスケット上場投信  0.43% 1684 ETFS 総合上場投資信託  0.49% 1685 ETFS エネルギー上場投資信託  0.49% 1686 ETFS 産業用金属上場投資信託  0.49% 1687 ETFS 農産物上場投資信託  0.49% 1688 ETFS 穀物上場投資信託  0.49% 1689 ETFS 天然ガス上場投資信託  0.49% 1690 ETFS WTI原油上場投資信託  0.49% 1691 ETFS ガソリン上場投資信託  0.49% 1692 ETFS アルミニウム上場投資信託  0.49% 1693 ETFS 銅上場投資信託  0.49% 1694 ETFS ニッケル上場投資信託  0.49% 1695 ETFS 小麦上場投資信託  0.49% 1696 ETFS とうもろこし上場投資信託  0.49% 1697 ETFS 大豆上場投資信託  0.49% いろいろな貴金属、エネルギー資源、農産物の商品指数に連動するETFを運用しているようですね。 一部 貴金属は前に確認 したのでなんとなく特徴がわかるのですが、特に農産物はどのような動きをするのか良くわかりませんね。 ちなみに、ここ最近の価格変動を見てみると以下のような動きをしているようです。 大豆は出来高が少なすぎて対象外としましたが、指数自体は似たような動きをしているんでしょうか? 農作物なん

個人投資家は図書館で勉強しているのかもしれません

ブログなどを見ていると個人投資家でも専門的で詳しいかたがいるのですが一体どうやって知識を身につけてきたのでしょうかね。 専門的な所までは大変だけど基本的な知識を身につけるためには図書館の活用がとてもオススメなのでちょっと良いと思うところなどを書いてみたいと思います。 図書館はおススメです 比較的近所に図書館があるので、2週間に1度1~2冊くらい何かしらの本を借りてきています。 市立図書館などでは蔵書に関する基準が設けられているようで、そもそも良書の割合が多いように感じるのですよね。 話題となってたり人気がある本については予約待ちしないとなかなか借りれませんが投資関連書籍などは、基本的な内容は今も昔もそこまでは変わらない部分が多いので基本的なことが書かれた本を定期的に借りてきて読むのが良いと思います。 新書や小説などはそういう訳にもいかず予約待ちすることになるのですが。 良書が多い(気がする)のでハズレが少ない事に加えて無料のためあまり合わなそうな本や少し難しそうな本なども気軽に借りることもできますしね。 とはいえ合わない本はできるだけ避けた方が良いので、借りる時にはamazonなどの書籍レビューなどを見て第三者の評価も確認してからにしています。 読み切れずに返却することもたびたびありますが興味のあるところだけは読むようにして、何度も繰り返して借りるような本が出てきたときは実際に購入するのが良いんじゃないかなと思います。 最近はネットから十分な情報を得ることができるとはいえ、まだまだ本は捨てがたいですね。

業種別ETF(TOPIX-17)はもう少し人気があってもいいと思うのですが

アクティブファンドなどでは特定の業種やテーマを対象としたファンドが人気になったりもしているようですが、国内ETFのうち業種別の指数に連動する事を目標としたETFもあるようです。 いまいち人気(出来高)がないようですが少しだけ購入してみようかなと思う所もありちょっと状況を見てみました。 業種別ETFについて 東京証券取引所に上場している企業を17の業種でわけた「TOPIX17業種別指数」に連動するETFです。 17業種はちょっと多いように思うのですがwikipediaなどを見てみると通常「業種」という場合は33業種に分類した区分を指すことが多いようです。 33は細かすぎるので少しまとめて17の業種に集約した株価指数に連動するETFのようですね。 現在、NEXT FUNDSシリーズとダイワ上場投信シリーズとしてTOPIX17業種別指数に連動するETFが上場しているようです。 あまり人気がありません 個人的には業種別のETFも場合によっては便利なように思いますがいずれのTOPIX17シリーズも出来高がとても少ないようです。 信託報酬についてはNEXT FUNDSが0.32%(税抜)、ダイワ上場投信が0.18%(税抜)と比較的低コストとなっており、特定の業種に少額から分散して投資できるので便利だと思うんですが… 業種数が細かすぎるのか荒すぎるのか、はたまた別の要因があるのか多くの方からあまり魅力的に映らないETFなんでしょうかね? 業種別に結構変動幅が違うようです 17業種別にETFが設定されていますが、それぞれの変動幅はどれくらい違うもんだろうかと、今年の始めから現時点での変動幅をちょっと見てみました。 どちらかというと出来高が多いNEXT FUNDSのTOPIX-17シリーズで確認しています。 コード 銘柄名 最大 最低 1617 (NEXT FUNDS)食品上場投信  31.86% -3.14% 1618 (NEXT FUNDS)エネルギー資源上場投信  17.00% -20.53% 1619 (NEXT FUNDS)建設・資材上場投信  16.37% -8.77% 1620 (NEXT FUNDS)素材・化学上場投信  19.18% -2.71% 1621 (NEXT FUNDS)医

S&P/JPXスマート・ベータ指数シリーズとして3つの指数が算出開始したようです

「S&P/JPXスマート・ベータ指数シリーズ」として3つの指数が12月頭から算出されているようです。 本当にスマートなのかは良く分からないスマートベータ戦略ですが、内容についてちょっと確認してみました。 S&P/JPXスマート・ベータ指数シリーズについて 日本取引所グループ及び東京証券取引所と、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが共同で算出する指数のようです。 「S&P/JPXスマート・ベータ指数シリーズ」としては以下の3つの指数があり12月頭から段階的に算出されているようですね。 S&P/JPX GIVI TOPIX全構成銘柄から、ベータ値の高い上位30%の銘柄を除外し、独自の方法により構成銘柄のウェイトを決定するようです。 本源的価値ウェイトというこれまた難しそうな方法でウェイトを決めるようですが、「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス」のサイトから確認すると以下の考え方にもとづき決定されるようです。 各銘柄の本源的価値は、現在の純資産と予想利益の割引価により決定されます。割引率は、過去 5 年間の株価リターンから導かれる銘柄のベータとリスクフリーレートを用いて計算されます。各銘柄の本源的価値は、年に 2 回、3 月と 9 月に実施されるリバランスの際に更新されます。 2015年12月1日から算出開始しています。 S&P/JPX リスク・コントロール指数 TOPIXとキャッシュの割合を調整し、ボラティリティを一定の範囲に抑える事を目的に開発された指数のようです。 ボラティリティの目標値として5%、10%、15%の3種類の指数が設定されているようですね。 2015年12月18日から算出開始しています。 S&P/JPX 配当貴族指数 TOPIX全構成銘柄から、過去10年間にわたって配当水準を維持、または増配した40~50銘柄で構成される指数のようです。 配当の成長性と継続性の観点で銘柄を選定し、配当利回り加重平均で算出されるとのことで個人的にも好みの高配当モノとなっています。 2015年12月22日から算出開始とつい最近の話ですね。 スマートベータ指数として新たに3つの指数が追加されましたがどういうパフォー

米国リート、原油や通貨までT&Dブル・ベアファンドが登場しました

やはり需要が多いのかSBI証券のサイトでブル・ベアファンドが大幅に増える事を知りました。 うまくハマれば大きなリターンが得られるとはいえ長く保有することによる 減価も大きいブルベア型ファンド ですが、とりあえず概要について目論見書を見てみました。 ファンドの概要 12/18から新たにT&Dブル・ベア・ファンドが追加され、ファンドのコースとして以下が設定されているようです。 南アランド ブラジルレアル インド株(SGX Nifty 50指数先物) 中国株(SGX FTSE China A50指数先物) 米国リート(ダウ・ジョーンズ米国不動産指数) 原油(S&P GSCI原油指数) ()内は対象指数 これらのブル・ベア・コースに加え国内債券で運用を行うマネープールというコースもあり、マネープール・コースを経由して各コースはスイッチングできるようですね。 原油以外は対象となる指数の概ね2.5倍、原油は2倍程度の投資成果を目指して運用を行うとのことです。 コスト面では、 購入時手数料 :2.16% 信託財産留保額:米国リートは0.2%、その他はなし 信託報酬   :1.1752%程度(税込) 信託期間   :~2017/12/18 となっているようです、って信託期間が短いですね。 また平成29年9月19日以降は購入およびスイッチングは出来ないようです。 ブル・ベアファンドのメリット? SBI証券の特集サイトではブル・ベアファンドのメリットとして投資面、商品性・コスト、税務の面からいくつかのメリットを上げているようです。 引用してみますと、 ・短期で大きなリターンが得られる ・信用取引や先物のような追加証拠金が発生せず、損失が元本に限定される ・ベアファンドを活用することで、下げ相場でも利益を狙うことができる ・1万円程度から好きな金額で投資可能 ・確実に売買できる(※) ・一般的に、ETFの信用取引よりも保有コストが割安 ・金額買付・積立買付の場合、NISA口座も利用可能 ・株式や他の投信と損益通算可能 ・特定口座を利用した簡便な税務管理が可能 とあり、物は言い様というか内容はアレなのですが、何か凄く良さそうに見えるから不思議です。 ある程度先

米国の利上げは新興国通貨にどのような影響を与えるのでしょうかね

とうとう米国が利上げのターンとなったようです。 利上げ自体は米国の好景気の現れと思いますが、新興国特に対外債務が大きい国には少し悪い影響を与えるのかもしれません。 ほとんど影響は出ないのか通貨危機のような深刻な状況となるのか分かりませんが、またまた 対外債務の大きい新興国通貨 の状況を見ておきたいと思います。 対外債務の大きい新興国5ヶ国 これまで同様、ブラジル・インド・インドネシア・トルコ・南アフリカの5ヶ国の為替推移(1年チャート)の状況をGoogleFinanceで確認しています。 対ドルで見た場合はブラジル(紫)と南アフリカ(黄)はやっぱり通貨安の方向の感じで、その他3ヶ国は落ち着いてきているのかなという感じもします。 トルコについては意外にも9月頃からあまり水準が変わっていないようです。 ついでに対円で見た場合ですが、前回とさほど変わりがないようにも見えますが、こちらもブラジルと南アフリカは円高傾向でしょうかね。 こう見るとブラジルと南アフリカは少し通貨安の傾向なんでしょうね。 一般的に利上げを行った国の通貨は高くなると言われているようですが、随分と引っ張ったので既に折り込み済なのかもしれません。 また来年の円高を予想するアナリストも増えてきているように感じ米国の利上げは円安の転換点になるのかもしれないですね。 もし大きく円高が進むと外貨建て資産の円建て評価額が下がるので個人的には程々に推移するのが好ましく思っていますが、ここ数年で円安方向にだいぶん進んだので、ある程度の円高は仕方ないのかなとも思っています。 まあ結局為替の推移も予測困難なのでどちらになっても良いようにリスクを抑えていきたいと思います。 少し期間をおいてまた様子を見てみるとしましょう。

当面の投資スタイルについて再整理してみました

しばらくの間、自分に向いている投資スタイルについて考えたりしていたのですが、ある程度決まってきたような感じもあり投資スタイルのようなものを整理しておきます。 今後も見直しつつ資産運用することとなると思いますが、そこまで面倒くさくなく、自分にあった方法ということで以下のような感じになりました。 当面の投資スタイルについて まず資産運用の目的や目標ですが、不安のない生活を送るための金融資産の確保と、インフレ率以上の運用リターンを目標としています。 アセットアロケーションについては特定の資産に偏りが出ないよう広く分散投資を行うようにしようかという程度で比率よりは資産全体のリスク値や想定リターンを気にかけていきたいと思います。 といってもリスク値や想定リターンも切り取る期間によりムラがあるのであくまで目安として、基本的にはリスク値が低位になるようにし、周期的に起こる調整や下落の際には許容できるリスクの範囲内でリスクを取っていこうと思っています。 リスク値や想定リターンの算出は「myindex」を使用し、高配当ETFなど主要な指数とは異なる商品は最も近い資産カテゴリとして勘定してます。 購入対象ですが主に指数に連動する投資信託や国内ETFを中心とし、利回り水準を参考に極力売買にかかるコストを抑えて積立てを行う予定です。 購入資産の売却については場合によっては課税を含めコスト的にあまり好ましくありませんが利回り水準やリスク資産の比率を目安にして売却も行い、インバース型ETFも活用しています。 基本的には国内ETFを中心とした購入を考えていますが、この辺はこだわりもないので柔軟にやりたいと思います。 また長期ではメリットが多そうなバランス型ファンドの活用については控えめにするつもりです。 アクティブ型ファンドの活用については慎重に考えていますがコストや方針が合うものがあれば少額購入するかもしれません。 とりあえず大きなリターンより安定した運用を行うことが出来ればいいなと思っております。 迷いの歴史 時間をかけて考えた割に、あまり具体的ではなくテキトーというかアッサリした感じになっていますが、無い知恵を絞って考えた所もあるのでここに至るまでの過程のようなものを引用しておきます。 まあ結局は、正しいとか間違っている

純金上場信託[ETF:1540]ほかいくつかETFを購入しました

今週は色々イベントがあり値動きもメチャクチャな感じでしたが結果としていくつかのETFを購入しました。 個人的には忘年会のピーク週で飲んでばかりだったような気がします。 今週の売買メモ 実践記録ということで売買があった週はメモ程度の記録を残していきたいと思います。 今週は以下のETFを購入しました。 基本、松井証券で最低単位で購入してます。 ちょっと不安定な感じが続いており積極的に購入するような状況でもないように感じていますが。 [1348]MAXIS トピックス上場投信 [1357](NEXT FUNDS) 日経ダブルインバース上場投信 [1540]純金上場信託(現物国内保管型) [1560](NEXT FUNDS)マレーシアKLCI連動型上場投信 [1589]iシェアーズ米国高配当株ETF(MS配当F) 今週は終わってみると日経平均株価も18,562.51~19,869.08の値幅と、購入したETFを見ても意味不明な感じになっています。 「純金上場信託(現物国内保管型)」と「(NEXT FUNDS)マレーシアKLCI連動型上場投信」以外は変動の大きさに前週末に出していた注文に引っかかったような感じでした。 インバース型ETFについては週初に売却 してたのですが、週末にはダブルになって買い直したような結果になっています。まさか注文にかかるとは思っていなかったのですが。 ちなみに [1357]については12/18から受付を再開した とのことで、しばらくの運用状況は逆に安全かなと考えています。 しかし最近は本当にメチャクチャな値動きが続いていますね。

分配金利回りから見た国内ETFについて(2015年12月)

12月もはや半ばとなりましたので国内ETFの分配金利回りを確認してみます。 現時点での利回りについて 今後購入するかもしれない国内ETFを中心に利回りを確認しています。 直近1年の分配金を元に現時点の分配金利回りといくつかの目安になる利回り水準の価格を表にしています。 ”現利回り”は2015年12月17日時点の数字です。 銘柄 コード 直近分配金 現利回り 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 4.0% MAXIS トピックス上場投信 1348 25.1 1.56% 1,673 1,255 1,004 836 717 627 MAXIS 日経225上場投信 1346 254.0 1.28% 16,933 12,700 10,160 8,466 7,257 6,350 MAXIS JPX日経インデックス400上場投信 1593 194.0 1.35% 12,933 9,700 7,760 6,466 5,542 4,850 (NEXT FUNDS)野村日本株高配当70連動型ETF 1577 501.0 2.22% 33,400 25,050 20,040 16,700 14,314 12,525 上場インデックスファンド日本高配当 1698 39.3 2.30% 2,620 1,964 1,571 1,310 1,122 982 MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 1550 33.4 1.62% 2,226 1,670 1,335 1,113 954 835 SPDR S&P500 ETF 1557 493.1 1.94% 32,874 24,656 19,724 16,437 14,089 12,328 iシェアーズ米国高配当株ETF(MS配当F) 1589 249.0 2.74% 16,600 12,450 9,960 8,300 7,114 6,225 i シェアーズエマ株ETF(MSCI エマIMI) 1582 89.0 1.78% 5,933 4,450 3,560 2,966 2,542 2,225 (NEXT FUNDS)タイ株式指数連動型上場投信 1559 72.0 2.60% 4,800 3,600 2,880 2,400 2,057 1,800 (NEXT F

米国利上げを前に「フィデリティ・USリート・ファンド」が人気らしい

ついに今週米国の利上げが決定されるかもしれないという最中「フィデリティ・USリート・ファンド」が人気となっているようです。 リート資産については利上げの影響がどう出るのか興味があることもありちょっとファンドの概要について確認してみました。 ファンドの概要 ほぼファンド名称そのままですが、米国の取引所に上場されているリートへの投資を行うファンドのようです。 ファンドには為替ヘッジの有無による2つのコースが設定されているようですが12月のSBI証券ファンドランキングでは為替ヘッジなしのコースが人気となっているようですね。 コスト面では、 購入時手数料 :2.16%(*1) 信託財産留保額:0.3% 信託報酬   :1.512%(税込) 信託期間   :無制限 収益分配   :毎月 (*1)SBI証券で500万円未満(金額指定)の場合 となっているようです。 ベンチマークの違いはあるもののコスト面から「 SMT 米国REITインデックス・オープン 」でもいいんじゃないかなと思う所もありますがどうなんでしょうかね。 最新の月次レポートも見た感じは業種別組入比率もそこまで大差がないような感じで、やはり毎月分配が人気化の理由なんでしょうかね? どんどん増えてる純資産総額 とりあえず人気らしいので3年前からの純資産総額の推移を見てました。 基本的には右肩上がりのようですね。 分配金も2009年10月頃からは1万口あたり100円程度を維持しているようで設定した頃から保有している方は良いパフォーマンスをあげているのかもしれません。 とりあえず米国の利上げによりどのような影響をうけるのかちょっと運用状況を見ていきたいと思います。 本当に年内利上げするかどうかはまだ分かりませんが。

インバース型ETFを活用してみた結果気になったことなど

少し前からお試しで保有していたインバース型ETF ですが、株価が結構下落したことにより売却となりました。 少額だったため、さしたる効果はありませんでしたが価格変動抑制のため保有してみて気になった事などメモしておきます。 インバース型は活用できる? そもそもの保有目的というと リスク資産全体の価格変動抑制としてインバース型が活用できないのか という所からはじまりました。 株価などの価格は上がったり下がったりするものなので急激に上がった後は、ある程度の反動がくることが想定されます。 上がる分には良いのですが下がる際の変動抑制としてなんとか活用できないのかなと思ってましたが、結果としてはまあ少しは活用できるのかなという感じもしました。 ただうまくいかない事も多いだろうし手間に合うかどうかというとちょっと疑問ですね。 保険的に少しだけ活用するのはアリなのかなと思いました。 活用してみて気になったこと 今回はたまたま良い結果となりましたが保有してみて少し気になったこともありました。 指数に連動するとは限らない これはインバース型ETFに限った話ではないのですが、保有期間中にたまたま ダブルインバースETFの騒ぎ があったこともあり、こういった特殊な指数連動を行うETFを保有するのはちょっとリスクが高いのかなと思いました。 保有資産もインバース型ETFもダブルで下落とか訳の分からない状況を起こりえるわけで考えただけでちょっと怖い感じです。 国内株式はいいけど他資産の場合は 国内株式の場合は活用できる国内ETFがありますが、海外資産やリートのインバース型は国内ETFでは存在しないようですね。 海外ETFを見るとベア型としていろいろ選択肢があるようですが海外ETFを活用してまで...という感じです。 レバレッジ・インバース型は人気があるようなのでそのうち色々な指数を対象にした国内ETFが出るのかもしれませんが。 その他、細かく気になる点はありつつも急激に価格が変動した場合などはまた活用してもいいかなと思っております。 良い機会があればいいんですけど。 まあ今回いい所で売却できたのか、まだまま価格が下がるのかはわかりませんが、ちょっと前の買われすぎという状況ではなくなったのでないかなと思っていま

リスク値の計算方法を学びそして思う

アセット比率やポートフォリオを構築する際にリスク値が重要と言われたりしますが一体どうやって算出しているのでしょうか。 知らなくてもいいような気もしますが知っておいて損はないだろうということでリスク値の計算方法について少し調べてみました。 リスク値とは 投資信託などではリスク値は収益率(月次)の標準偏差を年率換算した値を指すことが多いようです。 標準偏差は平均値からのバラツキの程度を表す数値のため、期待リターンからの変動率を意味すると考えてよさそうです。 で、どうやって計算するかですがちょっと調べた所、時系列データの変動率を確認し、それらのデータ郡の標準偏差を求めて月次や週次データの場合は年率換算すれば良いようですね。 標準偏差はexcelの場合だとSTDEV関数を使うと確認できるので時系列のデータがあればとりあえず算出できそうです。 年率換算については「 教えて!Goo 」で参考になりそな回答がありましたのでご参考にどうぞ。 ちょっと試しに「SMT TOPIXインデックス・オープン」の時系列データを参考に過去3年の月末データを元にリスク値を確認したところ約16.52%でした。 私も良く利用している「myindex」ではリスク値が17.9%となっており、期間が長くなるにつれこの値に近くなっていくのでしょうかね。 対象とする期間が大事そうですが、算出自体は意外と簡単にできそうです。 せっかくなので色々確認 算出方法が分かったので、ちょっといくつかのパターンでリスク値を調べてみます。 対象として「SMT TOPIXインデックス・オープン」の時系列データを使用し、2012年12月から2年間の月次データについて6営業日目/12営業日目/月末日のそれぞれを1ヶ月ずらしながら3×12の36パターンでリスク値をみてみました。 それぞれ2年間のデータ数24個(月次データ)相変わらずデータ数は少ないです。 6営業日目 12営業日目 月末日 2012/12~ 18.69% 26.31% 15.43% 2013/01~ 17.41% 25.66% 14.57% 2013/02~ 17.15% 25.72% 15.09% 2013/03~ 17.26% 25.59% 14.64% 2013/04~ 16.60

ブログデザインを一部変更予定(メモ)

ちょっと前まではブログへのアクセスが全くなかったので派手にブログデザインを変更していたのですが、最近は時々アクセスがあるのであまりブログデザインの変更をしてませんでした。 そんな中、少し見直したいなと思う所が出てきたので隙を見て変更していこうかと思います。 変更予定 ヘッダ部のラベル 大雑把な分類分けでヘッダ部にラベルを用意していますが資産運用の実践ブログなので売買記録を追加しようと思います。 といっても今のところまだそんなに売買をしていないので記事数が少ないため、もう少し売買の記事が増えてからになりそうですが、「暇つぶし」を外して「売買記録」を追加しようと思います。 また売買に関連する記事は、売買を行った週末にまとめて投稿しようかなと思っています。 サイドバーと広告記事 いろいろ詰め込んでいるサイドバーですが、ラベルクラウドやRSSフィード、amazonウィジェットを上の方へ、アーカイブやプロフィールは下の方へ変更しようと思います。 ラベルクラウドはヘッダーラベルの補完として、amazonウィジェットは露天商気分で最近買ったり読んだりした物を表示させています。 広告については、記事の途中の広告はちょっと紛らわしい場合もあったので、極端に長い記事でもない限りはナシの方向にしたいと思います。 初期はブログデザインもアイキャッチ画像が風景写真だったり色合いも青を基調としていたりと今とは全く違う感じでした。 ちょっとシックリこなかったので画像をフラットアイコンに変えたり配色を見直したして現在のデザインになっています。 柔軟にカスタマイズが出来るという理由でbloggerを選択しましたがちょっと敷居が高かったかもしれず、ブログもいろいろ調べなからの運用となっております。 とはいえ自由度が高く結構楽しんでやっており良い暇つぶしになっています。

バランスファンドの活用について少し見直しました

少額から幅広い資産に分散投資ができるバランスファンド。 現在、リスク資産のうち約70%くらいをバランスファンドで運用していますが、少し運用する中で良い所と個人的に合わない所が分かってきたので今後の活用をどうしようかと少し整理しました。 バランスファンドの良い所 まず個人的にバランスファンドの良いと思う所ですが、少額から幅広い資産へ分散投資が出来る点になると思います。 投資信託は自動積立てなどを活用すると毎月500円程度から購入できますが、そんな少額の投資においても国内外の株式・債券・リート資産へ分散投資を行うことができます。 また定期的に手間のかかるリバランスを自動で行い、しかも比較的低コストで運用できることから積立てによる資産形成を行う際には非常に便利な投資信託だと思っています。 自分にちょっと合わなそうな所 分散投資、自動での運用、低コストと長期の資産運用を行うにあたり良いことづくめな感じですが少し運用をしていくなかで、いくつか自分には合わなそうな点もあるように感じました。 資産配分が見直しにくそう 当面は全くもって問題ないのですが、これから長期で運用していくとした場合、新興国資産や債券資産への投資比率はどこかのタイミングで見直すことになると思います。 で、いざ比率を見直すとなった場合、バランスファンドを中心とした運用の場合、ちょっと大変なんじゃないかなと思いました。 比率見直しだけのためにバランスファンドを売却するというも面倒な話で、運用の後期においてちょっと悩ましい問題となりそうです。 特定資産だけ積立てすることが出来ない バランス型なので当たり前ですが、特定の資産のみを積立てすることが出来ません。 その事自体は商品の特性なので仕方ないのですが、結局バランスファンドと個別インデックスファンドの両方を活用し運用する場合、管理の手間はそんなに変わらないように感じ始めました。 そんなに忙しいという訳でもない これが一番大きいのですが、バランスファンドを活用する理由の一つとして運用にかかる手間が少ないという事が考えられると思います。 そういった観点から考えると、忙しい時もあるもののブログを書く暇なんぞもある自分なんかはバランスファンドでなくてもあまり支障がないんじゃないのかと思いまし

最近の債券インデックスファンドの利回りについて(2015年12月)

株式資産が少し下落しているようですが、そんな時は債券資産がバランス役になってくれるのでしょう。 ということで、11月末の債券インデックスファンドの最終利回りについて確認してみたいと思います。 債券ファンドの最終利回り 例によってFunds-iシリーズより債券インデックスファンドの最終利回りと、おまけで個人向け国債変動10年も確認しておきます。 国内 先進国 先進国H 新興国 新興国H 個人変動10年 2015/12 0.40% 1.30% 0.30% 7.00% 4.20% 0.21% 2015/11 0.40% 1.20% 0.90% 6.80% 5.10% 0.21% 予想はしていましたが、かなり地味な変動ですね。 米国の利上げがあれば多少は動きがでるのかもしれないのでしばらくは様子を見るとしましょう。 債券インデックスファンドも低コスト化 前回まとめた時には ニッセイインデックスシリーズの信託報酬引き下げ がありましたが、今回は たわらシリーズの登場 で債券インデックスファンドがさらに扱いやすくなった感じです。 それぞれの運用状況を確認していく必要はありますが、今後先進国債券は 低コストのインデックスファンド を選択する形で積立てていこうかと思っております。 新興国債券は当面 国内ETF(1362) が中心となりそうです。

新たなロボットテクノロジー関連株ファンド「愛称:ロボテック」が登場したようです

現在、ロボット産業に投資を行うファンドの人気が高いようですが最近新たに「ロボテック」というファンドが設定されたようです。 期待される産業分野ということで投資対象とするファンドも増えることだろうと思っていましたが、どのようなファンドか少し確認してみました。 ロボテックファンドの概要 例によって目論見書からロボテックファンドの特徴を確認しました。 主な特徴ですが、 ・国内外のロボット関連企業の株式に投資 ・株式の運用は「アクサ・インベストメント・マネージャーズ」が行う ・「ロボット関連株式ファンド」への投資割合を高位に維持する ・為替ヘッジを原則行わない ということがわかりました。 あまり前ですが「ロボティクスファンド」と似た感じです。 その他の主だった情報としては、 購入時手数料 :3.24%(500万円以内/SBI証券の場合) 信託財産留保額:なし 信託報酬   :年率1.782%程度(税込) 信託期間   :2025年9月12日 収益分配   :年2回型 とコスト面も「ロボティクスファンド」と似た感じでちょっとコストが高いなあという印象。 「ロボティクスファンド」と比べると少しだけ信託報酬が低く設定されているようです。 ロボティクスファンドとの違いは運用会社? 基本的に同等のファンドと見て差し支えなさそうで違いは銘柄選定など運用会社の違いがパフォーマンスの差となりそうです。 また注意したいポイントなども「 ロボティクスファンド 」と同じ感じでしょうかね。 ファンドの紹介動画などもあるようですので興味のある方はどうぞ。

第4回!eMAXIS「ポートフォリオの達人」の結果を振り返る

ちょっと忘れていたのですが、第4回「ポートフォリオの達人」のコンテスト期間が終了いたしました。 結果からいうと”堅実型”の133位と思ったよりは良い結果でした。 いろいろあった4ヶ月間、少し振り返っておきます。 第4回の個人成績など まず参加の際のポートフォリオですが最終的に以下で登録していました。 期間中に円高に進むのではないか、国内の株式も調整に入るのではないかという見通しで海外資産なし・債券多めにしていました。 コンテスト期間中の順位の推移(堅実型)ですがサイトでは全期間通しての推移が見れなかったのでちょっと作ってみると、 このような感じで、8月下旬から10月くらいまでの不安定な状況が順位の変動に現れています。 コンテスト開始時と終了時で為替も株価もそこまで水準が変わっていないためちょっと目論見が外れたような感じですが結果としては上出来ではないでしょうか! 50位以内に入ってきてれば少しおもしろかったのですが、なかなかうまくは行かないようです。

投資信託の低コスト化が進む中で購入価格もちょっと考える

ファンドを選択するときにかなり慎重に確認する運用コスト。 もっと重要な筈の購入価格ですが、こちらは自動積立での購入が推奨されています。 そんな中、ヘンな価格で購入したりしないよう、なんとかうまい方法はないのかと考えた時の様子を備忘程度に書いておきます。 注.たいした結論は出ません 運用コストと購入価格について 運用コストはとても重要視され0.01%の差でインデックスファンドの良し悪しを語られることがあります。 で、この0.01%の差を購入価格で置き換えるとどのくらいなのかという話なのですが単年で考えると基準価格を10000とすると1程度なんでしょうか。 結構値動きの少ないTOPIXなんかを見ても日々1%前後は変動することはザラであり、たまたま高く買った(安く買えた)と言う運要素で数十年分の運用コスト差分がふっとんでしまいます。 購入時と売却時ともに、たまたまヘンな価格で購入してしまうとせっかくの低コスト運用の有り難みが大分減ってしまうわけです。 こういった日々の変動によりヘンな価格で購入しないための何か良い方法はないのかとちょっと考えていました。 良い回避方法なないのだろうか 現時点でなんか良い方法ないかなと考えた時、選択肢としては以下のような方法があるのかなと思いました、思いつき順です。 変動幅が少ない商品を活用する この問題を一番手間なく解消出来そうなのは変動幅が低いファンドを扱うのが楽なんでしょう。 そもそも変動幅が少なければおかしな価格で買う確率も減らせるはずです。 この方法の場合はバランスファンドが妥当な選択肢となるのかもしれません。 たぶん債券資産の比率が多いほど安定するでしょう。 ETFを活用する こと購入価格に関しては一番間違いがない方法でしょうか。 問題は注文の手間になりそうで、ほったらかしで積立てしたい場合には敷居が高そうです。 ポートフォリオ内でパフォーマンスの低いファンドを購入する ポートフォリオ内でパフォーマンスの悪いファンドを購入することで安く買えたような錯覚を得るという方法も心理的に有効なのかもしれません。 ようは当人が安く買えたと思えたならそれが一番で、みんな幸せという考え方ですね。 主に心理的な効果を期待したものですが長く続

ダブルインバース型ETF(1357)がおかしい動きをしているらしい

対象とする指数の-2倍に連動することを目標とするダブルインバース型ETFですが近頃「NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース(ETF:1357)」が不思議な値動きをしているようです。 不思議といっても基本的には指数に沿った値動きとなる筈なんですが、いったいどんな感じの値動きとなっているのか少し確認してみました。 最近の値動きの様子 いろいろ調べてみると日経平均が上昇しても価格が上昇したりその逆もあったりしているということのようで、とりあえず価格変動の状況を確認してみました。 10月上旬頃からの「日経225の変動率×-2倍」(青線)、「NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース(ETF:1357)」(黄線)、比較対象として「日経平均ベア2倍上場投信(ETF:1360)」(赤線)です。 こうして見ると11月上旬頃からあまり連動していない感じですね… 11月以降の相関係数は0.75くらい、やや強い相関でしょうか。 「日経平均ベア2倍上場投信(ETF:1360)」はほぼ指数に連動しているようでもあり、これはちょっとよくわからないことになっています。 不可解な動きの原因 動きが謎すぎるので「NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース(ETF:1357)」の専用サイトを見てみたところ、10月14日に不可解な動きの原因についてアナウンスがあったようです。 内容としては以下のETFについて「平成27年10月16日の申込み分より、一時的にその受付を停止する」とあります。 (ETF:1357)日経平均ダブルインバースインデックス (ETF:1570)日経平均レバレッジインデックス (ETF:1571)日経平均インバースインデックス 停止する理由についてサイトから引用しますと、 今回の措置は、投資家の皆様に、運用会社として、引き続き基本方針に適う投資成果を提供していくことを目的とし、先物市場の流動性等をふまえて、運用資産規模を適正な範囲に維持するためのものです。よって、商品性、運用に変更はありません。 とありました。 良くわからないのですが運用資産規模に対し買い需要が大きくなりすぎた事による対応のようにも読めます。 今後どうなるのか分かりませんがしばらくはおかしな動きが続くのかもしれません。

インデックスファンドシリーズの信託報酬などコストの比較

インデックスファンドの低コスト化が続いていることもあり少し横並びで見てどんな状況か整理してみました。 時々、状況を反映していこうかと思います。 運用コスト比較 まずシリーズ展開しているインデックスファンドについて各資産毎の信託報酬(税抜)を表にしてみました。 信託報酬(税抜) ファンド 株式 債券 不動産 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 iFree 0.190% 0.210% 0.340% 0.140% 0.180% 0.220% 0.290% 0.310% - たわら - 0.225% 0.495% 0.150% 0.200% - 0.300% 0.350% - ニッセイ 0.180% 0.200% - 0.145% 0.170% - 0.250% 0.270% - eMAXIS 0.400% 0.600% 0.600% 0.400% 0.600% 0.600% 0.400% 0.600% 0.600% SMT 0.370% 0.500% 0.600% 0.370% 0.500% 0.600% 0.400% 0.550% 0.600% Funds-i 0.400% 0.550% 0.600% 0.400% 0.550% 0.600% 0.400% 0.550% - 後発のインデックスファンドシリーズのコストが低いことが目立ちます。 といってもどれも低コストなんですが並べてみると資産によっては結構な差があるようですね。 資産クラス毎に見ると、一部連動対象とする指数が異なるファンドもあります。 なお、国内株式はTOPIXでの比較となっています。 iFreeの国内債券は新発10年国債の利回りに応じて変動するとのことです。 信託財産留保額 一部のインデックスファンドには信託財産留保額が発生する資産もありますので参考までに確認しておきます。 ファンド 株式 債券 不動産 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 たわら - なし 0.30% なし なし - なし なし - SMT 0.05% 0.05% 0.30% 0.05% 0.05% 0.30% 0.05% 0.05% 0.30% eMAXIS なし なし 0.30

「たわらノーロード」シリーズラインアップ拡充!俵が増えた!

ちょっと前に話題となった「たわらノーロード 日経225」ですが早くもシリーズ展開されるようです。 プレスリリースを見ると”シリーズ第2弾”とあり第3弾、第4弾と続くのかと気になる所ですが、とりあえずシリーズ第2弾を確認してみます。 シリーズ第2弾で主要5資産追加 気になるシリーズ第2弾ですが国内債券、国内リート、先進国株式、先進国債券、先進国リートの5資産に対するインデックスファンドが追加設定されようです。 設定日は2015年12月18日のようでもう間もなくといった感じですね。 運用コスト的には以下の通りで同等のインデックスファンドと比べ最低水準となっています。 銘柄名 信託報酬(税抜) 対象指数 たわらノーロード 国内債券 0.150% NOMURA-BPI総合 たわらノーロード 国内リート 0.300% 東証REIT指数(配当込み) たわらノーロード 先進国株式 0.225% MSCIコクサイインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) たわらノーロード 先進国債券 0.200% シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし) たわらノーロード 先進国リート 0.350% S&P先進国REITインデックス(除く日本、円ベース、配当込み、為替ヘッジなし) 思ったより速い第2弾です シリーズ展開を予告していたとはいえこんなに早く第2弾があると思いませんでした。 しかも5資産追加ということで一気にたわらシリーズが充実しました。 個人的には国内株式としてTOPIX連動や新興国資産のファンド設定も期待していますが、これらは第3弾以降の楽しみとしたいと思います。 第3弾も結構早くリリースされるかもしれませんね。

資産運用で迷ったら?「SMARTFOLIO」サービスでリスク許容度などチェックしてみました

自分も長期での資産運用をはじめるときアセットアロケーションやポートフォリオなどについてとても悩みました。 誰しも通る道なのかもしれませんが、みずほ銀行にて資産運用ロボによる無料のアドバイスサービス(SMART FOLIO)が10月30日より開始しているとのことでちょっと試してみました。 まあ今でも悩みながら進んでいるんですけど。 「SMART FOLIO」サービスとは さっそく 専用サイト で概要を確認しました。 まず「SMART FOLIO(スマートフォリオ)」ですが、 「SMART FOLIO(スマートフォリオ)」とは、スマートとポートフォリオを組み合わせた造語です。 <みずほ>は、お客さまの安定的な資産形成をサポートするため、 賢く(スマートに)、リスク分散した資産構成(ポートフォリオ)を通してご提案します。 と説明があり、いくつかの選択肢を選ぶことで、オススメのポートフォリオを提案してくれるサービスのようです。 所要時間は2分程度で個人情報等サービス登録は不要とのこと、簡易でいいですね。 資産運用ロボにアドバイスしてもらいました 診断を開始すると、まず留意事項や注意事項がツラツラと表示されます。 この手の説明文は目を通すのが大変ですが一通り読んで見た所、特に気になる内容がなかったので診断を開始しました。 質問内容としては「年齢」、「資産運用の目的」、「年収」など7項目ありますが、確かに2分程度で終わる感じです。 質問への回答を終えるとモデルポートフォリオ等のアドバイスが表示されました。 結果ですが… 「リスク許容度が最大」で以下のような資産構成比を提案されました! 株式・リートで95%とリスク取り過ぎな気がしますがどうなんでしょうかね。 個人的には許容リスクは低めにと考えているのですがアドバイスとしてはもっとリスクを取ってもいいのでは?という感じでしょうか。 なお、モデルポートフォリオの診断結果では、 ・過去チャート(3年、5年、10年) ・将来チャート(イメージ) ・国別構成比 なども確認することができます。 その他にもアドバイス結果に基づいてi-mizuhoシリーズのインデックスファンドの投資金額の配分なども確認できるようですね。 なかなか

資産運用実践記録(2015年11月末)

結局11月もアメリカの利上げはなく、わりと平和に終わったような印象です。 日経平均はまた2万円まで戻してきましたが、今年もはやくも12月になってしまいまして、どの程度の水準で大納会を迎えるか楽しみになってきました。 リスク資産推移状況 「 マネーフォワード 」から直近6ヶ月のリスク資産の推移です。 今月は月の後半から ネット証券口座の整理をしてた くらいで新規の積立てはあまりしていません。 そのためリスク資産の推移もあまり変わりない感じです。 アセットアロケーション状況 11末現在は以下のような感じになっています。 目安 無リスク 株式 債券 不動産 純金 リターン リスク 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 国内 先進国 新興国 11月末 1.3% 1.9% 87.4% 0.8% 5.0% 1.6% 0.5% 1.5% 1.0% 0.5% 0.8% 0.3% 0.6% 10月末 1.2% 1.8% 88.0% 1.3% 4.5% 1.5% 0.4% 1.2% 1.0% 0.4% 0.8% 0.4% 0.5% 09月末 1.2% 1.8% 88.2% 1.5% 4.2% 1.5% 0.4% 1.2% 0.9% 0.4% 0.8% 0.4% 0.5% 08月末 1.1% 1.6% 89.7% 0.5% 3.8% 1.5% 0.4% 1.2% 0.9% 0.3% 0.8% 0.4% 0.5% 07月末 1.1% 1.6% 89.5% 0.4% 3.7% 1.5% 0.4% 1.3% 1.0% 0.3% 0.9% 0.5% 0.5% 今月から少し表を変えてみました。 流石にもう少しリスクを取った方が良いだろうと思う反面、まあ下がるまで待てばいいかと思う所もありなかなか積立てが進んでいない感じです。 とりあえず 想定リターンが2%となるくらいまで はリスク資産の比率を上げておこうかなと。 積立て方をどうするかという話 はありますが、平時はリスクを低めに運用していきたいと思っています。 もう気分は来年からという感じになっていますが。 主要アセットとの比較 現在のリスク資産の比率で各アセットを保有してたと想定した場合の主要アセットとの資産変動イメージです。